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首の痛みは場所で原因が違う?前・後ろ・横の痛みを徹底解説

2025.11.30

「首が痛い」と感じたとき、その痛みがどこにあるかによって原因が異なることをご存じでしょうか。 首の前側が痛むのか、後ろ側なのか、それとも横なのか・・・痛みの場所を正確に把握することが、適切な治療への第一歩となります。 デスクワークやスマホの長時間使用が当たり前になった現代では、首の痛みに悩む方が急増しています。朝起きたときに首が回らない、長時間同じ姿勢でいると首が重だるくなる、頭痛やめまいまで出てくる・・・こうした症状は決して珍しいものではありません。 神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しており、痛みの原因を丁寧に評価したうえで、一人ひとりに合わせた治療を行っています。

首の痛みが起こる場所と主な原因

首の痛みは、その発生場所によって考えられる原因が大きく異なります。 前側・後ろ側・横側のどこが痛むかを把握することで、適切な対処法が見えてきます。ここでは、場所ごとの特徴的な原因について詳しく解説していきます。

首の前側が痛む場合の原因

首の前側に痛みを感じる場合、いくつかの特徴的な原因が考えられます。 まず注目すべきは、リンパ節の腫れです。風邪や扁桃炎、咽頭炎などの感染症があると、首の前側にあるリンパ節が反応して腫れ、痛みを伴うことがあります。発熱や喉の痛みを併発している場合は、この可能性が高いといえます。 また、甲状腺の問題も首の前側の痛みと関連することがあります。甲状腺は首の前側、気管の表層に位置する臓器で、ここに腫瘍や炎症が生じると痛みが現れることがあります。 さらに、長時間のスマホ使用による姿勢の悪さも見逃せません。 スマホを見る際、多くの方は頭を前に突き出し、うつむいた姿勢を長時間続けます。この姿勢では首の前側の筋肉に大きな負担がかかり、痛みや違和感につながるのです。

首の後ろ側が痛む場合の原因

首の後ろ側の痛みは、最も多く見られる症状の一つです。 主な原因として、姿勢の悪さによる筋肉の緊張が挙げられます。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、猫背での作業を繰り返したりすると、首や背中の筋肉が緊張し続け、血行不良を引き起こします。その結果、首の後ろに張りやこり、痛みが生じやすくなります。 ストレートネックも首の後ろ側の痛みと深く関わっています。 通常、首の骨は緩やかにカーブしていますが、長時間のスマホやパソコン使用によってこのカーブが失われ、真っすぐになってしまうことがあります。この状態では頭の重さを筋肉だけで支えることになり、首の後ろ側に大きな負担がかかります。 加齢による椎間板の変化も無視できません。椎間板は椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしていますが、加齢によって水分が減少すると、骨の衝撃をうまく緩和できず、痛みが生じることがあります。

首の横側が痛む場合の原因

首の横側に痛みを感じる場合、寝違えが代表的な原因として挙げられます。 朝起きたときに首の横側に強い痛みがあり、首を回しづらいという症状は、多くの方が経験したことがあるでしょう。これは睡眠中の不自然な姿勢や、寝具が体に合っていないことが原因で起こります。 また、骨格のゆがみも首の横側の痛みと関連します。片足に体重をかける癖がある、バッグを常に同じ方の肩にかけるといった日常的な癖によって、骨格にゆがみやねじれが生じやすくなります。骨格のゆがみは筋肉に負担をかけたり、神経を圧迫したりして、首の横側にこりや痛みを引き起こすのです。 さらに、後頭神経痛という症状も首の横側の痛みの原因となります。 これは首の後ろから頭にかけて走る神経が刺激されることで発生し、突然ピリッと電気が走るような痛みが特徴です。片側だけに痛みが出ることが多く、デスクワークが多い方やストレスが溜まっている方に起こりやすい症状です。

首の痛みを引き起こす主な病気と症状

首の痛みの背景には、さまざまな病気が隠れている可能性があります。 単なる筋肉の疲れと思っていたものが、実は治療が必要な疾患だったということも少なくありません。ここでは、首の痛みを伴う代表的な病気について、その特徴と症状を詳しく見ていきます。

頚椎症(変形性頚椎症)

頚椎症は、主に加齢によって首の椎間板が変形し、脊柱管が狭くなることで脊髄が圧迫される病気です。 女性よりも男性の方が罹りやすい傾向があります。代表的な症状として、手の指先のしびれ、歩行時のふらつきやつまづきやすさ、首・肩・腕の痛み、さらには排尿障害などが挙げられます。 治療には、理学療法でのリハビリに加え、痛みを和らげるための飲み薬や湿布、痛みがひどい場合は神経ブロック注射が用いられることもあります。神保町整形外科では、必要に応じてレントゲンや超音波検査を行い、症状の背景にある筋肉・関節・神経の状態を丁寧に把握したうえで、最適な治療を組み合わせています。

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症は、神経根が圧迫されることで肩から腕にかけての痛みが発生し、手指のしびれが出現する病気です。 一般的に首を後ろに反らせた際に痛みが強くなるため、上を向く動作が困難になるという特徴があります。治療には長期間かかることもあり、痛みの程度によって消炎鎮痛薬が用いられる場合があります。 当院では、症状に合わせて飲み薬、湿布、ブロック注射、物理療法(電気・温熱・超音波)、理学療法士による運動療法を組み合わせ、無理のない治療を行っています。

ストレートネック(スマホ首)

ストレートネックは、本来緩やかにカーブしているはずの首の骨が真っすぐになってしまう状態を指します。 医学的には「頭頸部前方位姿勢」と呼ばれることもあります。スマートフォンやパソコンを長時間使用することで、頭を前に突き出し、うつむいた姿勢を続けることが主な原因です。 この状態になると、頭の重さを筋肉だけで支えることになり、首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。 首や肩の痛み、頭痛、手のしびれ、めまい、吐き気といった症状が現れ、さらに自律神経の乱れによる不眠や動悸、耳鳴り、目の不調なども引き起こす可能性があります。神保町整形外科では、筋肉の緊張緩和・姿勢改善・痛みを抑える治療を組み合わせて対応し、理学療法士による運動療法やストレッチで再発しにくい体づくりを目指しています。

帯状疱疹

首の痛みの背景に、帯状疱疹が隠れていることもあります。 帯状疱疹は、過去にかかった水ぼうそうのウイルスが再活性化することで発症し、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが出るのが特徴です。初期症状として、ピリピリ・チクチクする痛みが片側だけに現れることが多く、発疹が出る前から痛みを感じることもあります。 早めに治療を始めることで、重症化や後遺症を防ぐことができます。発疹が現れたらすぐに医療機関を受診し、抗ウイルス薬を処方してもらうことが重要です。

首の痛みを予防・改善するための方法

首の痛みは、日常生活のちょっとした工夫で予防・改善できることが多いです。 痛みが出てから対処するよりも、普段から首に負担をかけない習慣を身につけることが大切です。ここでは、今日から実践できる具体的な予防法と改善法をご紹介します。

姿勢を見直す

首の痛みの最大の原因は、姿勢の悪さです。 パソコン作業やスマートフォンの使用、車の運転など、長時間同じ姿勢を続けることで筋肉の緊張や血行不良が起こり、首の骨の変形にもつながりかねません。20~30分に一回は姿勢を変える、立ち上がるなどして、定期的に休憩を取り、首や肩を動かすことが重要です。 デスクワークの際は、骨盤を立てて座り、足を地面につけ、猫背にならないよう意識しましょう。 スマートフォンを見るときは、背筋を伸ばし、スマートフォンを目の高さまで持ち上げ、頭を前に出さないようにすることがポイントです。また、足を組んだり、体の片側だけでバッグを持ったりと、体の片側だけに体重をかけるような姿勢は避けるよう心がけましょう。

血行を促す

筋肉が緊張して血行不良が生じると、首のこりや痛みが起こります。 首や肩周りを温めて血行を促すことで、症状の改善が期待できます。蒸しタオルを首に当てる、ゆっくり入浴することを習慣づけて、体を温めてリラックスするのがおすすめです。 冬はもちろん、夏も冷房などで体を冷やし過ぎないよう、ストールなどで首を温めるのも良いでしょう。神保町整形外科では、物理療法として電気・温熱・超音波などを症状に応じて組み合わせ、血行改善をサポートしています。

睡眠環境を見直す

朝目覚めたときに首や肩がこっている場合、枕が体に合っていない可能性があります。 高すぎる枕を使って寝ていると、首は常に下を向いているような姿勢となり、ストレートネックの状態を作り出してしまいます。さらに、柔らかすぎる枕を使用していると、頭部を安定させようとして常に首が緊張した状態が続き、負担がかかります。 枕は高すぎず、柔らかすぎないもので、自分のサイズに合ったものを選びましょう。枕が合わない場合は、タオルなどで調節することも有効です。

適度な運動とストレッチ

首への負担を少なくするために、パソコンやスマホを使う際は30分に1回は休憩をしましょう。 首や肩を動かす、立って背伸びをするなど、身体を動かすことを心がけてください。首の後ろの筋肉に力を入れる運動も効果的です。首が前に出ていることが多いので、その反対の動作を行うことで、緊張していた筋肉が弛緩します。 寝た状態で枕に自分の頭を押し付けるような運動をすることで、首の後ろの筋肉が弛緩します。神保町整形外科では、理学療法士による運動療法やストレッチで、再発しにくい「動ける身体」をつくっていくサポートを行っています。

神保町整形外科での首の痛み治療

エントランス 神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しています。 痛みの原因を丁寧に評価し、一人ひとりの生活に合わせた治療で、つらい症状を根本から改善するお手伝いをしています。ここでは、当院の治療の特徴について詳しくご紹介します。

痛みの原因を丁寧に評価

首の痛みには、筋肉・神経・関節の炎症や硬さ、姿勢の乱れ、運動不足、ストレスなど、さまざまな原因が組み合わさっています。 神保町整形外科では、レントゲンや超音波検査を必要に応じて行い、症状の背景にある筋肉・関節・神経の状態を丁寧に把握します。痛みの場所や種類、日常生活での動作などを詳しくお聞きし、「なぜ痛みが出たのか」まで一緒に見直していきます。

症状に合わせた最適な治療

当院では、飲み薬、湿布、ブロック注射、物理療法(電気・温熱・超音波)、理学療法士による運動療法を症状に応じて組み合わせ、無理のない治療を行っています。 首こり・寝違え・ストレートネックなどに対しては、筋肉の緊張緩和・姿勢改善・痛みを抑える治療を組み合わせて対応します。首が回しづらい、頭痛やめまい、肩の重だるさ、朝起きた時の強い痛みといった症状に対して、最適な治療法を提案します。

生活動作・姿勢改善までサポート

痛みを繰り返さないよう、姿勢・座り方・生活の癖を一緒に見直すことも大切です。 神保町整形外科では、負担の少ない動作や筋力づくりなど、「なぜ痛みが出たのか」まで一緒に見直し、再発しにくい身体づくりをサポートします。理学療法士による運動療法やストレッチで、日常生活に戻ってからも痛みが出にくい状態を目指していきます。

手術後の痛みにも対応

他院での手術後の痛みや不安もお気軽にご相談ください。 神保町整形外科では、手術後のリハビリや痛みの管理にも対応しており、患者さんの不安に寄り添いながら、回復をサポートしています。

まとめ:首の痛みは場所で原因が違う

首の痛みは、その発生場所によって原因が大きく異なります。 前側の痛みはリンパ節の腫れや甲状腺の問題、スマホ使用による姿勢の悪さが関連し、後ろ側の痛みは姿勢の悪さによる筋肉の緊張やストレートネック、加齢による椎間板の変化が主な原因です。横側の痛みは寝違えや骨格のゆがみ、後頭神経痛などが考えられます。 首の痛みの背景には、頚椎症、頚椎症性神経根症、ストレートネック、帯状疱疹などの病気が隠れている可能性もあります。 痛みを予防・改善するためには、姿勢を見直す、血行を促す、睡眠環境を整える、適度な運動とストレッチを行うことが重要です。デスクワークやスマホ使用時の姿勢に気をつけ、20~30分に一回は休憩を取り、首や肩を動かすよう心がけましょう。 神保町整形外科では、首・肩・腰の痛みに特化した治療を提供しており、痛みの原因を丁寧に評価し、レントゲン・超音波検査を必要に応じて実施しています。飲み薬・湿布・ブロック注射・物理療法・理学療法士による運動療法を組み合わせた治療で、症状に合わせた最適なアプローチを行います。 「首・肩・腰の痛みは、その人の生活そのものを変えてしまうことがあります。症状を年齢のせいとあきらめず、どうかご相談ください。神保町整形外科は、痛みを少しでも軽くし、また動ける日常を取り戻すことを全力でサポートいたします。」 首の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度神保町整形外科にご相談ください。 小さな不調でもお気軽にお越しいただき、痛みのない快適な毎日を取り戻しましょう。

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

経歴

資格

所属学会

投稿者:神保町整形外科

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