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年末年始休診のお知らせ

2025.12.12

2025/12/27から2026/1/4まで休診とさせて頂きます。
上記期間以外は通常通りの診療となります。
宜しくお願い致します。

投稿者:神保町整形外科

首の痛みは場所で原因が違う?前・後ろ・横の痛みを徹底解説

2025.11.30

「首が痛い」と感じたとき、その痛みがどこにあるかによって原因が異なることをご存じでしょうか。 首の前側が痛むのか、後ろ側なのか、それとも横なのか・・・痛みの場所を正確に把握することが、適切な治療への第一歩となります。 デスクワークやスマホの長時間使用が当たり前になった現代では、首の痛みに悩む方が急増しています。朝起きたときに首が回らない、長時間同じ姿勢でいると首が重だるくなる、頭痛やめまいまで出てくる・・・こうした症状は決して珍しいものではありません。 神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しており、痛みの原因を丁寧に評価したうえで、一人ひとりに合わせた治療を行っています。

首の痛みが起こる場所と主な原因

首の痛みは、その発生場所によって考えられる原因が大きく異なります。 前側・後ろ側・横側のどこが痛むかを把握することで、適切な対処法が見えてきます。ここでは、場所ごとの特徴的な原因について詳しく解説していきます。

首の前側が痛む場合の原因

首の前側に痛みを感じる場合、いくつかの特徴的な原因が考えられます。 まず注目すべきは、リンパ節の腫れです。風邪や扁桃炎、咽頭炎などの感染症があると、首の前側にあるリンパ節が反応して腫れ、痛みを伴うことがあります。発熱や喉の痛みを併発している場合は、この可能性が高いといえます。 また、甲状腺の問題も首の前側の痛みと関連することがあります。甲状腺は首の前側、気管の表層に位置する臓器で、ここに腫瘍や炎症が生じると痛みが現れることがあります。 さらに、長時間のスマホ使用による姿勢の悪さも見逃せません。 スマホを見る際、多くの方は頭を前に突き出し、うつむいた姿勢を長時間続けます。この姿勢では首の前側の筋肉に大きな負担がかかり、痛みや違和感につながるのです。

首の後ろ側が痛む場合の原因

首の後ろ側の痛みは、最も多く見られる症状の一つです。 主な原因として、姿勢の悪さによる筋肉の緊張が挙げられます。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、猫背での作業を繰り返したりすると、首や背中の筋肉が緊張し続け、血行不良を引き起こします。その結果、首の後ろに張りやこり、痛みが生じやすくなります。 ストレートネックも首の後ろ側の痛みと深く関わっています。 通常、首の骨は緩やかにカーブしていますが、長時間のスマホやパソコン使用によってこのカーブが失われ、真っすぐになってしまうことがあります。この状態では頭の重さを筋肉だけで支えることになり、首の後ろ側に大きな負担がかかります。 加齢による椎間板の変化も無視できません。椎間板は椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしていますが、加齢によって水分が減少すると、骨の衝撃をうまく緩和できず、痛みが生じることがあります。

首の横側が痛む場合の原因

首の横側に痛みを感じる場合、寝違えが代表的な原因として挙げられます。 朝起きたときに首の横側に強い痛みがあり、首を回しづらいという症状は、多くの方が経験したことがあるでしょう。これは睡眠中の不自然な姿勢や、寝具が体に合っていないことが原因で起こります。 また、骨格のゆがみも首の横側の痛みと関連します。片足に体重をかける癖がある、バッグを常に同じ方の肩にかけるといった日常的な癖によって、骨格にゆがみやねじれが生じやすくなります。骨格のゆがみは筋肉に負担をかけたり、神経を圧迫したりして、首の横側にこりや痛みを引き起こすのです。 さらに、後頭神経痛という症状も首の横側の痛みの原因となります。 これは首の後ろから頭にかけて走る神経が刺激されることで発生し、突然ピリッと電気が走るような痛みが特徴です。片側だけに痛みが出ることが多く、デスクワークが多い方やストレスが溜まっている方に起こりやすい症状です。

首の痛みを引き起こす主な病気と症状

首の痛みの背景には、さまざまな病気が隠れている可能性があります。 単なる筋肉の疲れと思っていたものが、実は治療が必要な疾患だったということも少なくありません。ここでは、首の痛みを伴う代表的な病気について、その特徴と症状を詳しく見ていきます。

頚椎症(変形性頚椎症)

頚椎症は、主に加齢によって首の椎間板が変形し、脊柱管が狭くなることで脊髄が圧迫される病気です。 女性よりも男性の方が罹りやすい傾向があります。代表的な症状として、手の指先のしびれ、歩行時のふらつきやつまづきやすさ、首・肩・腕の痛み、さらには排尿障害などが挙げられます。 治療には、理学療法でのリハビリに加え、痛みを和らげるための飲み薬や湿布、痛みがひどい場合は神経ブロック注射が用いられることもあります。神保町整形外科では、必要に応じてレントゲンや超音波検査を行い、症状の背景にある筋肉・関節・神経の状態を丁寧に把握したうえで、最適な治療を組み合わせています。

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症は、神経根が圧迫されることで肩から腕にかけての痛みが発生し、手指のしびれが出現する病気です。 一般的に首を後ろに反らせた際に痛みが強くなるため、上を向く動作が困難になるという特徴があります。治療には長期間かかることもあり、痛みの程度によって消炎鎮痛薬が用いられる場合があります。 当院では、症状に合わせて飲み薬、湿布、ブロック注射、物理療法(電気・温熱・超音波)、理学療法士による運動療法を組み合わせ、無理のない治療を行っています。

ストレートネック(スマホ首)

ストレートネックは、本来緩やかにカーブしているはずの首の骨が真っすぐになってしまう状態を指します。 医学的には「頭頸部前方位姿勢」と呼ばれることもあります。スマートフォンやパソコンを長時間使用することで、頭を前に突き出し、うつむいた姿勢を続けることが主な原因です。 この状態になると、頭の重さを筋肉だけで支えることになり、首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。 首や肩の痛み、頭痛、手のしびれ、めまい、吐き気といった症状が現れ、さらに自律神経の乱れによる不眠や動悸、耳鳴り、目の不調なども引き起こす可能性があります。神保町整形外科では、筋肉の緊張緩和・姿勢改善・痛みを抑える治療を組み合わせて対応し、理学療法士による運動療法やストレッチで再発しにくい体づくりを目指しています。

帯状疱疹

首の痛みの背景に、帯状疱疹が隠れていることもあります。 帯状疱疹は、過去にかかった水ぼうそうのウイルスが再活性化することで発症し、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが出るのが特徴です。初期症状として、ピリピリ・チクチクする痛みが片側だけに現れることが多く、発疹が出る前から痛みを感じることもあります。 早めに治療を始めることで、重症化や後遺症を防ぐことができます。発疹が現れたらすぐに医療機関を受診し、抗ウイルス薬を処方してもらうことが重要です。

首の痛みを予防・改善するための方法

首の痛みは、日常生活のちょっとした工夫で予防・改善できることが多いです。 痛みが出てから対処するよりも、普段から首に負担をかけない習慣を身につけることが大切です。ここでは、今日から実践できる具体的な予防法と改善法をご紹介します。

姿勢を見直す

首の痛みの最大の原因は、姿勢の悪さです。 パソコン作業やスマートフォンの使用、車の運転など、長時間同じ姿勢を続けることで筋肉の緊張や血行不良が起こり、首の骨の変形にもつながりかねません。20~30分に一回は姿勢を変える、立ち上がるなどして、定期的に休憩を取り、首や肩を動かすことが重要です。 デスクワークの際は、骨盤を立てて座り、足を地面につけ、猫背にならないよう意識しましょう。 スマートフォンを見るときは、背筋を伸ばし、スマートフォンを目の高さまで持ち上げ、頭を前に出さないようにすることがポイントです。また、足を組んだり、体の片側だけでバッグを持ったりと、体の片側だけに体重をかけるような姿勢は避けるよう心がけましょう。

血行を促す

筋肉が緊張して血行不良が生じると、首のこりや痛みが起こります。 首や肩周りを温めて血行を促すことで、症状の改善が期待できます。蒸しタオルを首に当てる、ゆっくり入浴することを習慣づけて、体を温めてリラックスするのがおすすめです。 冬はもちろん、夏も冷房などで体を冷やし過ぎないよう、ストールなどで首を温めるのも良いでしょう。神保町整形外科では、物理療法として電気・温熱・超音波などを症状に応じて組み合わせ、血行改善をサポートしています。

睡眠環境を見直す

朝目覚めたときに首や肩がこっている場合、枕が体に合っていない可能性があります。 高すぎる枕を使って寝ていると、首は常に下を向いているような姿勢となり、ストレートネックの状態を作り出してしまいます。さらに、柔らかすぎる枕を使用していると、頭部を安定させようとして常に首が緊張した状態が続き、負担がかかります。 枕は高すぎず、柔らかすぎないもので、自分のサイズに合ったものを選びましょう。枕が合わない場合は、タオルなどで調節することも有効です。

適度な運動とストレッチ

首への負担を少なくするために、パソコンやスマホを使う際は30分に1回は休憩をしましょう。 首や肩を動かす、立って背伸びをするなど、身体を動かすことを心がけてください。首の後ろの筋肉に力を入れる運動も効果的です。首が前に出ていることが多いので、その反対の動作を行うことで、緊張していた筋肉が弛緩します。 寝た状態で枕に自分の頭を押し付けるような運動をすることで、首の後ろの筋肉が弛緩します。神保町整形外科では、理学療法士による運動療法やストレッチで、再発しにくい「動ける身体」をつくっていくサポートを行っています。

神保町整形外科での首の痛み治療

エントランス
神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しています。 痛みの原因を丁寧に評価し、一人ひとりの生活に合わせた治療で、つらい症状を根本から改善するお手伝いをしています。ここでは、当院の治療の特徴について詳しくご紹介します。

痛みの原因を丁寧に評価

首の痛みには、筋肉・神経・関節の炎症や硬さ、姿勢の乱れ、運動不足、ストレスなど、さまざまな原因が組み合わさっています。 神保町整形外科では、レントゲンや超音波検査を必要に応じて行い、症状の背景にある筋肉・関節・神経の状態を丁寧に把握します。痛みの場所や種類、日常生活での動作などを詳しくお聞きし、「なぜ痛みが出たのか」まで一緒に見直していきます。

症状に合わせた最適な治療

当院では、飲み薬、湿布、ブロック注射、物理療法(電気・温熱・超音波)、理学療法士による運動療法を症状に応じて組み合わせ、無理のない治療を行っています。 首こり・寝違え・ストレートネックなどに対しては、筋肉の緊張緩和・姿勢改善・痛みを抑える治療を組み合わせて対応します。首が回しづらい、頭痛やめまい、肩の重だるさ、朝起きた時の強い痛みといった症状に対して、最適な治療法を提案します。

生活動作・姿勢改善までサポート

痛みを繰り返さないよう、姿勢・座り方・生活の癖を一緒に見直すことも大切です。 神保町整形外科では、負担の少ない動作や筋力づくりなど、「なぜ痛みが出たのか」まで一緒に見直し、再発しにくい身体づくりをサポートします。理学療法士による運動療法やストレッチで、日常生活に戻ってからも痛みが出にくい状態を目指していきます。

手術後の痛みにも対応

他院での手術後の痛みや不安もお気軽にご相談ください。 神保町整形外科では、手術後のリハビリや痛みの管理にも対応しており、患者さんの不安に寄り添いながら、回復をサポートしています。

まとめ:首の痛みは場所で原因が違う

首の痛みは、その発生場所によって原因が大きく異なります。 前側の痛みはリンパ節の腫れや甲状腺の問題、スマホ使用による姿勢の悪さが関連し、後ろ側の痛みは姿勢の悪さによる筋肉の緊張やストレートネック、加齢による椎間板の変化が主な原因です。横側の痛みは寝違えや骨格のゆがみ、後頭神経痛などが考えられます。 首の痛みの背景には、頚椎症、頚椎症性神経根症、ストレートネック、帯状疱疹などの病気が隠れている可能性もあります。 痛みを予防・改善するためには、姿勢を見直す、血行を促す、睡眠環境を整える、適度な運動とストレッチを行うことが重要です。デスクワークやスマホ使用時の姿勢に気をつけ、20~30分に一回は休憩を取り、首や肩を動かすよう心がけましょう。 神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しており、痛みの原因を丁寧に評価し、レントゲン・超音波検査を必要に応じて実施しています。飲み薬・湿布・ブロック注射・物理療法・理学療法士による運動療法を組み合わせた治療で、症状に合わせた最適なアプローチを行います。 「首・肩・腰の痛みは、その人の生活そのものを変えてしまうことがあります。症状を年齢のせいとあきらめず、どうかご相談ください。神保町整形外科は、痛みを少しでも軽くし、また動ける日常を取り戻すことを全力でサポートいたします。」 首の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度神保町整形外科にご相談ください。 小さな不調でもお気軽にお越しいただき、痛みのない快適な毎日を取り戻しましょう。

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

経歴

資格

所属学会

投稿者:神保町整形外科

朝起きると腰が痛い…その原因と受診すべきサインを医師が解説

2025.11.29

朝の腰痛に悩んでいませんか?

「朝起きると腰が痛い」「ベッドから起き上がるのがつらい」…こんな症状に悩まされている方は少なくありません。 実は、腰痛に悩む方のうち約36%が、朝起きたときに最も痛みを感じているというデータがあります。また、約25%の方が体の動かし始めに腰痛を認めると回答しています。 朝の腰痛は、単なる寝起きの不調と軽く考えがちですが、実は様々な原因が隠れていることがあります。放置すると日常生活に支障をきたすこともあるため、早めの対処が大切です。 この記事では、整形外科専門医として多くの腰痛患者さんを診てきた経験から、朝起きたときの腰痛の原因と、受診すべきサインについて詳しく解説します。

なぜ朝に腰が痛くなるのか?主な5つの原因

朝起きたときに腰が痛くなる原因は、実はさまざまです。 その中でも、よく見られる原因をご紹介します。2つ以上の原因が重なって腰痛が発症することもあります。

筋肉の緊張

寝ているあいだの姿勢が悪い、寝具が合っていないことなどによって、背中や腰の筋肉が緊張すると、腰痛が引き起こされることがあります。 特に、長時間同じ姿勢で眠り続けると、筋肉が硬くなってしまうのです。

寝返りが少ない

寝返りは、身体のゆがみを改善したり、偏った負担を軽減したりといった役割を果たしていると言われています。 睡眠の質が悪い、マットレスがやわらかすぎる(低反発すぎる)と、寝返りが少なくなります。ひと晩で約20回ほど行う寝返りは、体の一箇所に負担がかかることを防ぎ、睡眠中に効率的に疲労回復や体の機能の修復作業をしてくれる、とても大切な動きです。

ストレス

検査で原因を特定できない腰痛の発症に関わっているとされるのが、ストレスです。 ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠の質が悪くなる・血行が低下するといったことで、寝返りが少なくなり、腰痛を引き起こすと言われています。

冷え

冷えも、腰痛の原因となります。 寝室の室温が低すぎるなどして血行が悪くなり、寝返りが少なくなる・筋肉が緊張することで、腰痛が起こります。午前4~6時は、人間の体温が最も下がりやすい時間帯です。体温が下がるとからだは熱を逃がさないように血管を収縮させるので、血液の流れが悪くなります。 そうすると血液中にある疲労物質がスムーズに流れにくくなり、筋肉を硬くして痛みの原因になります。

椎間板の問題

椎間板とは腰骨の間にあるクッションのことです。 クッションの中には線維輪といった組織と中央にある髄核といったものがあります。これらの組織は、水分でほとんどを占めています。寝ている状態では髄核に圧力が掛かっておらず、髄核は水分を吸収して膨らんだ状態になります。朝、起き上がった際の圧力により膨らんだ髄核に対し、よりストレスが掛かり腰痛の症状が出やすくなり、激痛も発生しやすくなります。

朝の腰痛に関係する病気とは

朝起きるときだけに痛みがでる主な原因は、睡眠中に腰回りの血管や神経が圧迫されることと関係しています。 血行不良で酸欠状態になり、筋肉の繊維から痛みの炎症物質が多く放出され、起床時に痛みを感じるのです。 しかし、朝起きるときだけに痛むことは少なく、足のしびれや同じ姿勢を続けると痛みがでるなど他の症状もみられることが多いのです。

腰椎椎間板ヘルニア

背骨のうち、腰部分を構成する5つの骨のことを「腰椎」と言います。その骨と骨のあいだには、クッションの役割を果たす「椎間板」があります。 腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板が正常な位置から飛び出し、脊髄や神経根を圧迫する病気です。腰痛に加え、足の痺れや痛み、排尿障害・排便障害などが見られることがあります。

腰部脊柱管狭窄症

背骨の中の神経の通り道である「脊柱管」が狭くなる病気です。 脊髄や神経根が圧迫されることで、腰痛、足の痺れや痛みなどの症状を引き起こします。足の痺れや痛みは、歩行時に強くなり、安静時に弱まる傾向があります。

急性腰痛症(ぎっくり腰)

重い物を持ち上げたときなどに、突然発症する強い腰痛です。 いわゆる、ぎっくり腰のことです。通常、症状は腰痛のみに限られ、徐々に改善していきます。ただし、痛みが悪化したり、発熱を伴ったりすることもあります。

腰椎すべり症

腰椎が正常な位置から外れ、脊髄や神経根を圧迫することで発症します。 腰痛、足の痺れや痛みなどの症状を伴います。足の痺れや痛みは、歩行時に強くなり、安静時に弱くなる傾向があります。一方で、全く症状が現れないケースも見られます。

腰部変形性脊椎症

主に加齢を原因として、椎間板や腰椎が変形する病気です。 多くは無症状ですが、変形が進んだケースでは神経が圧迫され、腰痛、足の痺れや痛み、背中の痛みなどの症状が現れます。

朝起きたときの腰痛を軽減する5つの対策

朝起きる時に腰が痛いという場合、ご自身でできる対策もあります。 思い当たることがあれば、まずはお試しになってみることをおすすめします。

寝るときの姿勢の改善

うつぶせ寝は、腰、首、肩などに負担をかけてしまいます。 できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。仰向けに寝ると、内臓や内臓脂肪の重さが重力によって腰にかかります。内臓は体重のおよそ4割を占めていて、その重さがずっと腰にかかると腰の血管が圧迫され、血流が滞って疲労物質が発生し腰痛を引き起こしてしまうのです。 また、横向き寝はからだの左右どちらかの側面で全体重を支えるので、下になっている部分に負担がかかります。これが骨盤のゆがみにつながり、その結果、腰痛を引き起こす恐れがあります。

環境の改善

照明をつけっぱなしにして寝ることは避けましょう。 また、季節に応じて、エアコンを活用することをおすすめします。やや涼しめの温度だと、寝つきが良くなります。枕、マットレスの調整も有効です。低反発のものは、寝返りが少なくなる原因となりますので、ある程度の反発性のあるものをおすすめします。 少し硬めのマットレスがお勧めとなります。柔らかすぎるものは、体が沈んでしまい寝返りが打ち辛くなります。マットレスは合う合わないがはっきりと分かれますので、実際にマットレスの上で寝返りを打ってみて、寝返りが行いやすいかをご確認ください。

湯船に浸かって身体を温める

お風呂をシャワーで済ませるのではなく、できるだけ湯船に浸かり、身体をしっかり温めるようにしましょう。 少しぬるめのお湯に、長めに浸かると身体が温まります。痛みやしびれに対して、血液循環は大きなポイントとなります。

適度な運動で血行を改善する

ウォーキング、軽いジョギング、ヨガ、ストレッチなど、適度な運動をして血行を改善しましょう。 疲れ切ってしまうような激しい運動は必要ありません。ストレッチや筋力トレーニングを行うことは有効です。痛みが無い範囲で行うことが重要です。

起床時の身体の起こし方の工夫

ベッドから起き上がるときには、まずは身体を横に向け、腕・肘を使って上半身を支えながら、ゆっくり起き上がるようにしましょう。 勢いよく起き上がると、腰を痛めてしまうことがあります。特に筋力の低下しているご高齢の方は注意が必要です。

こんな症状があれば、すぐに受診を

ご紹介した対策を講じても起床時の腰痛が改善しない場合や、すでに日常生活に支障をきたすほどの腰痛に悩んでいるという場合には、整形外科を受診しましょう。 特に、以下のような症状がある場合は、早めの受診が必要です。

痛みが2週間以上続く場合

痛みが2週間以上経っても症状が回復しない場合や繰り返す場合は、他の病気が原因ではないか、整形外科を受診して確認することが大切です。 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症など他の原因が隠れている可能性が高いためです。

下肢に痛みやしびれがある

下肢の痛みやしびれは、ただの腰痛ではなく、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの疑いがあります。 整形外科を受診して、専門医による診断を受けましょう。足のしびれを伴う場合には、特にこの2つの脊椎疾患が疑われます。

下肢の麻痺や排尿・排便障害などがある

このような症状がある場合は、早急に病院を受診してください。 下肢の麻痺症状や排尿・排便障害がある場合は、腰に大きな神経障害が起こっているサインです。すぐに治療が必要で、場合によっては手術が必要なケースもあります。

安静にしていても腰痛が回復せず、むしろ悪化している

骨粗鬆症等による腰部の圧迫骨折や内臓の病気、ごくまれにがんの脊椎転移などの可能性もあります。 安静時でも続く強い痛みは、腫瘍性の病変や内臓疾患による関連痛の可能性もあります。

発熱、嘔吐、血尿などがある

脊椎炎などの感染症によって発熱することがあります。 他にも、発熱や嘔吐などの症状がある場合は、内臓の病気が隠れている場合も。尿路結石が原因の腰痛、血尿の可能性もあります。

神保町整形外科での腰痛治療について

神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しています。 朝起きると腰が痛い、動くとズキッと痛む、同じ姿勢でいるとつらい、朝は腰が固まった感じがする、ぎっくり腰を繰り返すといった症状に対して、痛みの原因を丁寧に評価し、レントゲン・超音波検査を必要に応じて行い、症状の背景にある筋肉・関節・神経の状態を把握します。 飲み薬、湿布、ブロック注射、物理療法(電気・温熱・超音波)、理学療法士による運動療法を症状に応じて組み合わせ、無理のない治療を行います。 腰は身体の中心であり、姿勢・筋力・日常の癖が深く影響しているため、痛みを抑える治療に加えて、負担の少ない動作や筋力づくりなど「なぜ痛みが出たのか」まで一緒に見直していきます。痛みを繰り返さないよう、姿勢・座り方・生活の癖を一緒に見直すサポートも行っています。 他院での手術後の痛みや不安もお気軽にご相談ください。

まとめ

朝起きたときの腰痛は、筋肉の緊張、寝返りの少なさ、ストレス、冷え、椎間板の問題など、さまざまな原因が考えられます。 多くの場合、寝具の調整や生活習慣の改善で症状が軽減しますが、2週間以上痛みが続く場合や、足のしびれ・排尿障害などの症状がある場合は、早めに整形外科を受診することが大切です。 首・肩・腰の痛みは、その人の生活そのものを変えてしまうことがあります。症状を年齢のせいとあきらめず、どうかご相談ください。神保町整形外科は、痛みを少しでも軽くし、また動ける日常を取り戻すことを全力でサポートいたします。 朝の腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度神保町整形外科にご相談ください。あなたの痛みの原因をしっかり調べ、最適な治療をご提案いたします。

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

経歴

資格

所属学会

投稿者:神保町整形外科

保険リハビリ終了後も痛みが残る方へ|自費リハビリが選ばれる理由

2025.11.29

保険リハビリ期限後の痛み・・・諦めていませんか?

「保険リハビリの期限が切れてしまった」「まだ痛みが残っているのに、リハビリを終了と言われた」・・・そんな不安を抱えている方は少なくありません。 整形外科疾患のリハビリは、診断日から原則として**150日間**という期限が設けられています。脳血管疾患では180日です。この期限内に症状が改善すれば問題ありませんが、現実には「まだ痛みが残っている」「もっと動けるようになりたい」という想いを抱えたまま、リハビリを終了せざるを得ない方が多くいらっしゃいます。 保険リハビリが終了した後も、痛みや動きにくさが続く場合、どうすればよいのでしょうか? 実は、保険の制限に縛られない**自費リハビリ**という選択肢があります。神保町整形外科では、保険リハビリ終了後も継続的にサポートできる体制を整えており、患者さま一人ひとりの「戻りたい生活」に寄り添ったリハビリテーションを提供しています。

保険リハビリの期限と制限・・・知っておくべき現実

保険適用のリハビリには、疾患ごとに明確な期限が定められています。 運動器疾患(骨折、腰痛、変形性膝関節症、五十肩など)では診断日から**150日**、脳血管疾患では**180日**が基本的な上限です。この期間を超えてリハビリを継続するには、医師が「継続の必要性がある」と判断し、特定の条件を満たす必要があります。 しかし、条件を満たしても月に**13単位(約4時間)**程度しかリハビリを受けられません。 週2〜3回の頻度でリハビリを受けることが効果的とされていますが、保険の制限内では十分な時間を確保できないケースも多いのです。また、介護保険に移行した場合でも、訪問リハビリは週に最大120分、通所リハビリでは個別対応が20分程度と短く、専門的な指導が不足しがちです。 「もっと集中的にリハビリを受けたい」「期限が来てしまったが、まだ回復の余地がある」・・・そう感じている方にとって、保険の枠組みは大きな壁となります。

保険リハビリ終了後の選択肢は限られている

保険リハビリが終了すると、多くの方は以下のような選択肢に直面します。
  • 介護保険のリハビリに移行する(利用できるサービスには限度額あり)
  • 自主トレーニングを続ける(専門的な指導がないため効果が限定的)
  • リハビリを諦める(痛みや動きにくさを抱えたまま生活する)
しかし、これらの選択肢では「本当に戻りたい生活」を実現するのは難しいかもしれません。特に、スポーツ復帰や仕事への完全復帰を目指す方、高齢でも機能を維持したい方にとっては、より専門的で継続的なサポートが必要です。

自費リハビリとは?・・・保険の制限を超えた自由なリハビリ

自費リハビリは、保険適用外のリハビリテーションサービスです。 保険の制限に縛られず、**時間・内容・頻度**を自由に設定できるため、患者さま一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドのプログラムを提供できます。「保険リハビリの期限が切れてしまった」「もっと長く、もっと集中的にリハビリを受けたい」という方に最適な選択肢です。

自費リハビリが選ばれる理由

自費リハビリの最大の魅力は、**納得がいくまでマンツーマンでリハビリを受けられる**ことです。保険リハビリでは時間や回数に制限がありますが、自費リハビリでは患者さまの状態や目標に応じて、柔軟にプログラムを組むことができます。 また、専門知識を持つ理学療法士が、症状に合わせて**ストレッチ・筋力トレーニング・可動域訓練・動作改善**などを組み合わせ、痛みを減らし動ける身体へ導きます。保険では対象外の部位も同時にみてもらえるため、全身のバランスを整えることも可能です。

こんな方に自費リハビリが向いています

  • 保険リハビリを打ち切られたが、まだ回復を続けたい方
  • 長期的に丁寧なマンツーマンリハビリを希望する方
  • スポーツ復帰のための専門的トレーニングを受けたい方
  • 姿勢・歩行・体幹バランスを細かくみてほしい方
  • 多部位の相談を同時に行いたい方
自費リハビリは、「痛みが良くなれば終わり」ではなく、その先の**理想の生活に戻ること**を目標にしています。

神保町整形外科の自費リハビリ・・・あなたに合わせたプログラム

神保町整形外科では、自費リハビリを通じて患者さま一人ひとりの「戻りたい生活」を実現するサポートを行っています。 当院の自費リハビリは、**運動器リハビリ・物理療法・エムセラ(骨盤底筋トレーニング)**を組み合わせ、症状や目標に応じて最適なプログラムを作成します。専門知識を持つ理学療法士が、マンツーマンで丁寧に指導しますので、安心してリハビリに取り組んでいただけます。

運動器リハビリ・・・痛みを減らし、動ける身体へ

理学療法士が、患者さまの症状に合わせて**ストレッチ・筋力トレーニング・可動域訓練・動作改善**などを組み合わせます。痛みの軽減だけでなく、動きやすさの改善を丁寧にサポートします。 保険リハビリでは時間が限られているため、十分なケアを受けられなかった方も、自費リハビリでは時間をかけてじっくりと取り組むことができます。

物理療法・・・痛みや炎症を和らげる

温熱・電気・超音波などを用いて、痛みや炎症を軽減し、筋肉・関節の回復をサポートします。「痛みで動かせない」という方の初期リハビリにも効果的です。 物理療法は、運動器リハビリと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

エムセラ(骨盤底筋トレーニング)・・・座ったまま鍛える最新機器

エムセラは、**骨盤底筋群**を座ったまま鍛えることができる最新機器です。米国・EUなどで認可されており、尿もれ・骨盤臓器脱・姿勢の不安定性などに効果が期待されています。 日本では保険適用外ですが、「話しにくい悩み」を抱えている方にも人気の治療です。

自費リハビリの料金・・・目的や症状に合わせて選べる

神保町整形外科の自費リハビリは、時間を選べるため、目的や症状に合わせて柔軟に利用できます。 料金は以下の通りです(税込)。
  • **20分:3,500円**
  • **40分:7,000円**
  • **60分:10,500円**
自費リハビリは全額自己負担となりますが、保険の制限に縛られず、納得がいくまでリハビリを受けられるという大きなメリットがあります。 「費用対効果はどうなのか?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、1回あたりの料金は保険リハビリと比べて高額です。しかし、短期間で集中的にリハビリを行い、確実に成果を得ることができれば、結果的にリハビリの頻度や時間を減らすことができます。 また、保険リハビリでは十分なケアを受けられず、症状が長引いてしまうケースもあります。自費リハビリでは、専門知識を持つ理学療法士がマンツーマンで丁寧に指導するため、効率的に回復を目指すことができます。

短期集中型と長期継続型・・・あなたに合った利用方法

自費リハビリの利用方法は、患者さまの状態や目標によって異なります。 **短期集中型**は、「復職までに改善したい」「スポーツ復帰を目指したい」など、期日がある方に向いています。頻度を多くし、一定期間集中的にリハビリを行うことで、効率的に回復を目指します。 **長期継続型**は、「保険リハビリと併用しながら、リハビリの量を増やしたい」「機能維持のために定期的にサポートを受けたい」という方に向いています。週1回程度の頻度で継続的にリハビリを行うことで、長期的な改善を目指します。

手術後のリハビリも安心してお任せください

神保町整形外科では、他院で手術を受けられた方の**術後ケアとリハビリ**をセットで実施できる体制を整えています。 手術後は、傷のケア・抜糸・固定除去・初期リハビリなどが必要となりますが、当院では患者さまの手術内容・経過に合わせた最適なプログラムを提供します。また、骨折後は**超音波骨折治療器**による治癒促進も可能で、治療期間の短縮にも寄与します。 「手術をしたけれど、術後のケアはどうしたらいい?」「今の病院ではリハビリが十分に受けられない」・・・そんな不安を抱えている方も、どうぞ安心してご相談ください。

大学病院・基幹病院との強力な連携

当院では、状態が悪化した場合や精密検査が必要な際には、以下の医療機関と連携し、迅速に紹介が可能です。
  • 聖路加国際病院
  • 日本大学病院
  • 三井記念病院
  • 慶應義塾大学病院
  • 北里研究所病院
  • 九段坂病院
  • 三楽病院
地域医療のネットワークを活かし、患者さまの安全と治療の継続性を大切にしています。

院長からのメッセージ・・・あなたが戻りたい生活を実現するために

「リハビリの目的は、治すことだけではありません。その先にある【あなたが本当に戻りたい生活】を実現するためにあります」 痛みがあると、できないことが増え、気持ちまで沈んでしまいます。私たちは、ただ症状を治すのではなく、「あなたが本当に戻りたい日常」を取り戻すお手伝いをしたいと思っています。 神保町整形外科では、患者さまの想いを大切にしながら、丁寧で質の高いリハビリテーションを提供いたします。手術後のケアからスポーツ復帰、高齢の方の機能維持まで、どうぞお気軽にご相談ください。 保険リハビリが終了した後も、「もう一度、できるようになりたい」という想いを諦める必要はありません。自費リハビリという選択肢があることを、ぜひ知っていただきたいと思います。

まとめ・・・保険リハビリ終了後も、選択肢はあります

保険リハビリの期限が切れてしまった後も、痛みや動きにくさが残っている方は少なくありません。しかし、諦める必要はありません。 自費リハビリは、保険の制限に縛られず、時間・内容・頻度を自由に設定できるため、患者さま一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドのプログラムを提供できます。神保町整形外科では、専門知識を持つ理学療法士がマンツーマンで丁寧に指導し、「あなたが本当に戻りたい生活」を実現するサポートを行っています。 「また思いきり走れるようになりたい」「仕事や家事が苦痛なくできるようになりたい」「手術後の回復を最後までしっかり見てもらいたい」・・・そんな想いを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。 リハビリが必要な方、手術後の方、どんな小さな不安でも構いません。神保町整形外科が、あなたの「もう一度、できるようになりたい」を全力でサポートいたします。

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

経歴

資格

所属学会

投稿者:神保町整形外科

自費リハビリのメリット・デメリット徹底解説|保険リハビリとの違いと選び方

2025.11.28

リハビリを受けたいけれど、保険の期限が切れてしまった・・・。 もっと集中的にリハビリを続けたいのに、時間が足りない・・・。 こんなお悩みを抱えている方は少なくありません。保険適用のリハビリには期間や回数に制限があり、十分な回復を実感できないまま終了してしまうケースも多いのです。そこで注目されているのが「自費リハビリ」という選択肢です。 本記事では、整形外科専門医として多くの患者さまのリハビリに携わってきた経験をもとに、自費リハビリと保険リハビリの違い、それぞれのメリット・デメリット、そして最適な選び方について詳しく解説します。

自費リハビリとは?保険リハビリとの根本的な違い

自費リハビリとは、公的な医療保険制度を利用せず、患者さまが費用を全額負担して受けるリハビリテーションのことです。 保険適用のリハビリでは、疾患ごとに期間が定められています。脳血管疾患なら180日、運動器疾患なら150日といった具合です。この期間を過ぎると、基本的には介護保険でのリハビリに移行するか、リハビリを終了することになります。 一方、自費リハビリには期間の制限がありません。患者さまが納得いくまで、必要なだけリハビリを継続できるのです。

保険リハビリの特徴と制限

保険適用のリハビリは、医師の指示のもとで実施されます。費用の自己負担は1〜3割と経済的ですが、その分さまざまな制限があります。 まず、リハビリを受けられる期間が決まっています。心大血管疾患は150日、脳血管疾患は180日、運動器疾患は150日、呼吸器疾患は90日です。また、1回あたりの時間も20分程度と短く、週に受けられる回数にも上限があります。 さらに、介護保険でリハビリを受けている場合、医療保険でのリハビリは原則として受けられません。このような制約があるため、患者さまによっては十分な成果を得られないまま終了してしまうこともあるのです。

自費リハビリの自由度と可能性

自費リハビリの最大の特徴は、時間・内容・頻度を自由に設定できることです。 1回60分以上のマンツーマンセッションも可能ですし、週に何回通うかも患者さまのご希望次第です。保険の制約を受けないため、スポーツ復帰を目指した専門的なトレーニングや、複数部位の同時アプローチなど、より個別性の高いプログラムを組むことができます。 また、理学療法士を指名できる施設も多く、相性の良い担当者と長期的な関係を築きながらリハビリを進められる点も大きなメリットです。

自費リハビリの5つのメリット

自費リハビリには、保険リハビリにはない多くの利点があります。ここでは特に重要な5つのメリットをご紹介します。

期間・回数の制限がない自由なリハビリ

保険リハビリの期限が切れた後も、継続してリハビリを受けられるのは大きな安心材料です。 実際、発症から半年以上経過していても、適切なリハビリによって機能改善が見られるケースは少なくありません。脳の可塑性は一生続くため、諦めずに取り組むことで変化を実感できる可能性があります。 また、リウマチや慢性的な関節痛など、長期的な管理が必要な疾患の方にとっても、期間を気にせず通い続けられることは大きなメリットとなります。

オーダーメイドのリハビリプログラム

患者さま一人ひとりの目標や状態に合わせた、完全オーダーメイドのプログラムを作成できます。 保険リハビリでは集団リハビリになることもありますが、自費リハビリは基本的にマンツーマン対応です。専門知識を持つ理学療法士が、患者さまの「できるようになりたいこと」を丁寧にヒアリングし、最適なアプローチを提案します。 スポーツ選手の競技復帰、高齢者の日常生活動作の改善、手術後の早期職場復帰など、多様なニーズに柔軟に対応できるのです。

十分な時間をかけた質の高いセッション

保険リハビリの1回20分という時間では、どうしても物足りなさを感じることがあります。 自費リハビリでは、60分、90分、あるいはそれ以上の時間をかけて、じっくりと身体と向き合うことができます。時間に余裕があるからこそ、細かな動作の確認や、患者さまの疑問にしっかりと答えることも可能になります。 当院では、20分3,500円、40分7,000円、60分10,000円(すべて税込)というプランをご用意しており、患者さまの目的や症状に合わせて選んでいただけます。

専門性の高い理学療法士による指導

自費リハビリ施設の多くは、経験豊富な理学療法士が在籍しています。 当院でも、大学病院や基幹病院で専門的な知識と技術を身につけた理学療法士が、患者さま一人ひとりに合わせたプログラムを作成しています。また、超音波を用いた的確な評価により、より精密なアプローチが可能です。 さらに、必要に応じて聖路加国際病院、慶應義塾大学病院、日本大学病院などの基幹病院と連携し、医療の継続性を確保しています。

最新機器や特別なメニューの利用

自費リハビリでは、保険適用外の最新機器や特別なメニューを利用できることがあります。 当院では、骨盤底筋トレーニング機器「エムセラ」を導入しています。これは座ったまま骨盤底筋群を鍛えることができる機器で、米国・EUで認可されており、尿もれや骨盤臓器脱、姿勢の不安定性などに効果が期待されています。日本では保険適用外ですが、自費リハビリなら利用可能です。 また、超音波骨折治療器による治癒促進も提供しており、骨折後の回復期間を短縮できる可能性があります。

自費リハビリの3つのデメリットと注意点

メリットが多い自費リハビリですが、デメリットや注意すべき点もあります。正しく理解した上で選択することが大切です。

費用が全額自己負担となる

自費リハビリの最大のデメリットは、費用が全額自己負担となることです。 保険リハビリでは1〜3割負担で済むのに対し、自費リハビリでは1回あたり数千円から数万円の費用がかかります。週2回通うとすると、月に数万円から十数万円の出費となることもあります。 ただし、長期的な視点で考えると、集中的なリハビリによって早期に機能回復が得られれば、結果的に総費用を抑えられる可能性もあります。費用対効果をしっかりと見極めることが重要です。

施設選びが難しい

自費リハビリ施設は増えていますが、その質には差があります。 中には、国家資格を持たないスタッフが施術を行っている施設や、過剰な効果を謳っている施設も存在します。「必ず治る」「元通りの機能まで回復する」といった表現をしている施設は、虚偽・誇大広告の可能性があるため注意が必要です。 施設を選ぶ際は、理学療法士・作業療法士などの国家資格保持者が在籍しているか、実際の症例や実績が公開されているか、医療機関との連携体制があるかなどを確認することをおすすめします。

リスク管理の難しさ

自費リハビリ施設の中には、医師が常駐していない施設もあります。 そのため、万が一体調が急変した場合の対応や、医学的な診断が必要な場合の連携体制が整っているかを確認することが大切です。当院のように、複数の基幹病院と連携体制を構築している施設であれば、必要に応じて迅速に紹介が可能です。 また、診断行為は医師以外は行ってはいけないため、施設側が診断を行っている場合は違法の可能性があります。このような施設は避けるべきでしょう。

こんな方に自費リハビリがおすすめ

自費リハビリは、すべての方に適しているわけではありません。ここでは、特に自費リハビリが適している方の特徴をご紹介します。

保険リハビリの期限が切れた方

保険リハビリの期限が切れてしまったけれど、まだ回復の余地があると感じている方には、自費リハビリが有効な選択肢となります。 実際、発症から数年経過していても、適切なリハビリによって機能改善が見られることは珍しくありません。諦めずに継続することで、日常生活の質を向上させることができる可能性があります。

より集中的なリハビリを希望する方

保険リハビリの20分では物足りない、もっと時間をかけてじっくり取り組みたいという方にも適しています。 特に、スポーツ復帰を目指している方や、仕事への早期復帰を希望している方など、明確な目標がある場合は、集中的なリハビリによって効率的に機能回復を図ることができます。

複数部位の相談をしたい方

保険リハビリでは、基本的に主訴となる部位のみが対象となります。 しかし、実際には複数の部位に痛みや不調を抱えている方も多いのではないでしょうか。自費リハビリなら、そうした複数の部位を同時に診てもらうことが可能です。全身のバランスを考慮した総合的なアプローチができるのです。

長期的な機能維持を目指す方

リウマチや変形性関節症など、長期的な管理が必要な疾患をお持ちの方にとって、定期的なリハビリは重要です。 自費リハビリなら、痛みが良くなった後も、良い状態を維持・向上させるために通い続けることができます。予防的な観点からも、継続的なリハビリは価値があると考えられます。

自費リハビリ施設の選び方|5つのチェックポイント

自費リハビリ施設を選ぶ際は、以下の5つのポイントを確認することをおすすめします。

国家資格保持者の在籍確認

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの国家資格を持つスタッフが在籍しているかを確認しましょう。 自費リハビリ施設の開業自体は、資格がなくても可能です。しかし、専門的な知識と技術を持つ有資格者による施術を受けることが、安全で効果的なリハビリにつながります。

実績と症例の確認

施設のホームページやSNSで、実際の症例や実績が公開されているかをチェックしましょう。 ただし、「必ず治る」「100%改善する」といった過剰な表現をしている施設は避けるべきです。リハビリの効果には個人差があり、確実な結果を保証することはできないからです。誠実な施設は、現実的な目標設定と丁寧な説明を行っています。

医療機関との連携体制

万が一の際に、医療機関と連携できる体制が整っているかは重要なポイントです。 当院のように、複数の基幹病院と連携している施設であれば、状態が悪化した場合や精密検査が必要な際に、迅速に対応できます。地域医療のネットワークを活かした安全性の高いリハビリが受けられます。

料金体系の透明性

料金が明確に提示されているか、追加費用の有無、キャンセル料の設定などを事前に確認しましょう。 当院では、20分3,500円、40分7,000円、60分10,000円(すべて税込)と明確な料金設定をしており、患者さまのご予算や目的に合わせて選んでいただけます。料金体系が不明瞭な施設は避けた方が無難です。

体験プログラムの有無

初回体験やカウンセリングを実施している施設を選ぶことをおすすめします。 実際に施設の雰囲気を確認し、担当者との相性を見極めることができます。多くの施設では、初回体験を無料または特別価格で提供しているため、複数の施設を比較検討することも可能です。

神保町整形外科の自費リハビリの特徴

当院では、患者さまの「もう一度できるようになりたい」という想いに寄り添い、質の高いリハビリテーションを提供しています。

手術後のケアとリハビリを一貫サポート

他院で外傷の手術を受けられた方も、術後のケアとリハビリをセットで受けていただけます。 術後2週間ほどは、傷のケア、抜糸、固定除去、初期リハビリなどが必要となりますが、当院ではこれらを一貫して実施できる体制を整えています。患者さまの手術内容や経過に合わせた最適なプログラムをご提案します。

超音波を用いた的確なアプローチ

当院では、超音波を用いた評価を行っています。 超音波は、安全に身体の中の筋肉や神経、血管を画像化できる装置です。理学療法士の手の感覚と解剖の知識、そして超音波で得られた視覚情報を合わせることで、より的確に患部にアプローチし、病態の把握と症状改善を目指しています。

充実した連携体制による安心感

当院は、聖路加国際病院、慶應義塾大学病院、日本大学病院、三井記念病院、北里研究所病院、九段坂病院、三楽病院といった基幹病院と連携しています。 状態が悪化した場合や精密検査が必要な際には、迅速に紹介が可能です。地域医療のネットワークを活かし、患者さまの安全と治療の継続性を大切にしています。

まとめ|あなたに合ったリハビリを選ぶために

自費リハビリと保険リハビリには、それぞれメリットとデメリットがあります。 保険リハビリは費用負担が少ない一方で、期間や時間に制限があります。自費リハビリは費用が全額自己負担となりますが、期間や内容の自由度が高く、より個別性の高いリハビリを受けることができます。 大切なのは、患者さま一人ひとりの状態や目標、経済状況に合わせて、最適な選択をすることです。保険リハビリで十分な成果が得られる方もいれば、自費リハビリによってさらなる改善を目指せる方もいます。 リハビリの目的は、ただ痛みを治すことだけではありません。その先にある、患者さまが本当に戻りたい生活を実現するためにあります。 当院では、患者さまの想いを大切にしながら、丁寧で質の高いリハビリテーションを提供しています。手術後のケアからスポーツ復帰、高齢の方の機能維持まで、幅広く対応していますので、どんな小さな不安でも構いません。ぜひ一度ご相談ください。 神保町整形外科では、初回カウンセリングを実施しています。あなたの「できるようになりたい」を一緒に叶えていきましょう。

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

経歴

資格

所属学会

投稿者:神保町整形外科

骨粗しょう症の症状と原因を医師が解説|早期発見のポイントとは?

2025.11.28

骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症は、骨密度が低下し、骨がスカスカで折れやすい状態になる病気です。 国内には約1,280万人の患者さんがいるとされており、特に女性に多く見られます。男性が約300万人、女性が約980万人という推計データがあり、高齢化に伴って患者数は増加傾向にあります。 この病気の最も怖い点は、「痛みが出る頃には、すでに骨がかなり弱っている」ことです。自覚症状がほとんどないまま進行するため、気づかないうちに骨折リスクが高まっていることも少なくありません。 骨粗しょう症になると、日常のちょっとした動作で骨折しやすくなります。転倒だけでなく、重い荷物を持ち上げたり、くしゃみをしたりするだけで骨折することもあるのです。

骨粗しょう症の主な症状

初期は自覚症状がほとんどない

骨粗しょう症の初期段階では、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。 これが早期発見を難しくしている大きな理由です。骨がもろくなっているだけでは痛みは発生せず、骨折が起きて初めて症状が現れることが多いのです。 特に50歳以降、または閉経後の女性は、骨密度検査を受けることが必須です。閉経後10年ほどで骨量が急激に減少することが知られており、この時期の検査が将来の骨折予防につながります。

軽度の症状

骨粗しょう症が進行すると、以下のような症状が現れることがあります。
  • 背中が丸くなってきた気がする
  • 身長が以前より縮んだ
  • 時々腰や背中が痛む
  • 立ち上がる時に腰が痛む
  • 重いものを持つと腰が痛む
これらの症状は「年齢のせい」と見過ごされがちですが、実は骨粗しょう症のサインかもしれません。半年に1回の骨密度検査で進行をチェックし、食事と運動で早期改善を目指すことが大切です。

重度の症状

骨粗しょう症が重度になると、次のような明らかな症状が現れます。
  • 明らかな猫背
  • 大幅な身長低下(若い頃より2cm以上低下)
  • 強い背中・腰の痛み
  • 転倒で骨折
この段階では骨密度が70%未満の状態になっており、薬物療法とリハビリが必要になります。特に背骨の圧迫骨折や大腿骨頸部骨折は、1年以内に再骨折しやすいことが分かっており、寝たきりや生活の制限につながることもあります。

骨粗しょう症の原因

加齢による骨密度の減少

骨量は男女ともに20歳頃をピークに、年齢が進むにつれて減少していきます。 特に女性は閉経を迎える50歳頃から骨密度の減少が加速します。これは、腸管でのカルシウムの吸収が低下するため、カルシウムの吸収を助けるビタミンの働きが弱くなるため、そして女性ホルモン(骨吸収の働きを弱める作用がある)の分泌が低下するためです。 女性は更年期以降、特に骨密度の低下が進みやすく、骨粗しょう症になるリスクが高くなります。閉経後の女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、骨の形成を促進する作用が弱まることが主な原因です。

栄養バランスの偏りと運動不足

骨を形成するためには、カルシウムやビタミンDなどの栄養素が必要です。 偏った食生活や運動不足は、骨形成に必要な栄養素の不足や骨の刺激不足を引き起こすため、骨密度の低下につながります。特に過度なダイエットや偏食は、若い世代でも骨粗しょう症のリスクを高めます。 運動量の低下による骨への刺激が減ることも、骨密度低下の一因です。骨は刺激を受けることで強くなるため、適度な運動習慣が骨の健康維持に欠かせません。

喫煙と過剰な飲酒

タバコに含まれるニコチンやアルコールは、骨形成細胞の働きを妨げるため、骨密度の低下につながります。 喫煙習慣や過度の飲酒がある方は、骨粗しょう症のリスクが高まります。これらの生活習慣を見直すことが、骨の健康を守る第一歩です。

その他のリスク要因

以下のような特徴がある方は、骨粗しょう症になりやすいと言われています。
  • 家族歴がある(母親や祖母の背中が曲がっていた、骨折の既往歴がある)
  • やせ型である(BMIが低い)
  • 身長が高い
  • 平均より早い45歳頃までに閉経を迎えた
これらに当てはまる方は、早めの検査をおすすめします。

早期発見のための検査方法

骨密度検査(DXA法)

当院では、DXA法(全身型骨密度測定装置)による腰椎・大腿骨の骨密度測定を行っています。 これは2種類のX線を用いて骨量を測定する方法で、他の測定法と比べて精度が高いのが特徴です。背中や足の付け根の骨などに2種類のX線を当てて骨量を測ることで、正確な骨の状態を把握できます。 4か月に1回の検査を推奨しており、定期的なチェックで骨密度の変化を継続的に管理します。骨密度が80%未満の場合は半年ごとに検査を実施し、80%以上に改善した場合は年1回に頻度を戻して経過観察を行います。

骨代謝マーカー

血液検査で「骨を壊すスピード・作るスピード」のバランスを評価します。 骨代謝マーカーは、骨を壊すスピードと作るスピードのバランスを数値化するもので、異常値は骨折リスクの指標になります。この検査により、現在の骨の状態だけでなく、将来の骨折リスクも予測できます。

X線検査

胸椎・腰椎の骨折・変形の有無を確認します。 背骨の圧迫骨折は痛みが軽いもしくは痛みがないため、骨折に気づかない患者さんもいます。X線検査で早期に発見することで、適切な治療につなげることができます。

早期発見のセルフチェック

ご自身やご家族で以下のチェックを試してみてください。
  • 壁にからだをくっつけて立ってみて後頭部がつかない
  • 身長を測定して若いころより2cm以上低下している
どちらか当てはまる方は、背骨の骨折が起きている恐れがありますので、早めに受診しましょう。

神保町整形外科での治療方法

食事療法

丈夫な骨の材料となる栄養素をしっかり摂取することが基本です。
  • カルシウム(乳製品・小魚など)
  • タンパク質(肉・魚・卵)
  • ビタミンD(魚・きのこ類)
  • ビタミンK(野菜)
これらの栄養素をバランスよく摂ることで、骨を丈夫にしていきます。やせ型の方は骨折するリスクが高いため、適切な体重を維持することも大切です。

運動療法

軽い負荷をかけることで骨が強くなり、筋肉がつくことで転倒予防にもつながります。 ウォーキングなどの無理なく続けられる運動を提案します。運動によって骨は刺激されて強くなり、また筋肉も鍛えられて骨折の原因となる転倒防止につながります。 日常的に体を動かす習慣をつけることで、ロコモティブシンドロームやメタボリックシンドロームなどの予防効果も期待できます。

薬物療法

症状に応じて以下の薬剤を組み合わせ、「骨を壊すスピードを抑え、作る力を高める」治療を行います。
  • 活性型ビタミンD3製剤(カルシウムの吸収を助ける)
  • SERM(骨を壊れにくくする)
  • ビスフォスフォネート(骨を壊れにくくする)
  • 抗RANKL抗体(骨を壊れにくくする)
  • 副甲状腺ホルモン製剤(骨を作る力を高める)
  • 抗スクレロスチン抗体(骨を作る力を高める)
近年は、新しい骨をつくる治療薬も登場しており、患者さんの状態に合わせて最適な治療法を選択します。

治療後のアフターフォロー

骨粗しょう症は「一度よくなったら終わり」ではなく、長く付き合いながら守っていく病気です。 骨密度80%未満の場合は検査を半年ごとに実施し、80%以上に改善した場合は年1回に頻度を戻して経過観察を行います。治療歴を継続して管理することで、将来の骨折リスクを減らすことができます。 一度骨折すると、その後1年以内に再び骨折しやすくなるため、継続的なフォローが非常に重要です。

こんな方は早めの検査をおすすめします

以下のような症状や心当たりがある方は、早めの検査をおすすめします。
  • 背中が丸くなってきた
  • 身長が以前より低くなった
  • 転んだだけで骨折した
  • 腰・背中が時々痛む
  • 運動量が減った
  • 閉経した
  • やせ型である
  • 偏食・極端なダイエット
  • 喫煙・飲酒習慣がある
ひとつでも当てはまる方は、一度ご相談ください。 骨粗しょう症は予防が大切な病気です。痛みが出る前の「いま」がとても大切なタイミングです。転ばないように注意する、カルシウムを十分にとる、ビタミンD・ビタミンK・リン・マグネシウムをとる、適量のタンパク質をとる、禁煙し、アルコールは控えめにする、運動・日光浴をするといった予防策を日常生活に取り入れましょう。 受診ご希望の方は、お電話または各科スタッフへお声がけください。 あなたの骨の健康を、私たちと一緒に守っていきましょう。

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

経歴

資格

所属学会

投稿者:神保町整形外科

体外衝撃波治療を始めました

2025.10.01

腱鞘炎、肩こり、腰痛、膝の痛みなど難治性の痛みに対する体外衝撃波治療を始めました。

https://jimbocho-seikei.com/pressure/

初回半額サービスもあります。月曜から木曜まで対応可能となります。

投稿者:神保町整形外科

インフルエンザワクチンの受付を開始しました

2025.10.01

2025年インフルエンザワクチンの受付を開始しました。
ご希望の方はスタッフまでお申し付けください。

投稿者:神保町整形外科

2025年お盆期間の診療につきまして

2025.08.08

2025年8月13日から15日まで休診とさせて頂きます。
8月12日、8月18日以降は通常通りの診療となります。
宜しくお願い致します。

投稿者:神保町整形外科

求人情報

2025.06.03

理学療法士、作業療法士を募集しています。
経験豊富なスタッフが在籍していますので、
手の外科領域を含めた様々な分野の技術を習得することもできます。

月給31万から 経験に応じて
賞与年2回支給
インセンティブ制度あり
勉強会補助あり
見学などもお気軽に直接ご連絡下さい。

03-5577-7997
info@jimbocho-seikei.com

投稿者:神保町整形外科

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