2026.09.24
「NMN点滴が気になっているけど、費用がいくらかかるのかわからない」「整形外科でも受けられるの?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、NMN点滴は自費診療(保険適用外)の治療であり、クリニックによって費用は異なります。費用の目安を知るには、成分の濃度・投与量・回数設定・クリニックの体制などを合わせて確認することが重要です。また、NMN点滴は「なんとなく受ける」ものではなく、医師の診察と問診のもとで適切に行うことが大切です。
この記事では、NMN点滴の仕組みから費用の考え方、受ける際の注意点まで、医師監修のもとわかりやすく解説します。
※NMN点滴はいわゆる再生医療ではなく、健康保険が適用されない自費診療です。本記事は医療広告ガイドラインに配慮し、医師の監修のもと作成しています。期待される作用や感じ方には個人差があり、特定の病気の治療、若返り、疲労回復などを保証するものではありません。費用・投与量・回数・副作用などの詳細については、診察時に医師へご確認ください。
NMNはハーバード大学の研究チームによる老化研究で広く注目を集めた成分です。マウスを使った実験では、NMNの投与によってNAD+レベルが回復し、筋肉・代謝機能の改善が確認されています。ヒトへの応用研究も進んでいますが、現時点では個人差があり、すべての方に同様の効果が保証されるものではありません。
NMNはサプリメントとしても広く販売されていますが、経口摂取の場合は消化管での吸収・代謝の過程を経るため、実際に体内に届く量には限りがあります。一方、点滴(静脈内投与)は消化管を通らずに成分が直接血中に入るため、より効率的にNMNを体内へ届けられる方法として、医療機関での点滴投与が選択されています。ただし、投与方法の違いによる効果の優劣については個人差があります。
NMN点滴を受けた方からは、「疲れが取れやすくなった」「体が軽く感じる」「睡眠の質が上がった気がする」といった声が聞かれます。ただし、これらはあくまでも個人の感想であり、効果には個人差があります。特定の疾患を治療するものではなく、細胞レベルでのコンディション維持・向上を目的とした自費診療です。
⚠ 注意:こんな点は必ず確認してください
✅ NMN点滴のメリット
⚠ NMN点滴のデメリット・注意点
費用・回数・他の治療との組み合わせなど、どんな小さな疑問もまずはお気軽にご相談ください。東京都千代田区神田神保町、神保町駅から徒歩2分。平日18:30まで診療しています。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.23
「骨密度が少し低めと言われたけれど、骨粗しょう症ではないと言われた。じゃあ、骨減少症って何?」と疑問に思ったことはありませんか。健診や骨密度検査で「骨減少症」という言葉を初めて耳にして、骨粗しょう症との違いがよくわからないまま帰宅してしまう方は少なくありません。
結論からお伝えすると、骨減少症と骨粗しょう症はどちらも骨密度の低下した状態ですが、その程度(数値の範囲)が異なります。骨減少症は「骨粗しょう症の一歩手前」にあたる状態で、この段階でしっかりと対策をとることが、将来の骨折リスクを下げるうえで非常に重要です。診断基準は世界保健機関(WHO)が定めた骨密度のT値(Tスコア)によって区分され、T値が−1.0以上を正常、−1.0〜−2.5未満を骨減少症、−2.5以下を骨粗しょう症と判定するのが一般的です(個人差・測定部位により異なります)。
| 分類 | T値の目安 | 状態のポイント |
|---|---|---|
| 正常 | −1.0以上 | 骨密度は平均的な範囲 |
| 骨減少症 | −1.0〜−2.5未満 | 骨密度がやや低下。対策が重要な段階 |
| 骨粗しょう症 | −2.5以下 | 骨密度が明らかに低下。骨折リスクが高まる |
T値はマイナスが大きいほど骨密度が低い状態を示します。自分の数値が「どの区分」にあるかを把握することが、最初のステップです。測定部位(腰椎・大腿骨など)によって結果が異なる場合があるため、医師の説明をよく確認しましょう。
骨減少症の段階でも骨折リスクは上昇しています。この時期こそ生活習慣の見直し・専門的なケアを始めるチャンスです。対策を早く始めるほど、その後の骨密度維持に有利に働く可能性が期待できます(個人差があります)。
骨粗しょう症の診断には骨密度(T値)のほか、脆弱性骨折の有無・年齢・性別・ホルモン状態・生活習慣なども考慮されます。数値だけで一喜一憂せず、整形外科専門医に相談することをおすすめします。
⚠ こんな症状があれば整形外科へ
「身長が縮んできた気がする」「背中が丸くなってきた」「軽くぶつけただけで骨折した」などの症状は、椎体骨折や骨密度低下のサインである可能性があります。自覚症状がない場合でも、50歳以上の女性・65歳以上の男性、または危険因子がある方は定期的な骨密度検査を受けることをおすすめします。
✅ 骨密度アップに役立つ生活習慣
⚠ 骨密度低下を招きやすい習慣
| 薬の種類 | 主な働き | 投与方法の例 |
|---|---|---|
| ビスホスホネート製剤 | 骨吸収を抑制し、骨密度を維持・増加 | 内服・注射 |
| SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター) | 骨に対してエストロゲン様の働きをする | 内服 |
| デノスマブ | 骨吸収を強力に抑制 | 皮下注射(6か月ごと) |
| 副甲状腺ホルモン製剤(テリパラチドなど) | 骨形成を促進し、骨量を増やす | 注射 |
| ロモソズマブ | 骨形成促進+骨吸収抑制の二重作用 | 皮下注射(月1回) |
| カルシウム・ビタミンD製剤 | 骨の材料補充・吸収を助ける補助療法 | 内服 |
👨⚕️ 院長 板倉 剛(いたくら ごう)先生より
「骨減少症・骨粗しょう症は、自覚症状が少ないままに進行することが多く、骨折して初めて気づかれる方も少なくありません。しかし、年齢を理由に骨の健康を諦める必要はないと考えています。骨密度が気になる方、健診で指摘を受けた方、骨粗しょう症の治療を継続したい方は、どうぞお気軽にご相談ください。当院では全身型骨密度測定装置を活用した評価と、患者さんの生活に合わせた治療・リハビリのご提案を心がけています。」
「骨密度が低めと言われた」「骨粗しょう症の治療を続けたい」「転倒が心配」など、骨に関するお悩みは早めのご相談が大切です。東京都千代田区神田神保町、神保町駅徒歩2分の当院で、あなたの骨の健康を一緒に考えます。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.23
「最近、尿漏れが気になる」「骨盤のあたりに違和感や重だるさを感じる」——そんな悩みを抱えながらも、どこに相談すればいいかわからず、一人で抱え込んでいる方は少なくありません。
骨盤臓器脱は、骨盤底筋の機能が低下することで起こる状態です。エムセラ(EMSELLA)は骨盤底筋を集中的に鍛える医療機器として注目されており、軽度〜中等度の骨盤底機能低下によって生じる症状の改善に役立つ可能性があります。ただし、骨盤臓器脱の程度や状態によっては適応外となるケースもあるため、受ける前に正しい知識を持っておくことが大切です。
この記事では、エムセラの仕組み・骨盤臓器脱との関係・期待できる効果と限界・注意点まで、整形外科医の視点からわかりやすくご説明します(効果には個人差があります)。
骨盤底筋は①膀胱・子宮・直腸などの臓器を正しい位置で支える機能と、②排尿・排便を適切にコントロールする機能の2つを担っています。この筋肉が衰えると、両方の機能が低下するため、臓器の下垂と尿漏れ・頻尿などが同時に起こりやすくなります。
経腟分娩後の骨盤底筋の損傷、閉経後の女性ホルモン低下による筋・靭帯の変化、加齢による筋力低下、慢性的な咳や便秘による繰り返しの腹圧上昇などが、骨盤底筋の機能低下を引き起こす主な要因として知られています。
骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操など)は、軽度の骨盤底機能低下に対して有用とされていますが、すでに進行した骨盤臓器脱に対して自己流の運動だけで改善できるわけではありません。状態の評価なしに運動法を選ぶと、症状が変わらないばかりか、かえって腹圧がかかる動きが症状を悪化させる場合もあります。まず専門家による状態の確認を受けることが大切です。
⚠ エムセラを受けられない場合がある方
体内に金属製インプラント・ペースメーカー・除細動器・子宮内避妊器具(IUD)などの医療機器を使用している方は、エムセラの施術を受けられない場合があります。また、妊娠中・出血傾向のある方・悪性腫瘍がある部位への照射なども禁忌とされています。必ず施術前に医師への申告・確認を行ってください。
✅ エムセラが有用と考えられるケース
⚠ 慎重に検討・他の治療が必要なケース
⚠ 自己判断でエムセラを選ぶことのリスク
骨盤臓器脱の状態を正しく評価しないままエムセラを試しても、期待する改善が得られないことがあります。また、重度の脱出がある状態でエムセラだけに頼ると、適切な治療のタイミングを逃してしまう可能性もあります。「エムセラが自分に向いているかどうか」は、まず医師に診てもらうことからはじめましょう。
🩺 院長コメント|板倉 剛(いたくら ごう)先生
「骨盤底の悩みは、年齢のせいだと諦めてほしくないと常々思っています。エムセラは、骨盤底筋に直接アプローチできる選択肢のひとつですが、大切なのはまずご自身の状態を正しく知ることです。当院では整形外科・リハビリテーション科の専門性を活かし、患者さんの状態を丁寧に評価したうえで、エムセラが適しているかどうかも含めて一緒に考えます。慢性的な症状でお困りの方は、ひとりで悩まずにご相談ください。」
この記事のポイント
千代田区神田神保町の神保町整形外科では、整形外科専門医がご状態を丁寧に評価し、エムセラをはじめとした治療の選択肢をご一緒に考えます。慢性的な痛みや骨盤底の悩みで変化を感じられなかった方も、まずはご相談ください。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.23
「マッサージに通い続けているのに、肩こりが一向に楽にならない」「湿布や市販薬を試しても、その場しのぎにしかならない」――そんな慢性的な肩こりに悩んでいる方は少なくありません。
実は、こうしたなかなか改善しない肩こりの多くには、「トリガーポイント(発痛点)」と呼ばれる筋肉内の硬いしこりが関係していることがあります。このトリガーポイントに直接アプローチする治療法が「トリガーポイント注射」です。
トリガーポイント注射は、整形外科で行われる注射治療のひとつで、慢性的な肩こりや首・肩まわりの痛みに対して用いられます。すべての方に同じ効果が出るわけではなく、個人差がありますが、長引く肩こりの原因を探りながら改善を目指す選択肢のひとつとして知っておくと役立ちます。
長時間の同じ姿勢・筋肉の使いすぎ・精神的なストレス・血行不良などが重なると、筋肉の一部が過緊張した状態になり、局所的に血流が悪化します。この状態が続くと発痛物質が蓄積し、神経が過敏化することで、トリガーポイントが形成されると考えられています。デスクワークが多い方や姿勢が前傾みになりがちな方はリスクが高まりやすい傾向があります。
トリガーポイントには、安静時でも痛みを発する「活性型(アクティブ)」と、押したときだけ痛みや関連痛を生じる「潜在型(ラテント)」の2種類があります。慢性的な肩こりで感じる「押すといつもより痛む場所がある」という感覚は、潜在型のトリガーポイントであることも少なくありません。どちらのタイプかを把握することが、適切な治療選択につながります。
マッサージや温熱療法は血行促進・筋肉の緊張緩和に有効ですが、深部にあるトリガーポイントへのアプローチは限界があることもあります。表面からの刺激だけでは発痛点の過敏性が十分に解消されないため、「その場は楽になるがすぐ元に戻る」という状態になりやすいのです。慢性化したトリガーポイントには、より直接的なアプローチが必要になる場合があります。
| ステップ | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| ①問診・触診 | 症状の期間・場所・生活習慣などを確認。医師が肩まわりを触診し、発痛点の場所を特定します。 | 5〜10分 |
| ②説明・同意 | 治療内容・リスク・注意事項を医師から説明を受け、同意確認を行います。 | 3〜5分 |
| ③注射 | 特定したトリガーポイントに細い針を刺して薬剤を注入。複数箇所に行うこともあります。 | 数分程度 |
| ④アフターケア | 注射後は安静確認。効果や副反応の有無を確認し、次回の治療計画を検討します。 | 5〜10分 |
✔ 期待できること
⚠ 注意すること
⚠ 注意事項
トリガーポイント注射は医療行為です。薬剤アレルギーや血液凝固に影響する薬を服用している方・妊娠中の方などは、事前に医師へお申し出ください。注射後に注射部位のだるさ・一時的な痛みの増強を感じることがありますが、通常は数日以内に落ち着くことが多いとされています(個人差があります)。いずれの場合も、必ず医師に相談したうえで治療を受けるようにしてください。
👨⚕️ 院長・板倉 剛(いたくら ごう)からのコメント
「肩こりや慢性的な痛みは、年齢や仕事のせいだから仕方ない、と諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。しかし、私は年齢を理由に痛みを諦める必要はないと考えています。完治が難しい場合でも、あらゆる手段を使って今より良い状態を目指すことが、私たちの診療のゴールです。慢性的な肩こりでお悩みの方、他院の治療で変化を感じられなかった方こそ、ぜひ一度ご相談ください。身近なかかりつけ医として、患者さん一人ひとりに寄り添いながらお手伝いをさせていただきます。」
「ずっと肩こりと付き合ってきた」「他の治療では変化を感じられなかった」という方も、ぜひ一度ご相談ください。神保町駅徒歩2分・平日18:30まで診療。あなたの痛みと真剣に向き合います。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.23
靭帯を損傷してしまい、「手術は避けたい」「でも保存療法だけでは回復しきらない気がする」と、治療の選択肢に悩んでいませんか?
そのような方に近年注目されているのが、PFC-FD療法(血小板由来成長因子を用いた再生医療)です。自分の血液に含まれる成長因子を活用して損傷部位の修復を促す治療法で、靭帯損傷に対しても適用が検討されるケースがあります。「手術ほど体への負担をかけずに、回復のきっかけをつくりたい」という方にとって選択肢のひとつになりえます(効果には個人差があります)。
この記事では、PFC-FD療法とはどのような治療法なのか、靭帯損傷との関係、治療の流れや注意点まで、できるだけわかりやすく解説します。
PFC-FD療法は患者さん自身の血液を原料とするため、拒絶反応が起こりにくいとされています。採血・遠心分離・成長因子の抽出・凍結乾燥という工程を経て、高濃度に成長因子を含む製剤を作製します。自己血由来であることは安全性の面で重要なポイントです(効果・安全性には個人差があります)。
靭帯は血流に乏しく自己修復力が低い組織です。成長因子を損傷部位に直接届けることで、線維芽細胞の活性化やコラーゲン産生の促進を通じた組織修復のサポートが期待されます。「自然治癒力をサポートする」というのがPFC-FD療法の基本的な考え方です(効果には個人差があります)。
血小板を凍結乾燥処理することで、血小板そのものではなく成長因子のみを高濃度に抽出・安定化させた製剤を作ります。これにより白血球などの炎症を起こしやすい成分を除去し、注射後の炎症反応を抑えることが期待されます(個人差があります)。
⚠ 注意
PFC-FD療法は自費診療(保険適用外)です。また、完全断裂など重篤な靭帯損傷では、手術が優先される場合があります。治療の適否は必ず整形外科専門医の診察を受けたうえでご判断ください。
| 比較項目 | PRP療法 | PFC-FD療法 |
|---|---|---|
| 原料 | 自己血(多血小板血漿) | 自己血(成長因子のみ抽出) |
| 白血球の含有 | 含む場合がある | 除去済み(炎症リスクを低減) |
| 保存性 | 採取後すぐに使用 | 凍結乾燥により保存可能 |
| 注射後の炎症 | 一時的な炎症が生じる場合あり | 炎症が起こりにくいとされる |
| 保険適用 | 保険適用外(自費) | 保険適用外(自費) |
✅ PFC-FD療法のメリット
⚠ PFC-FD療法のデメリット・注意点
まず整形外科専門医が問診・触診・レントゲン・MRIなどで損傷の程度を評価します。PFC-FD療法が適切かどうかの判断はこの段階で行われます。完全断裂など手術適応と判断された場合は、そちらが優先されます。
患者さん自身の血液を採取し、遠心分離により血小板を濃縮したのち、成長因子のみを抽出・凍結乾燥してPFC-FD製剤を作製します。採血量はクリニックや注射箇所数によって異なります。
作製したPFC-FD製剤を損傷した靭帯周囲に注射します。超音波(エコー)を用いてより精密に目的の部位へ注射するケースもあります。注射後は通常の日常生活に戻ることが多いですが、激しい運動は一定期間控える必要があります。
注射後は定期的な経過観察を行いながら、リハビリテーションを並行して進めます。リハビリとの組み合わせが機能回復において重要とされています。症状の改善度合いによっては複数回の注射を検討することもあります(個人差があります)。
⚠ 靭帯損傷における治療の選択について
PFC-FD療法はすべての靭帯損傷に適用できるわけではありません。完全断裂や関節の著しい不安定性がある場合は、手術療法が推奨される場合があります。「手術が嫌だからPFC-FD療法を受けたい」というご希望はよく理解できますが、まずは整形外科専門医に状態を評価してもらい、最適な治療法を選択することが大切です。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください

👨⚕️ 院長コメント|板倉 剛(いたくら ごう)医師
「年齢を理由に痛みを諦める必要はないと考えています。靭帯損傷の慢性的な痛みも同様です。当院の診療のゴールは、ただ症状を抑えるだけでなく、患者さんのQOL(人生の質)を向上させること。完治が難しい状況であっても、あらゆる手段を使って現状より良い状態を目指します。PFC-FD療法もそのひとつの選択肢として、患者さんに寄り添いながらご提案できればと思っています。慢性的な痛みを諦めている方、他院での治療で変化を感じられなかった方こそ、ぜひ一度ご相談ください。」
神保町駅徒歩2分。再生医療認定医による診察で、あなたに合った治療の選択肢をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.23
「腰や足の痛み・しびれが続いていて、MRIで椎間板ヘルニアと診断された。硬膜外ブロック注射を勧められたけれど、どんな治療なのか不安…」そう感じている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、硬膜外ブロック注射は、椎間板ヘルニアによる神経の炎症や痛みを和らげる目的で広く行われている保存療法のひとつです。手術を回避・先送りできる可能性があり、多くの患者さんが日常生活を取り戻す手助けになっています(効果には個人差があります)。
この記事では、硬膜外ブロック注射の仕組みから効果の目安・流れ・注意点まで、整形外科専門医がわかりやすく解説します。
椎間板ヘルニアは、椎骨と椎骨の間にあるクッション(椎間板)の一部が飛び出し、周囲の神経を圧迫・刺激することで強い痛みやしびれを引き起こす疾患です。腰部に生じる「腰部椎間板ヘルニア」が特に多く、お尻から太もも・ふくらはぎ・足先にかけて走るような痛みやしびれ(坐骨神経痛)が代表的な症状として知られています。
患者さんからよく伺うお声には、次のようなものがあります。
このような悩みを抱えて来院される方は、神保町・千代田区周辺でもたいへん多くいらっしゃいます。「痛み止めの薬は胃が心配」「ずっと飲み続けていいのか不安」という方にとっても、硬膜外ブロック注射は選択肢のひとつとして主治医と相談する価値があります。
また、「年齢のせいだから仕方がない」と痛みを我慢し続けている方もいらっしゃいますが、年齢を理由に痛みを諦める必要はありません。適切な治療でQOL(生活の質)を上げることを目指すことが大切です。
硬膜外ブロック注射とは、脊髄を包む「硬膜」の外側にある「硬膜外腔(こうまくがいくう)」という空間に薬液を注入する治療法です。名前だけ聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、仕組みを理解すると落ち着いて受けていただけると思います。
脊髄は「硬膜」という膜で覆われており、その外側に硬膜外腔と呼ばれる空間があります。ここには脊髄から枝分かれした神経の根(神経根)が通っており、炎症が起きやすい場所でもあります。硬膜外ブロック注射では、この空間に直接薬液を届けることで、神経まわりの炎症を和らげることが期待できます。
一般的に、硬膜外ブロック注射では局所麻酔薬を主体とし、炎症を抑える目的でステロイド薬(副腎皮質ホルモン薬)を併用することがあります。ステロイド薬には神経まわりの炎症・むくみを抑える作用があり、痛みのサイクルを断ち切ることが期待されています。使用する薬剤や量は患者さんの状態によって異なります。
硬膜外ブロック注射には、主に「腰椎硬膜外ブロック」と「仙骨硬膜外ブロック」の2つのアプローチがあります。腰部椎間板ヘルニアの場合は、椎間板の飛び出し部位に近い腰の部分から注射することが多いです。いずれも専用の針を使い、医師が慎重に行う処置です。
「どのくらい効くの?」「何回打てばいい?」「注射自体が痛くないか心配」——患者さんからよく聞かれる疑問にお答えします。
硬膜外ブロック注射の効果は個人差が大きいものですが、多くの場合、注射後数時間〜数日以内に痛みやしびれが軽くなる感覚が得られることが報告されています。効果の持続期間も数日から数週間とさまざまで、繰り返し行うことで症状が落ち着いてくる方もいらっしゃいます。
ただし、硬膜外ブロック注射はあくまで「痛みと炎症を和らげる」治療であり、飛び出した椎間板そのものを元に戻すものではありません。痛みが軽減している間にリハビリを行い、体の機能を回復させることが重要です。注射単体で完結するのではなく、リハビリや生活習慣の改善と組み合わせることで、より効果が期待できます。
回数に決まったルールはなく、症状の程度・改善の具合・患者さんの状態によって主治医が判断します。一般的には数週間ごとに複数回繰り返して行うことが多く、効果を見ながら計画的に進めることが基本です。「1回打ったら終わり」でも、「いつまでも打ち続ける」でもなく、目標を持って治療を進めるのが望ましい姿です。
また、ステロイド薬を使用する場合は、同じ部位への過剰な投与が組織への影響につながる可能性があるため、回数や間隔は医師の指示に従うことが大切です。
「注射が怖い」という方は多いのですが、硬膜外ブロック注射は処置前に皮膚へ局所麻酔を行うため、多くの場合は「チクッとする」程度の感覚で受けていただけます。ただし、感じ方には個人差があります。処置後はしばらくクリニック内で安静にしていただき、状態を確認してから帰宅していただく流れが一般的です。
⚠ 受ける前に確認しておきたいこと
椎間板ヘルニアの治療は大きく「保存療法」と「手術療法」に分けられます。硬膜外ブロック注射は保存療法のひとつです。どのような流れで治療が進むのか、また他の保存療法との違いを整理します。
初診では問診・神経学的診察・画像検査(レントゲン・MRIなど)を通じて、椎間板ヘルニアの状態・神経への影響・程度を評価します。その上で、薬物療法・リハビリ・ブロック注射など複数の治療手段を組み合わせたプランが検討されます。硬膜外ブロック注射は、薬だけでは痛みがコントロールしきれない場合や、早期に活動性を取り戻したい場合などに選択されることがあります。
| 治療法 | 主な目的 | 特徴 |
|---|---|---|
| 薬物療法 | 炎症・痛みの抑制 | 内服・外用で対応。継続服用時の胃腸への影響に注意 |
| リハビリテーション | 筋力強化・姿勢改善 | 再発予防・機能回復に不可欠。理学療法士が指導 |
| 硬膜外ブロック注射 | 神経炎症の直接鎮静 | 比較的速やかな鎮痛効果が期待できる。個人差あり |
| 牽引療法・物理療法 | 椎間への圧力軽減 | 自動牽引装置・低周波治療器などで補助的に使用 |
❌ よくある誤解
「硬膜外ブロック注射を打てば、飛び出した椎間板が元に戻って治る」と思っている方がいらっしゃいますが、これは正確ではありません。
✅ 正しい理解
硬膜外ブロック注射の目的は「痛みと炎症を和らげること」です。飛び出した椎間板を物理的に元の位置に戻す効果はありません。ただし、炎症が落ち着き痛みが引くことで、リハビリへの参加がしやすくなり、体の機能回復が期待できます。また、椎間板ヘルニアは時間の経過とともに自然消退することも知られており、その経過を痛みなく過ごすためにブロック注射が役立つケースがあります。
👍 硬膜外ブロック注射のメリット
⚠️ 注意すべき点
東京都千代田区神田神保町にある神保町整形外科では、椎間板ヘルニアをはじめとする腰痛・坐骨神経痛の患者さんに対して、注射・リハビリ・先進治療を組み合わせた総合的なアプローチで対応しています。
🩺 院長・板倉 剛(いたくら ごう)先生より
「椎間板ヘルニアによる痛みやしびれで日常生活が制限されている方は、ぜひ早めにご相談ください。『年齢のせいだから』『手術しかないと言われたから』と諦める前に、できることはたくさんあります。硬膜外ブロック注射はそのひとつに過ぎず、リハビリや他の治療と組み合わせながら、患者さんお一人おひとりの状態に合わせた計画を一緒に考えます。診療のゴールはただ症状を抑えることではなく、皆さんのQOL(人生の質)を上げること。慢性的な痛みで諦めている方、他院の治療で変化を感じられなかった方こそ、お気軽にご相談いただければ幸いです。」
東京都千代田区神田神保町の神保町整形外科は、神保町駅A7出口より徒歩2分。平日18:30まで診療しているため、お仕事帰りの方にもご利用いただきやすい環境です。慢性的な痛みで諦めている方、他院の治療で変化を実感できなかった方こそ、お気軽にご相談ください。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.22
腱鞘炎の痛みが長引いて、「もう治らないのかな」と諦めかけていませんか?湿布や安静でなかなか改善せず、でも手術は怖い——そんな方に知っていただきたいのが拡散型圧力波治療という選択肢です。
拡散型圧力波は、体の外から圧力波を患部に照射することで組織の修復を促す効果が期待できる、注射や切開を必要としない治療法です。慢性的な腱・腱鞘のトラブルに対して整形外科の分野で活用されており、一定の治療回数を重ねることで症状の改善が期待できます(個人差があります)。
この記事では、腱鞘炎の基礎知識から拡散型圧力波の仕組み・治療の流れ・注意点まで、整形外科専門医の視点でわかりやすくお伝えします。
腱と腱鞘は毎日の動作で少しずつ摩擦を受けています。適度な休息があれば自己修復が追いつきますが、休息なく同じ動作を繰り返すと摩耗が蓄積し、炎症が生じます。スマートフォン・PC操作・スポーツ動作が代表的な原因です。
炎症が長期化すると、腱や腱鞘周囲の血流が低下します。血流が乏しい状態では修復に必要な成長因子・栄養素が届きにくくなり、治癒サイクルが滞る悪循環に陥ることがあります。これが「安静にしても治らない」状態の一因です。
炎症と修復が繰り返されると、腱鞘が肥厚(厚くなる)し、腱との間で癒着が起こる場合があります。ばね指で「引っかかり感」が出るのはこの状態の典型例です。硬くなった組織へのアプローチが治療の鍵となります。
✅ 拡散型圧力波のメリット
⚠️ 注意点・デメリット
症状の経過・部位・重症度を確認します。必要に応じてレントゲンや超音波検査(エコー)などで状態を評価し、拡散型圧力波が適切かどうかを判断します。
自費診療のため、費用・回数・期間・期待できる効果・注意点について医師から説明を受け、納得した上で治療を進めます。
専用のプローブ(照射器)を患部に当て、圧力波を照射します。1回の施術時間は患部の大きさや照射数によりますが、数分〜15分程度が目安です(個人差・部位により異なります)。
一般的に週1〜2回のペースで3〜5回程度のコースが目安とされていますが、症状や経過によって調整します。治療後2〜3日は照射部位に軽い筋肉痛のような違和感が出ることがあります(個人差があります)。
⚠️ 治療を受ける際の注意事項

🩺 院長コメント|板倉 剛(いたくら ごう)先生
「年齢を理由に痛みを諦める必要はないと考えています。腱鞘炎は慢性化すると安静だけでは改善しにくくなりますが、拡散型圧力波のような治療を組み合わせることで、現状より良い状態を目指すことができます。完治が難しいケースでも、QOL(人生の質)を向上させるためにあらゆる手段を考えていきたい。慢性的な痛みで諦めている方、他院での治療で変化を感じられなかった方こそ、ぜひ一度ご相談ください。身近なかかりつけ医として、患者さんに寄り添いながらお手伝いします。」
神保町駅徒歩2分、平日18:30まで診療。千代田区神田神保町の神保町整形外科では、整形外科専門医が症状に合わせた治療法をご提案します。慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方、お気軽にご相談ください。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.22
「保険のリハビリが終了と言われたけれど、まだ仕事に戻れる気がしない」——そんな不安を抱えている方は少なくありません。
結論からお伝えすると、保険リハビリに日数の上限があっても、自費リハビリを活用することで仕事復帰に向けたリハビリを継続することができます。症状や職種にもよりますが、自費リハビリでは保険の制約を受けずに個人の状態に合わせたプログラムを組める点が大きなポイントです。
この記事では、自費リハビリと保険リハビリの違いから、仕事復帰を目指す方が知っておくべき基礎知識・注意点・活用法まで、整形外科の専門家の視点でわかりやすく解説します。(症状・回復の程度には個人差があります)
医師の指示のもと、理学療法士・作業療法士などの国家資格保持者が提供するリハビリです。費用の一部を健康保険で賄えるため自己負担は少ないですが、疾患ごとに算定日数の上限があり、その期限が来ると継続が難しくなります。1回あたりの時間やプログラム内容も、保険点数の制約の中で設計されます。
健康保険を使わずに行うリハビリです。算定日数の上限がなく、患者さんの状態や目標に応じて期間・頻度・プログラム内容を柔軟に設定できます。仕事復帰・スポーツ復帰・生活の質向上など、個人の目標を軸にリハビリを継続したい方に向いています。費用は全額自己負担となります。
治療の初期段階や急性期は保険リハビリの活用が基本です。保険の期限が近づいてきたタイミング・保険リハビリ終了後も目標未達な場合・仕事復帰に向けた個別プログラムが必要な場合などに、自費リハビリへの移行や併用を検討するとよいでしょう。担当の医師・理学療法士に相談しながら判断することをおすすめします。
| 項目 | 保険リハビリ | 自費リハビリ |
|---|---|---|
| 費用負担 | 1〜3割(健康保険適用) | 全額自己負担 |
| 日数制限 | 疾患ごとに上限あり | なし(継続可) |
| プログラムの柔軟性 | 保険点数の制約内 | 個人の目標に合わせて設定可 |
| 仕事復帰目標の設定 | 対応しにくい場合も | 職種別プログラムに対応しやすい |
| スポーツ復帰対応 | 限定的 | 競技復帰まで継続可 |
🟢 デスクワーク・オフィス系の方向け
🟣 現場・身体を使うお仕事の方向け
✅ メリット
⚠️ デメリット・注意点
⚠️ ご注意ください
自費リハビリは保険診療とは異なり、治療の効果・回復の速度には個人差があります。また、医師による診察・評価を経ずにリハビリのみを受けることはお勧めできません。現在の症状・病態を医師が把握した上で、理学療法士がプログラムを設計することが安全で効果的なリハビリにつながります。自己判断で動作訓練を行うと症状を悪化させるリスクもありますので、必ず専門家にご相談ください。
👨⚕️ 院長 板倉 剛(いたくら ごう)より
「年齢を理由に痛みや不自由さを諦める必要はないと、私は考えています。神保町整形外科の診療のゴールは、病気や機能の改善にとどまらず、患者さんがQOL(人生の質)を向上させること。たとえ完治が難しい状態であっても、あらゆる手段を使って現状より良い状態を目指します。仕事に戻りたいのに保険リハビリが終わってしまった、他院の治療で変化を感じられなかった——そういった方にこそ、ぜひ一度ご相談いただきたいと思っています。身近なかかりつけ医として、患者さんに寄り添いながらサポートしていきます。」
保険リハビリが終了した方・他院で改善を感じられなかった方も、まずはお気軽にご相談ください。神保町駅徒歩2分・平日18:30まで診療。千代田区エリアのかかりつけ整形外科として、患者さんひとりひとりに寄り添います。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
2026.09.22
「症状固定と言われたのに、まだ痛みが残っている」「労災治療が終わった後、どこに相談すればいいの?」——そんな不安を抱えたまま、毎日を過ごしていませんか?
症状固定後も、労災のアフターケア制度を活用すれば、継続して治療・リハビリを受けることができます。症状固定はゴールではなく、新しいケアのスタートラインです。
アフターケア制度の対象となる傷病は全28種類。脊髄損傷や末梢神経損傷など整形外科的な疾患も多く含まれます。制度の概要・手続き・症状固定後の治療の選択肢まで、整形外科医の立場からわかりやすく解説します。
労災の治療期間中、「症状固定」という言葉を主治医から告げられると、多くの方が「これ以上治療してもらえないの?」と戸惑いを感じます。痛みや不自由さが残っているにもかかわらず、治療の区切りを宣告されるような感覚は、精神的にもつらいものです。
特に腰や首の痛み・手足のしびれ・関節の動きにくさは、症状固定後も日常生活に大きく影響します。「痛みはあるけれど、もう保険診療で治療は受けられない」と諦めている方も少なくありません。
しかし、症状固定後に受けられる選択肢は、実はゼロではありません。国の労災補償制度には、症状固定後の方を対象とした「アフターケア制度」が設けられています。また、症状固定後の痛みに対しても、整形外科的な観点からアプローチできる治療法があります。
まずは「症状固定とは何か」「アフターケアとは何か」を正しく理解するところから始めましょう。知識があるかないかで、その後の生活の質は大きく変わります。
症状固定とは、「治療を続けてもそれ以上の改善が見込めない状態になった」と医師が判断するタイミングのことです。これは、「完全に治った」という意味ではありません。痛みや機能障害が残っていても、現時点での医学的な治療効果が頭打ちになったと判断された段階を指します。
症状固定後も痛みや機能障害が残ることはよくあります。残った症状は「後遺障害」として等級認定の対象となる場合があり、障害補償給付などを受け取れる可能性があります。症状固定はゴールではなく、補償手続きの新たな出発点と考えることが重要です。
症状固定の診断が出ると、労働基準監督署に対して障害(補償)等給付の申請ができるようになります。後遺障害の内容に応じて1〜14級の等級が認定され、等級に応じた給付を受けることができます。申請には主治医に「障害給付請求書」用の診断書を作成してもらう必要があります(個人差があります)。
症状固定後であっても、労災のアフターケア制度の対象であれば、引き続き指定医療機関での診察・検査・リハビリを無料で受けることができます。また、症状が悪化・再発した場合には、再度、労災保険の療養補償を受けられる場合もあります。「もう何もできない」と諦めてしまう前に、制度を確認することが大切です。
労災保険のアフターケア制度(正式名称:アフターケア制度)は、症状固定後も残った障害の悪化を予防し、円滑な社会復帰を支援することを目的とした国の制度です。厚生労働省が定める28種類の対象傷病に該当する場合、労働者は指定医療機関で継続的にケアを受けることができます(費用は原則として労災保険が負担)。
アフターケアで受けられるサービスには、診察・保存的処置(薬の処方など)・保健指導・検査・リハビリ(理学療法・作業療法)などが含まれます。ただし、新たな疾患の治療や手術などの積極的な治療は対象外となる場合があり、内容には一定の制限があります。詳細は最寄りの労働局または労働基準監督署にご確認ください。
28種類の対象傷病のうち、整形外科的な疾患として代表的なものをご紹介します(個人差があります。詳細は必ず所轄の労働基準監督署にご確認ください)。
| 対象傷病(例) | 主な対象部位・状態 |
|---|---|
| 脊髄損傷 | 頸髄・胸髄・腰髄損傷による麻痺・しびれ |
| 末梢神経損傷 | 手足のしびれ・感覚障害・運動障害 |
| 振動障害 | 白ろう病・手指・手腕の障害 |
| 外傷による関節障害 | 可動域制限・関節の変形・疼痛 |
| 慢性肝炎など(全身疾患) | 業務上の感染・疾患による後遺症 |
自分の傷病が対象かどうか不明な場合は、加入している労災保険の窓口(所轄の労働基準監督署)または主治医にご相談ください。
アフターケア制度を利用するには、以下の手順が必要です(手続きの詳細・書式は労働基準監督署にご確認ください)。
STEP 1. 主治医から症状固定の診断を受ける
STEP 2. 所轄の労働基準監督署に「アフターケア実施申請書」を提出(医師の意見書が必要な場合あり)
STEP 3. 都道府県労働局から「アフターケア手帳」が交付される(審査あり)
STEP 4. アフターケア手帳を持参して、指定医療機関での受診・リハビリを開始する
⚠️ 注意:アフターケアには実施期間・回数に上限がある場合があります
アフターケア制度の実施期間・受診回数には傷病の種類によって上限が設けられている場合があります。また、アフターケアはあくまで「症状の維持・悪化予防」を目的とするものであり、新たな積極的治療は対象外となる場合があります。詳細は必ず所轄の労働基準監督署または産業保健スタッフにご確認ください。
アフターケア制度の範囲内では、理学療法士・作業療法士によるリハビリテーションを受けることができます。可動域訓練・筋力トレーニング・日常生活動作訓練などが中心となり、残存する機能をできる限り維持・改善することを目的としています。
また、痛みのコントロールのために消炎鎮痛剤や湿布などの薬物療法、温熱療法・低周波治療などの物理療法が組み合わせて行われます。こうした保存療法は、毎日の生活の質(QOL)を支える上で重要な役割を担います。
労災アフターケア制度の範囲内では対応できない場合や、さらなる改善を目指したい方には、自費診療として提供されている先進的な治療法を選択肢として検討することもできます。
✅ 自費診療を選ぶメリット
⚠️ 自費診療の注意点
たとえば拡散型圧力波治療は、体の外から圧力波を患部に照射して慢性的な痛みや筋肉の緊張を和らげることが期待される治療法です。また、PFC-FD療法(再生医療)は、自己血液に由来する成長因子を患部に注射する再生医療であり、膝や肩の慢性疼痛などに対して活用されています(効果には個人差があります)。
さらに、保険診療の期限を超えたリハビリテーションを自費で継続できる「自費リハビリ」という選択肢もあります。「もうリハビリの期限が切れてしまった」という方でも、自費診療として専門スタッフのもとでリハビリを続けることが可能な施設があります。
症状固定後に症状が明らかに悪化したり、新たな症状が現れた場合は、「再発」として再度、労災保険の療養補償を受けられる可能性があります。この場合は、速やかに医療機関を受診し、主治医に状況を伝えた上で、所轄の労働基準監督署に相談することをおすすめします。
「あの頃よりも痛みがひどくなった気がする」「以前はできていた動作が急にできなくなった」という変化を感じたら、我慢せずに早めに整形外科を受診することが大切です。変化の記録(いつから・どんな症状か・程度の変化)をメモしておくと、医師や監督署での説明もスムーズになります。

👨⚕️ 院長 板倉 剛(いたくら ごう)先生より
「症状固定と言われたからといって、痛みや不自由さを年齢や体質のせいにして諦める必要はないと考えています。当院の診療のゴールは、病気や機能の改善にとどまらず、患者さんのQOL(人生の質)を向上させることです。完治が難しいケースであっても、あらゆる手段を使って現状より良い状態を目指します。労災後のアフターケアで悩んでいる方、他院でのリハビリ期限が切れてしまった方も、まずは一度ご相談ください。神保町駅から徒歩2分の立地で、平日18:30まで診療しておりますので、お仕事帰りでも無理なくお越しいただけます。」
📋 この記事のまとめ
「もう治療は終わり」と諦める必要はありません。労災アフターケアの活用方法から、自費リハビリ・先進治療まで、現状に合わせた選択肢をご提案します。神保町駅徒歩2分・平日18:30まで診療。まずはお気軽にご相談ください。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F / 東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅 A7出口より徒歩2分(ファミリーマート神保町一丁目店のあるビルの2・3・4F)/ 診療時間:月〜金 9:30〜13:00 / 14:30〜18:30(土・日・祝 休診)
投稿者:
2026.09.22
「デスクワーク中に手がジンジンしびれる」「キーボードを打っていると指先の感覚がなくなってくる」——そんな症状に心当たりはありませんか?仕事中に繰り返す手のしびれは、単なる疲れではなく、業務との関連が疑われる整形外科疾患が原因になっていることがあります。
結論からお伝えすると、仕事中・業務が原因で生じた手のしびれは、労災(労働災害)として認定される可能性があります。ただし、「しびれ=すべて労災」というわけではなく、原因となる疾患の診断と、業務との因果関係の確認が必要です。整形外科での正確な診断を受けることが、労災申請の第一歩になります。
この記事では、仕事中の手のしびれの主な原因・疾患、労災との関係、受診のポイントまでをわかりやすく解説します。
首の骨(頸椎)の加齢変化や、椎間板が飛び出すことで神経が圧迫され、腕・手・指にしびれや痛みが生じます。デスクワークや長時間のスマートフォン使用など、首に負担のかかる姿勢を続けることで症状が悪化しやすい疾患です。首を後ろに反らすと手のしびれが強くなる場合は、頸椎由来のしびれが疑われます。院長の板倉 剛医師は脊椎専門(腰痛・首の痛み)を専門とし、頸椎疾患の診療に豊富な経験を持っています。
手根管症候群は、手首の内側にある「手根管」というトンネルで正中神経が圧迫される疾患です。親指・人差し指・中指・薬指の半分がしびれるのが特徴で、パソコン作業や手首を繰り返し使う業務との関連が指摘されています。肘部管症候群は肘の内側で尺骨神経が圧迫され、薬指・小指のしびれが出ます。どちらも職業性疾患として労災申請の対象になる場合があります。
鎖骨下から腕に向かう神経・血管の束が、肩周囲の筋肉や骨によって圧迫される疾患です。腕を上げる作業や、重いものを持ち続ける業務に従事する方に多く見られます。腕を上げると手のしびれや脱力感が出る場合は、この疾患が疑われます。なで肩体型の方や、長時間同じ姿勢でパソコン作業をする方にも起こりやすいとされています。
| しびれの部位 | 疑われる疾患(例) | 関係する神経 |
|---|---|---|
| 親指・人差し指・中指 | 手根管症候群・頸椎症(C6〜7) | 正中神経 |
| 薬指・小指 | 肘部管症候群・頸椎症(C8) | 尺骨神経 |
| 手全体・腕全体 | 胸郭出口症候群・頸椎椎間板ヘルニア | 腕神経叢 |
| 両手・両腕 | 頸髄症・全身疾患の可能性も | 脊髄・全身 |
⚠️ こんな症状は早急に受診を
手のしびれに加えて、足のしびれ・歩行のふらつき・排尿困難などが同時に出ている場合は、脊髄の重篤な圧迫(頸髄症など)が疑われます。これらの症状がある場合は、速やかに整形外科を受診してください。
①整形外科を受診し、症状の原因となる疾患の診断を受ける。どの疾患が原因か・業務との関連はあるかについて、医師に確認しましょう。②勤務先に労災申請の意向を伝え、会社の担当者から「様式第5号(療養補償給付たる療養の給付請求書)」を受け取る。この書類に医療機関が記入します。③労働基準監督署に書類を提出し、審査を受ける。審査の過程で、就労状況・業務内容の記録が重要な証拠になります。労災申請は自己負担なく治療を受けられる制度であり、申請を躊躇う必要はありません。
⚠️ 労災申請に関する注意事項
労災認定の可否は、最終的に労働基準監督署が判断します。医師による診断書は申請に必要な書類の一つですが、診断書があれば必ず認定されるわけではありません。就労状況・業務内容の記録(作業日報・上司の証言など)を合わせて準備しておくことが重要です。詳しくは労働基準監督署またはお勤め先の担当部署にご確認ください。
🔵 保存療法の主な選択肢
🟡 保存療法の限界・手術を検討する目安
👨⚕️ 院長 板倉 剛(いたくら ごう)医師より
「仕事中の手のしびれを”年齢のせい”や”疲れのせい”と自己判断して放置されている方が多くいらっしゃいます。しかし、しびれは神経からのサインです。診療のゴールは、症状を改善するだけでなく、患者さんが仕事や日常生活を以前のように送れるようになること——QOL(人生の質)の向上です。完治が難しい状態であっても、あらゆる手段を使って現状より良い状態を目指します。慢性的な手のしびれで悩まれている方、他院での治療で変化を感じられなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。」
千代田区神田神保町・神保町駅徒歩2分。平日18:30まで診療、労災・交通事故対応。慢性的な痛みや他院での治療で変化を感じられなかった方も、まずはお気軽にご相談ください。
慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください投稿者:
👨⚕️ 院長・板倉 剛(いたくら ごう)医師より
「年齢を重ねることで体の変化を感じ始めた方、慢性的な疲れや痛みに悩まれている方から、NMN点滴へのご相談をいただく機会が増えています。私は整形外科・脊椎専門として運動器の診療を長く続けてきましたが、患者さんのQOL(人生の質)を高めるためには、痛みの治療だけでなく、体のコンディションを総合的にサポートすることも大切だと考えています。NMN点滴はそのひとつの選択肢です。費用や効果への疑問、他の治療との組み合わせについても、診察の中で丁寧にご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。」