2026.02.16
自律神経の調整を目的とした治療を行います。
星状神経節ブロックという特殊な神経ブロック注射が効果的な場合があります。これは首の交感神経をブロックすることで、自律神経のバランスを整える治療法です。
薬物療法では、自律神経調整薬や抗不安薬、睡眠導入剤などを症状に応じて使用します。理学療法として、温熱療法や低周波治療なども併用します。
生活習慣の改善も重要です。規則正しい生活リズム、十分な睡眠、適度な運動、ストレス管理などが症状の改善に役立ちます。
むちうちを早く治すためには、いくつかの重要なポイントがあります。
当院では、交通事故によるむちうちに対して、医学的根拠に基づいた正確な診断と継続的なフォローを重視した診療を行っています。
交通事故の外傷は、受傷直後に症状が出にくく、時間が経ってから痛みやしびれが現れるケースが多いのが特徴です。そのため当院では、事故後早期からの整形外科受診の重要性をお伝えしています。
投稿者:
2026.02.16
業務中や通勤中にケガをしたにもかかわらず、病院を受診しない従業員の方が少なくありません。
「軽いケガだから大丈夫」「会社に迷惑をかけたくない」「手続きが面倒そう」・・・こうした理由から、受診を先延ばしにしてしまうケースが実際に多く見られます。
しかし、労災によるケガは一般的な外傷とは異なり、受傷直後に症状が出にくく、時間が経ってから痛みやしびれが現れることがあります。
この記事では、労災事故が発生しても病院に行かない従業員が多い実態と、その背景にある心理的要因や現実的な障壁について詳しく解説します。
労災の申請手続きが複雑で面倒だと思い込んでいる方も少なくありません。
確かに、労災保険の申請には所定の書類提出が必要ですが、実際には医療機関や会社のサポートを受けながら進めることができます。しかし、「書類が多そう」「時間がかかりそう」というイメージが先行し、受診そのものを諦めてしまうケースがあります。
また、健康保険との違いがわからず、「とりあえず健康保険で受診すればいい」と考える方もいますが、業務災害や通勤災害では健康保険を使用できません。
労災事故が発生した場合、できるだけ早く医療機関を受診することが重要です。
交通事故と同様に、労災によるケガも受傷直後に症状が出にくく、時間が経ってから痛みやしびれが現れることがあります。そのため、「今は痛くないから大丈夫」と判断せず、事故後早期からの整形外科受診が推奨されます。
神保町整形外科では、労災保険指定医療機関として、業務中や通勤中のケガに対応しています。業務中の転倒・打撲・捻挫・骨折、通勤中の事故による首・腰の痛み、ぎっくり腰や関節の外傷など、労災保険の対象となるケースについても制度に沿った診療を実施しています。
労災事故が発生しても病院に行かない従業員が多い背景には、会社への配慮、手続きへの不安、軽症だという自己判断など、さまざまな理由があります。
しかし、受診を先延ばしにすることは、症状の慢性化や後遺症のリスクを高めるだけでなく、適切な補償を受ける機会を失うことにもつながります。
企業側も、従業員が労災申請を希望しない場合でも、法律上の義務として適切に対応する必要があります。労災保険を利用すれば、従業員は手厚い補償を受けることができ、企業も安全配慮義務を果たすことができます。
労災事故後は、できるだけ早く整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。神保町整形外科では、労災保険指定医療機関として、業務中・通勤中のケガに対応し、患者一人ひとりの回復過程に合わせた診療を提供しています。
「軽いケガだから」と放置せず、早期受診を心がけることで、健康な状態での職場復帰を目指しましょう。
神保町整形外科では、交通事故や労災によるケガの診療に力を入れています。事故後の不調や痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
投稿者:
2026.02.15
変形性膝関節症は、加齢や肥満、激しい運動、遺伝などが原因で、膝関節のクッションの役割を果たす軟骨がすり減ることで起こります。
軟骨がすり減ると骨同士が直接ぶつかり合うようになり、炎症や痛みが発生します。特に、階段の上り下りや立ち上がりなどの動作で痛みを感じやすく、進行すると膝の曲げ伸ばしが困難になる場合もあります。
立ち上がりや動き始めに膝の裏、特に内側に痛みを生じるのが特徴です。
投稿者:
2026.02.15
首を後ろに倒すと痛む…。
うがいをするときや上を向いたとき、首の後ろに痛みが走ることはありませんか?
首の痛みは、肩こりだけが原因ではありません。姿勢の癖や加齢による変化、さらには神経の圧迫など、さまざまな原因が考えられます。放置すると、しびれや麻痺につながる病気の可能性もあるため、早めの対処が重要です。
本記事では、首を後ろに倒すと痛む代表的な5つの原因や病院へ行くべきサイン、痛みを和らげるセルフケアを解説します。ご自身の症状と照らし合わせ、痛みの根本原因や治療法について知り、痛みの不安を解消しましょう。
「頸椎症(けいついしょう)」は、年齢による変化が原因で首の痛みや手のしびれが起こる状態です。
首の骨(頸椎)は、重い頭を支え続けています。年齢を重ねると、骨や周りの組織が少しずつ変化していきます。椎間板は骨と骨の間にあり、衝撃を吸収し背骨の動きを支え、体を安定させる軟骨です。経年変化で水分を失い、すり減って薄くなります。
骨のふちが、トゲのように変形する「骨棘(こつきょく)」が形成されると、神経の通り道を狭めます。
頸椎症でみられる症状は、以下のとおりです。
首を後ろに倒したときに、腕や手にかけてしびれが走る場合は要注意です。
これは、神経が圧迫されているサインの可能性があります。頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアなど、神経に関わる病気が疑われるため、早めの診察が必要です。
痛みが落ち着いてきたら、軽いストレッチを行うことがおすすめです。
首の後ろの筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチは、以下の手順で行います。
セルフケアを行っても痛みが改善しない場合は、医療機関での治療を検討しましょう。
神保町整形外科では、首の痛みに対して、以下のような治療を行っています。
多くの場合、安静や薬物療法、リハビリテーションにより改善が期待されます。
しかし、保存療法で改善しない場合や、神経の圧迫が強く、手足のしびれや麻痺が進行している場合は、外科手術が必要になることもあります。手術後の痛みや不安についても、当院では丁寧にサポートいたします。
投稿者:
2026.02.14
「朝起きて背伸びをすると、腰に痛みが走る」「洗濯物を干すときに腰を反らすと、ズキッとする」。
こんな経験をされたことはありませんか?
腰を伸ばしたときに痛みを感じる方は、実は少なくありません。その背景には「反り腰」という姿勢の問題が深く関わっています。反り腰は骨盤が前傾し、腰椎の反りが過度に強くなった状態で、椎間関節や周囲の筋肉に負担をかけ続けることで痛みを引き起こします。
今回は、腰を伸ばすと痛い原因となる反り腰のメカニズムと、日常生活でできる改善方法について詳しく解説します。
ご自身が反り腰かどうかは、簡単な方法で確認できます。
壁を使ったチェック方法
体重が増えてお腹が出ると、重心が前方に移動します。
前に傾いた重心を戻すために、無意識に腰を反らせた姿勢になり、反り腰が定着してしまいます。妊娠中の方も同様のメカニズムで反り腰になりやすいです。
また、ヒールの高い靴を履くとつま先に体重がかかり、体が前方に傾きます。その代償として腰を反らせる姿勢になるため、反り腰のリスクが高まります。
腸腰筋トレーニング
座るときは、骨盤を立てて背筋を自然に伸ばします。
背もたれに深く腰かけすぎたり、前かがみになったりすると、背骨に歪みが生じやすくなります。上から引っ張られているようなイメージで、自然に体を支えるように座りましょう。
椅子の高さや座面の硬さも見直してみると良いでしょう。
投稿者:
2026.02.14
四十肩は、初期段階では軽い違和感から始まります。
以下のチェックリストで、ご自身の肩の状態を確認してみてください。複数の項目に当てはまる場合は、四十肩の可能性があります。
四十肩は、通常3つの段階を経て進行します。
各段階で症状が異なるため、現在どの段階にあるのかを把握することが、適切な対応につながります。
四十肩は自然に治ることもありますが、適切な治療によって回復が早まり、日常生活への早期復帰が期待できる場合があります。
以下のような症状がある場合は、早めに整形外科を受診することをおすすめします。
当院では、四十肩の症状に対して、痛みの原因を丁寧に評価し、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。
四十肩は、初期のサインに気づくことが重要です。
肩の違和感や軽い痛み、夜間痛、動作時の痛みなど、チェックリストで複数の項目に当てはまる場合は、放置せずに早めに整形外科を受診することをおすすめします。
四十肩は、適切な治療によって回復が早まり、日常生活への早期復帰が期待できます。当院では、痛みの原因を丁寧に評価し、症状に合わせた最適な治療を提供しています。肩の痛みや動かしにくさでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を行っています。
レントゲン・超音波検査による正確な診断、飲み薬・湿布・ブロック注射・物理療法・理学療法士による運動療法を組み合わせた治療、生活動作・姿勢改善までのサポートを通じて、痛みを少しでも軽くし、また動ける日常を取り戻すことを全力でサポートいたします。
肩の痛みを「年齢のせい」とあきらめず、ぜひ一度ご相談ください。
投稿者:
2026.02.13
肩が上がらない、夜中に痛みで目が覚める…こんな症状に悩まされていませんか?
五十肩は、40代から60代に多く見られる肩の痛みと動きの制限を特徴とする症状です。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節の周囲に炎症が起こることで痛みや動かしにくさが生じます。
しかし、この五十肩に対して間違った対応をしてしまうと、症状が悪化したり、回復が遅れたりすることがあります。実は、五十肩の治療には「やってはいけないこと」が存在するのです。
この記事では、五十肩で絶対に避けるべき行動を6つ厳選して解説します。無理なストレッチや重い荷物の持ち方、寝る姿勢など、痛みを悪化させないための具体的な注意点と正しい対処法をご紹介します。
五十肩の症状は、進行段階によって特徴が異なります。一般的には「急性期(炎症期)」「慢性期(拘縮期)」「回復期」の3つの時期に分けられます。
急性期(炎症期)では、肩全体の強い痛みが特徴です。安静時にもズキズキ痛み、夜間痛(寝返りや特定の姿勢で痛みが増す)が現れます。腕を動かすと激痛が走り、少し動かすだけでも痛みが出ます。
慢性期(拘縮期)になると、腕が上がらない、後ろに回せないなどの可動域制限が顕著になります。痛みは急性期より和らぎますが、特定の動作で痛みます。肩がこわばったような感覚があり、髪を洗う、服を着替える、高いところの物を取るなどが困難になります。
回復期では、徐々に痛みが軽減し、可動域が少しずつ改善していきます。ただし、この時期に無理をしたり、適切なケアを怠ったりすると、回復が遅れたり再発リスクが高まったりします。
特に「夜間痛」と「可動域制限」は五十肩において特徴的な症状といえます。
五十肩の特徴的な症状の一つが「夜間痛」です。夜中に肩の痛みで目が覚めてしまうことも少なくありません。
夜間痛を軽減するためには、以下の寝姿勢のポイントを意識しましょう。
五十肩の症状がある時は、重い荷物の持ち方に特に注意が必要です。
肩に負担がかかる持ち方をすると、炎症が悪化したり、痛みが増したりする可能性があります。
五十肩の症状が現れたら、早めに整形外科を受診することが大切です。
神保町整形外科では、痛みの原因を丁寧に評価し、レントゲン・超音波検査を必要に応じて行い、症状の背景にある筋肉・関節・神経の状態を把握します。そして、症状に合わせた最適な治療を提案しています。
早期に適切な治療を受けることで、症状の改善が期待でき、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。
投稿者:
2026.02.13
肩や膝の痛み、足底の不快感・・・。長く続く痛みに悩まされている方は少なくありません。
湿布や投薬、リハビリを続けても改善が見られない場合、新たな選択肢として注目されているのが「体外衝撃波治療」です。
手術を必要とせず、体への負担が少ない治療法として期待されていますが、保険適用外のケースが多く、費用面での不安を感じる方も多いでしょう。
本記事では、整形外科専門医の視点から、体外衝撃波治療のメリットとデメリット、適応症例、副作用、そして受ける前に知っておくべきポイントを詳しく解説します。
体外衝撃波治療には、短期的な効果と長期的な効果があります。
短期的には、痛みを受け取る受容器を減少させ、痛みの伝達物質を減らすことで、神経中枢への痛みの伝導を抑える効果があります。長期的には、新しい血管を作り、コラーゲンの生成を促すことで、腱が骨に付着している部分の血管新生と組織の修復を誘導します。
炎症の原因となる物質を抑制する効果もあり、2〜3回の治療を繰り返すことで、これらの効果が確認されています。
投稿者:
2026.02.12
夜中に何度もトイレで目が覚める・・・
こうした夜間頻尿の悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
実は、40歳以上の男女で約4,500万人が夜間1回以上排尿のために起きるという症状を抱えており、加齢とともにその頻度は高くなることがわかっています。夜間頻尿は男性だけの問題と思われがちですが、実際には女性の患者さんも多く、男女差はほとんどありません。
夜間の排尿によって慢性的な睡眠不足が起こり、日中の眠気で日常生活に多大な影響が出ることもあります。また、夜間の寝起きでトイレに行く回数が増えることは、転倒によるケガや骨折の原因となり、寝たきりの生活につながる場合もあるのです。
この記事では、夜間頻尿の原因を詳しく解説し、あなたの症状に合った対策を見つけるための情報をお届けします。
あまり知られていませんが、治療のために服用している薬が原因で頻尿になってしまう場合があります。
頻尿の原因となる薬には、カルシウムブロッカー(高血圧治療薬)、利尿剤、SGLT2阻害薬(糖尿病治療薬)、膀胱筋の働きを強める薬、抗精神病薬などがあります。日本では高血圧症の患者様は約4,300万人いると言われており、高血圧に対する第一選択薬であるノルバスクやアムロジピンなどのカルシウムブロッカーを服用している方も多いです。
不規則な生活習慣の改善やバランスのとれた食事、就眠前の飲水制限、ストレスを溜めないなど、普段から健康に気を遣うことが大切です。
日々の生活リズムを見直したり、30分間程度の運動(ウォーキングなど)をしたりすることも有効です。
投稿者:
2026.02.12
「咳やくしゃみをしたときに、少し尿が漏れてしまった・・・」
こうした経験をお持ちの方は、決して少なくありません。
特に女性に多く見られる症状で、40代の30%以上が「尿失禁あり」または「尿失禁の経験あり」と答えているというデータもあります。
年齢のせいだと諦めてしまう方もいらっしゃいますが、実はこの症状には明確な原因があり、適切な対処によって改善できる可能性があります。
骨盤底筋群とは、腸や子宮など、骨盤内の臓器を骨盤の底で支えている筋肉の総称です。
ハンモック状の構造をしており、膀胱や子宮などを下から支える役割を担っています。
その他にも、排尿・排便時に排出口を締める・緩めることや、骨盤帯の安定化、姿勢の保持などにも深く関わっています。
「尿漏れ=高齢者の症状」と思われがちですが、実際は20代や30代の若い女性にも見られる症状です。
近年では出産経験のない若い女性にも、24%の高い割合で腹圧性尿失禁がみられると報告されています。
これは、運動不足や長時間の座位、肥満、便秘などの生活習慣が影響していると考えられます。
また、激しいスポーツを行う若い女性アスリートにも、腹圧性尿失禁が見られることがあります。
年齢に関わらず、骨盤底筋の機能低下は誰にでも起こりうる問題です。
骨盤底筋トレーニングを続けることが難しい、やり方がわからない、続けても効果が出ないという方は大勢おられます。
そのような方には、最新の治療機器を用いたケアという選択肢もあります。
以下のような症状がある場合は、医療機関への受診を検討しましょう。
尿漏れの回数や量が多い
日常生活に支障をきたすレベルの尿漏れがある場合は、早めの受診をおすすめします。
骨盤底筋トレーニングを続けても改善しない
2~3ヶ月トレーニングを続けても効果が感じられない場合は、専門家に相談してみてください。
産後半年以上経っても尿漏れが続く
多くの場合、産後の尿漏れは半年から1年で自然に回復しますが、症状が続く場合は骨盤底筋トレーニングなどのケアや、医療機関への受診が必要です。
外出や社会生活に不安を感じる
尿漏れへの不安が大きくなり、生活の質(QOL)に深刻な影響が生じている場合は、我慢せずに相談してください。
尿漏れは泌尿器科への受診となりますが、最近では、女性専用の泌尿器科(女性泌尿器科)、泌尿器科と婦人科の境界領域を診療するウロギネ外来などもあります。
また、更年期の治療に力を入れている婦人科(女性ヘルスケア専門医など)で相談してみるのもいいでしょう。
投稿者: