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変形性膝関節症の初期症状と整形外科を受診すべきタイミングを専門医が解説

2026.07.21

変形性膝関節症とは何か?その原因と仕組みを知る

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が加齢・肥満・筋力低下などによって徐々にすり減り、関節内に炎症が起きて痛みや変形が生じる疾患です。40歳以上で「膝の痛み」を抱える方は全国で推定800万人にのぼり、その大部分が変形性膝関節症によるものとされています。 男女比は1:4で女性に多く、高齢者ほど罹患率が高くなります。原因は関節軟骨の老化によるものが多く、肥満・遺伝的素因・過去の外傷(骨折・靱帯損傷・半月板損傷)なども発症に関与します。 閉経後の女性は骨密度が低下しやすく、大腿四頭筋などの筋力も男性より弱い傾向があるため、膝関節への負荷が集中しやすくなります。これが女性に多い主な理由です。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

立ち上がりや歩き始めに膝が痛む方へ

初期の変形性膝関節症は、動き始めの痛みなど軽い症状から始まることがあります。早めに状態を確認しておくと安心です。まずはご相談ください。

 

 

変形性膝関節症の初期症状にはどのようなものがあるか?

初期の最大の特徴は「動作開始時の痛み」です。立ち上がる瞬間・歩き始めの数歩・階段の最初の一段で膝に違和感や軽い痛みを感じますが、動き続けると和らぐことが多いです。 具体的な初期症状として、以下が挙げられます。
  • 立ち上がり時の膝の違和感・こわばり:朝起きた直後や長時間座った後に顕著
  • 歩き始めの痛み:数歩歩くと軽減するが繰り返す
  • 階段昇降時の軽い痛み:特に下り階段で感じやすい
  • 正座・しゃがみ動作のしにくさ:膝を深く曲げると痛みや抵抗感がある
  • 膝を曲げ伸ばしするときのコキコキ・ゴリゴリ音
  • 膝を使った後の軽い腫れ:翌朝には引いていることが多い
これらの症状は「老化だから仕方ない」と見過ごされがちですが、放置すると軟骨だけでなく半月板・骨自体にも損傷が及び、歩行困難へと進行します。早期発見・早期治療が非常に重要です。

症状の進行段階(初期・中期・末期)の違いは?

変形性膝関節症は段階的に進行します。各ステージの特徴を把握しておくことで、自分の状態を客観的に評価できます。
  • 初期:動作開始時のみ痛み・こわばり。休めば痛みが取れる。レントゲンでは軽微な変化のみ
  • 中期:階段昇降・正座が困難になる。膝に水がたまることがある。O脚が目立ち始める
  • 末期:安静時・就寝時にも痛みが続く。膝がまっすぐ伸びず、歩行が困難になる。日常生活全般に支障が出る
重症度の判定にはレントゲン写真を用いたKL分類(Kellgren-Lawrence分類)が広く使われており、グレード2以上で変形性膝関節症と診断されます。ただし、レントゲンでは軟骨・半月板の状態が直接確認できないため、MRI検査を併用することで病態をより正確に把握できます。

整形外科をすぐに受診すべきタイミングはいつか?

「立ち上がりや歩き始めの痛みが2週間以上続く場合」は、迷わず整形外科を受診してください。初期段階での受診が、進行を最小限に抑える最善策です。 特に以下のいずれかに当てはまる場合は、早急な受診が必要です。
  • 膝の痛みが2週間以上改善しない
  • 膝に水がたまり、腫れや熱感がある
  • 平地歩行でも痛みが出るようになった
  • 夜間・安静時にも痛みを感じる
  • O脚の変形が目立ってきた
  • 膝がまっすぐ伸びなくなった
「まだ我慢できる」「年齢のせいだから」と受診を先延ばしにすることで、軟骨の損傷が不可逆的に進行します。筋肉や骨がしっかりしているうちに治療を開始するほど、保存療法での改善が期待でき、手術を回避できる可能性が高まります。

整形外科ではどのような検査・診断が行われるか?

整形外科での診断は、問診・視診・触診・レントゲン検査を基本に、必要に応じてMRI・血液検査を組み合わせて行います。 診断の流れは以下の通りです。
  • 問診:痛みの部位・発症時期・悪化するタイミング・日常生活への影響を確認
  • 視診・触診:膝内側の圧痛・腫れ・O脚変形・関節の動きの範囲を評価
  • レントゲン検査:関節の隙間(軟骨の厚み)・骨棘の有無・変形の程度を確認。KL分類でグレードを判定
  • MRI検査:軟骨・半月板・靱帯・骨髄浮腫の状態を詳細に評価。レントゲンでは見えない病変を検出
  • 血液検査・関節液検査:関節リウマチなど他疾患との鑑別が必要な場合に実施
最新のMRI技術を用いて関節軟骨の摩耗程度と質の変化まで把握できる診断体制を整えており、痛みが強くてもレントゲン上は初期と判定されるケースへの対応を重視しています。当院でも、症状と画像所見を総合的に判断し、一人ひとりに最適な治療方針を立てています。

変形性膝関節症の治療法にはどのようなものがあるか?

治療は「保存療法」から始め、効果が不十分な場合に「手術療法」を検討するのが基本方針です。多くの患者さんは保存療法で症状のコントロールが可能です。

保存療法(手術以外の治療)

保存療法には以下の方法があります。
  • 運動療法:大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)を鍛えることで膝への負担を軽減。手術以外で効果が証明されている最も重要な治療法
  • 薬物療法:消炎鎮痛剤(内服・外用)で痛みと炎症を抑制
  • ヒアルロン酸注射:膝関節内に注射し、軟骨保護と潤滑作用を補う
  • 物理療法:温熱療法・低周波治療・超音波治療などで血行改善と疼痛緩和
  • 装具療法:足底板・膝装具で関節への荷重を分散
  • 生活指導:肥満解消・正座を避ける・洋式トイレの使用など
大腿四頭筋強化訓練と関節可動域改善訓練を含む運動器リハビリテーションを治療の柱として推奨しています。当院では10名以上の理学療法士が常時在籍し、パワープレート(3次元ハーモニック振動)をはじめとした充実した設備のもとで、個別の運動療法プログラムを提供しています。

PFC-FD療法などのバイオセラピーという選択肢

保存療法を続けても十分な改善が得られないものの、まだ手術は避けたいという場合には、PFC-FD療法などのバイオセラピーが選択肢となることがあります。 PFC-FD療法は、患者さん自身の血液から採取した血小板由来の成長因子を活用し、身体が本来持つ組織の修復力をサポートすることを目的とした治療法です。メスを使わず注射で行うため、保存療法と手術の中間に位置づけられる治療として注目されています。 ただし、すべての変形性膝関節症に適応となるわけではなく、症状の程度や関節の状態、年齢、生活スタイルなどを総合的に評価したうえで適応を判断します。保存療法では改善が不十分である一方、できるだけ手術を避けたいと考える方にとっては、検討できる治療選択肢の一つです。

手術療法(保存療法で改善しない場合)

保存療法を半年程度継続しても効果が得られず、日常生活に支障がある場合に手術を検討します。主な手術は3種類です。
  • 関節鏡視下手術:初期〜軽症向け。傷が小さく身体への負担が少ない。費用は3割負担で約5万円。入院期間は1週間程度
  • 高位脛骨骨切り術(HTO):初期〜中期の比較的若い方(40〜50代)向け。自分の関節を温存でき、術後スポーツ復帰も可能。費用は3割負担で10〜12万円。入院期間は4週間程度
  • 人工膝関節置換術(TKA/UKA):末期・高齢者(70代以上)向け。痛みの大幅な改善が期待できる。人工関節の耐用年数は15〜20年。費用は3割負担で約24万円。入院期間は2週間〜2ヶ月程度
手術を受けるかどうかは最終的に患者さん自身が決めることです。筋肉・骨がしっかりしているうちに手術を受けるほど術後の満足度が高くなる傾向があります。

リハビリテーションで変形性膝関節症はどこまで改善できるか?

適切なリハビリテーションにより、多くの患者さんで痛みの軽減・歩行能力の改善・手術回避が実現できます。運動療法は変形性膝関節症の保存療法の中で最も科学的根拠が確立されています。 リハビリで特に重要なのは大腿四頭筋の強化です。太ももの前の筋肉を鍛えることで膝関節への衝撃が分散され、痛みが軽減します。また、関節可動域を維持するストレッチングも欠かせません。 当院(神保町整形外科)では、以下のリハビリ設備と専門スタッフ体制を整えています。
  • パワープレート:3次元ハーモニック振動を活用したトレーニングマシン。短時間で効率的な筋力強化が可能
  • 骨折超音波治療器・低周波治療器・マイクロ波治療器:痛みと炎症の緩和に活用
  • ウォーターベッド型マッサージ器・乾式ホットパック装置:血行促進と筋緊張の緩和
  • 自動牽引装置:関節への負担を軽減しながら可動域を改善
  • 10名以上の理学療法士が常時在籍し、個別プログラムで運動療法を実施
他院で手術を受けた後の外来リハビリにも積極的に対応しています。術後の回復期に専門的なリハビリを継続することで、日常生活動作(ADL)の早期回復が期待できます。

検査とリハビリで、膝の状態に合わせて対応します

当院では整形外科専門医が診察し、レントゲンなどで状態を確認します。理学療法士による運動療法にも対応し、膝への負担を減らす方法をご提案します。

 

変形性膝関節症を予防・進行を遅らせるために日常生活でできることは?

変形性膝関節症の予防と進行抑制には、体重管理・筋力強化・膝への負担軽減の3つが柱です。日常生活の習慣を見直すことで、発症リスクと症状悪化を大幅に軽減できます。
  • 大腿四頭筋を鍛える:椅子に座ったまま膝を伸ばして保持する運動(SLR)など、膝に負担をかけない筋トレを毎日継続
  • 正座を避ける:膝を深く曲げる動作は軟骨への圧力が高まるため、洋式トイレ・椅子生活を推奨
  • 肥満の解消:体重1kgの減量で膝への負担が歩行時に約3〜4kg軽減されるとされる
  • 膝を冷やさない:クーラーの冷気を直接当てず、入浴などで温めて血行を促進
  • 適度な有酸素運動:水中歩行・水泳・平地ウォーキングなど膝への衝撃が少ない運動を選択
  • 靴の選択:クッション性の高い靴を選び、足底板(インソール)の活用も検討
「痛みがあるから動かない」という悪循環が最も危険です。適切な運動で筋力を維持することが、長期的な膝の健康を守る最善策です。

神保町・千代田区周辺で変形性膝関節症の治療をお探しの方へ

神保町整形外科は、東京メトロ・都営地下鉄「神保町」駅A7出口から徒歩約2分の整形外科・リハビリテーション科クリニックです。整形外科専門医(医学博士・日本整形外科学会専門医)による診断と、10名以上の理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせた治療を提供しています。平日毎日18時30分まで診療しており、仕事帰りや昼休みにも受診いただけます。オンライン診療(初診対応)にも対応しています。膝の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

変形性膝関節症の初期症状で最も多いものは何ですか?

最も多い初期症状は「立ち上がりや歩き始めの膝の痛み・こわばり」です。動き続けると和らぐのが特徴で、正座や階段昇降の困難感も初期から現れます。

膝が痛いとき、整形外科と整骨院のどちらに行くべきですか?

変形性膝関節症が疑われる場合は整形外科を受診してください。レントゲン・MRI検査による正確な診断と、薬物療法・注射・リハビリを含む総合的な治療は整形外科専門医のみが行えます。

変形性膝関節症は自然に治りますか?

自然治癒は期待できません。放置すると軟骨の損傷が進行し、歩行困難や手術が必要な状態になります。早期に整形外科を受診し、適切な治療を開始することが重要です。

変形性膝関節症の治療でヒアルロン酸注射はどのくらい効果がありますか?

ヒアルロン酸注射は軟骨保護と潤滑作用を補い、痛みの軽減に有効です。通常は週1回・5回を1クールとして行います。効果には個人差がありますが、運動療法と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

変形性膝関節症の手術はいつ検討すべきですか?

保存療法(薬物療法・注射・リハビリ)を半年程度続けても改善せず、日常生活に支障が出ている場合が手術検討の目安です。筋力・骨がしっかりしているうちに手術を受けるほど術後の回復が良好です。

膝に水がたまったらどうすればよいですか?

膝に水がたまった場合は整形外科で関節液を抜く処置(関節穿刺)が必要です。水を抜いても癖になることはなく、炎症の原因を治療することで水がたまりにくくなります。自己判断で放置しないでください。

変形性膝関節症に正座は厳禁ですか?

正座は膝への負担が非常に大きいため、できるだけ避けることを推奨します。日本整形外科学会も正座を避け洋式トイレを使用することを予防策として挙げています。

膝の痛みに効果的な運動はありますか?

大腿四頭筋(太もも前面)を鍛えるSLR(下肢伸展挙上)や水中歩行が特に効果的です。膝への衝撃が少なく筋力を効率よく強化できます。理学療法士の指導のもとで正しいフォームで行うことが重要です。

変形性膝関節症は若い人でもなりますか?

主に50〜60代以降に多い疾患ですが、過去の膝の外傷(靱帯損傷・半月板損傷)がある方は若年でも発症します。スポーツ歴のある方や肥満の方は特に注意が必要です。

神保町整形外科ではオンライン診療を受けられますか?

はい、初診からオンライン診療に対応しています。神保町駅周辺だけでなく、千代田区・御茶ノ水・水道橋・九段下など広範囲からご利用いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。

結論

変形性膝関節症は「立ち上がり時の痛み」「歩き始めのこわばり」といった初期症状を見逃さず、2週間以上続く場合は早期に整形外科を受診することが最善策です。初期段階では運動療法・薬物療法・ヒアルロン酸注射などの保存療法で多くの場合改善が期待でき、手術を回避できます。神保町整形外科では整形外科専門医による診断と10名以上の理学療法士によるリハビリを組み合わせた治療を提供しています。膝の痛みを我慢せず、早めの受診で健康な膝を守ってください。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

膝の痛みのご相談を承っています。整形外科専門医が診察・検査で状態を確認し、運動療法を含めた対応をご提案します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

体外衝撃波は五十肩・肩関節周囲炎に効果的?治療の仕組みと改善例を解説

2026.07.21

 

体外衝撃波治療(ESWT)とは何か?五十肩への基本的な仕組みを教えてください

体外衝撃波治療(ESWT:Extracorporeal Shock Wave Therapy)とは、体外から特殊な圧力波(衝撃波)を患部に照射し、組織の修復と慢性的な痛みの改善を促す治療法です。皮膚を切開しない非侵襲的な治療であり、五十肩(肩関節周囲炎)をはじめとする慢性運動器疾患に広く用いられています。 もともとは泌尿器科領域で腎臓結石・尿管結石の破砕に使われてきた技術を、低出力化して整形外科に応用したものです。欧米ではスポーツ選手を中心に普及し、日本でも近年急速に導入施設が増えています。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

なかなか改善しない肩の痛みでお悩みの方へ

体外衝撃波(拡散型圧力波治療)は、慢性的な痛みに用いられる選択肢のひとつです。適応は症状により異なりますので、まずは診察でご相談ください。

 

衝撃波が肩の痛みを改善する2つのメカニズム

体外衝撃波が五十肩の痛みに作用するメカニズムは、大きく短期的な除痛効果長期的な組織修復効果の2つに分けられます。
  • 短期的な除痛効果(即時除痛):衝撃波が痛みを脳に伝える神経の末端(自由神経終末)に直接作用し、痛みの伝達物質であるサブスタンスP(P物質)の放出を抑制します。治療直後から痛みが和らぐ効果が期待できます。
  • 長期的な組織修復効果:衝撃波による物理的刺激が患部に微細な損傷を意図的に作り出し、体の自己修復スイッチを入れます。成長因子の産生促進・血管新生・コラーゲン生成促進・慢性炎症の抑制といった一連の治癒プロセスが再起動します。
五十肩(肩関節周囲炎)では、関節包の炎症・拘縮や腱板周囲の変性が痛みと可動域制限の主な原因です。体外衝撃波はこれらの組織に直接働きかけることで、薬物療法や注射では届きにくい慢性化した病態にアプローチします。

拡散型と集束型の違いは?

体外衝撃波には拡散型(ラジアル型)集束型(フォーカス型)の2種類があります。
  • 拡散型(ラジアル型):圧力波が広い範囲に拡散するため、筋肉・腱・関節周囲の広範な慢性疼痛に適しています。治療時間は1回3〜5分程度と短く、身体への負担も比較的少ないのが特徴です。
  • 集束型(フォーカス型):エネルギーを特定の深部にピンポイントで集中照射できるため、深部の腱付着部や骨に近い病変に有効です。治療時間は5〜10分程度です。
当院(神保町整形外科)では、スイスEMS社製のSwiss DolorClast SYSTEM RADIAL(拡散型)を使用しており、五十肩・肩関節周囲炎に対しても整形外科専門医が診察のうえで適応を判断しています。

五十肩(肩関節周囲炎)とはどのような疾患で、体外衝撃波はどの段階で有効ですか?

五十肩(肩関節周囲炎)は、誘因なく肩の痛みと可動域制限が生じる疾患で、一般的に炎症期・拘縮期・回復期という3段階の経過をたどります。発症から回復まで2年程度かかることもあり、保存治療でも完全な可動域回復が得られない例が少なくありません。 新百合ヶ丘総合病院の整形外科情報によると、凍結肩(癒着性関節包炎)では保存治療での完全な可動域回復は39%にとどまり、発症後7年経過しても50%の人に痛みや可動域制限が残るとされています。

体外衝撃波が特に有効な段階はいつですか?

体外衝撃波は、急性炎症が落ち着いた拘縮期〜慢性期に最も適応が高いとされています。炎症が強い急性期には照射による刺激が症状を悪化させる可能性があるため、医師による診察で段階を確認することが重要です。
  • 炎症期(急性期):安静・消炎鎮痛薬・関節内注射が優先。体外衝撃波は原則として適応外。
  • 拘縮期:痛みが落ち着き可動域制限が前面に出る時期。体外衝撃波+リハビリの組み合わせが有効。
  • 慢性期・回復期:組織修復を促進し、リハビリの効果を高める目的で体外衝撃波を活用できます。
また、五十肩に合併しやすい石灰沈着性腱板炎(肩腱板内にリン酸カルシウム結晶が沈着して激烈な痛みを引き起こす疾患)に対しても、体外衝撃波は石灰の分解・吸収を促す効果が期待されています。千葉大学大学院医学研究院整形外科学の報告では、テニス肘に対して80%の症例で疼痛消失または軽減が確認されており、肩の腱付着部症においても同様の効果が期待されます。

体外衝撃波治療の効果はどのくらい期待できますか?改善例はありますか?

体外衝撃波治療は、五十肩を含む慢性運動器疾患に対して平均60〜80%の割合で効果があると報告されています。ただし、すべての方に同じように効果が現れるわけではなく、病態の段階・照射回数・リハビリとの組み合わせによって結果は異なります。

どのような改善が期待できますか?

  • 痛みの軽減:安静時痛・夜間痛・運動時痛が和らぎ、日常生活の質が向上します。
  • 可動域の改善:組織の修復が進むことで、腕が上がりやすくなる・後ろに回しやすくなるなどの改善が見られます。
  • 石灰の分解・吸収:石灰沈着性腱板炎を合併している場合、衝撃波による物理的刺激が石灰の破砕・吸収を促します。
  • リハビリ効果の向上:痛みが軽減することでリハビリへの取り組みやすさが増し、可動域回復が加速します。

効果が出るまでの期間はどのくらいですか?

治療直後から痛みが和らぐ「即時除痛効果」を感じる方もいますが、組織の本格的な修復には時間がかかります。一般的に3回の照射を1クールとして、1〜3か月後に効果を評価します。照射後1か月以上あけて組織の修復を待ち、症状に応じて追加照射を検討します。 治療期間中は痛みを感じなくなっても激しい運動は控えることが重要です。再受傷のリスクがあるため、医師の指示に従った生活管理が回復を左右します。

体外衝撃波治療の費用はいくらですか?保険は適用されますか?

五十肩(肩関節周囲炎)への体外衝撃波治療は、原則として保険適用外(自由診療)となります。保険適用が認められているのは「難治性足底腱膜炎」のみで、それ以外の疾患は自費診療となります。 施設によって費用は大きく異なります。一般的な拡散型体外衝撃波治療では1回あたり約4,000〜15,000円程度の費用がかかる施設もあります。

神保町整形外科の料金設定

当院(神保町整形外科)では、体外衝撃波治療を以下の料金で提供しています。
  • 初回お試し:1,500円
  • 通常(2回目以降):3,000円
一般的な施設の約15,000円程度と比較して大幅に低い水準です。慢性的な肩の痛みで長期通院が必要な方にとって、費用面での負担を大きく軽減できます。なお、拡散型体外衝撃波はすべて保険適用外となっており、保険診療と同日に行うことはできません。

体外衝撃波治療を受けられない場合(禁忌)はありますか?

体外衝撃波治療には一定の禁忌事項があり、すべての方が受けられるわけではありません。整形外科専門医による診察と問診・画像検査のうえで適応を判断することが必要です。 以下に該当する方は治療を受けることができません。
  • 妊娠中の方
  • 血液障害・凝固異常のある方、抗凝血剤を服用中の方
  • 血栓症のある方
  • 腫瘍(がん)のある方
  • 急性炎症のある方
  • ペースメーカーなどのインプラントが体内にある方
  • 治療部位に感染症・皮膚疾患のある方
  • 頭部・頚部・脊椎周囲・心臓周辺への照射が必要な場合
  • 骨端線部分(成長期の子どもなど)
また、治療部位に直近でステロイド注射を行った方は、一定期間をあけてから照射を検討します。

体外衝撃波治療の副作用・注意点は何ですか?

体外衝撃波治療は非侵襲的で安全性の高い治療法ですが、一時的な副作用が生じることがあります。いずれも数日以内に改善することがほとんどで、重篤な合併症の報告は少ない治療法です。
  • 治療中・直後の痛み:患部に衝撃を与えるため、照射中に痛みを感じることがあります。出力は患者さんが我慢できる範囲で少しずつ上げていきます。麻酔は使用しません。
  • 皮膚の赤み・内出血:照射部位に一時的な皮膚の赤みや内出血が出ることがありますが、数日以内に消失します。
  • 治療後の一時的な痛みの増強:治療後から翌日にかけて一時的に痛みが増すことがあります。これは組織の修復プロセスが始まったサインであることが多く、通常は数日で落ち着きます。
  • 軽度の腫れ・炎症:治療部位に一時的な腫れが生じることがありますが、短期間で改善します。

診察のうえ、適応を判断してご提案します

当院ではSwiss DolorClastを用いた拡散型圧力波治療を行っています。効果の現れ方には個人差があり、リハビリと組み合わせてご提案する場合もあります。

 

治療後の注意事項

  • 治療部位は48時間は安静にしてください。
  • 治療期間中は痛みが和らいでも激しい運動は控えるようにしてください。再受傷のリスクがあります。
  • 内出血が生じた場合は、患部を冷却してください。
  • 気になる症状が続く場合は、速やかに担当医に相談してください。

神保町整形外科で体外衝撃波治療を受けるにはどうすればよいですか?

神保町整形外科では、整形外科専門医による診察のうえで体外衝撃波治療の適応を判断し、当日から治療を開始できる場合があります。東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口より徒歩2分という利便性の高い立地で、平日18時30分まで診療しているため、千代田区・神田周辺で働くビジネスマンの方もお仕事帰りに通院しやすい環境です。

治療の流れ

  • 初診・問診:肩の痛みの経過・既往歴・内服薬・禁忌事項の確認を行います。
  • 診察・画像検査:整形外科専門医がレントゲン等で現在の状態を確認し、体外衝撃波の適応を判断します。
  • 治療開始:Swiss DolorClast SYSTEM RADIALを用いて患部に照射します。1回の治療時間は3〜5分程度です。
  • 治療後の説明:ケア方法・次回の治療計画・生活上の注意点をご説明します。
  • 継続治療:体外衝撃波は1週間経過すれば再度照射が可能です。当院では最短で週1回のペースで治療を行っており、症状に応じて3〜6回程度を目安に継続し、効果を評価します。

当院が選ばれる理由

  • 整形外科専門医による診察:慶應義塾大学医学部整形外科学教室出身の院長・板倉剛(医学博士・日本整形外科学会専門医)が診察を担当します。
  • リーズナブルな料金:初回1,500円・通常3,000円と、他院(約15,000円程度)と比較して大幅に低価格です。
  • リハビリとの一体的提供:体外衝撃波治療後のリハビリテーションも当院で一貫して行えます。術後ケアや日常生活・スポーツ復帰まで個別対応します。
  • アクセスの良さ:神保町駅A7出口より徒歩2分。平日18時30分まで診療。
五十肩・肩関節周囲炎の慢性的な痛みや可動域制限でお悩みの方は、ぜひ一度神保町整形外科にご相談ください。整形外科専門医が丁寧に診察し、体外衝撃波治療が適切かどうかをご説明します。初回お試し1,500円から始められますので、まずはお気軽にお問い合わせください。神保町駅A7出口より徒歩2分、平日18時30分まで診療しています。

よくある質問

五十肩に体外衝撃波治療は保険適用されますか?

五十肩(肩関節周囲炎)への体外衝撃波治療は保険適用外(自由診療)です。保険適用は「難治性足底腱膜炎」のみに限られており、肩関節周囲炎は自費診療となります。

体外衝撃波治療は何回受ければ効果が出ますか?

体外衝撃波は1週間経過すれば再度照射が可能です。当院では最短で週1回のペースで治療を行っています。効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には3〜6回程度の照射を目安に経過を評価します。複数回実施しても改善が乏しい場合は、症状に応じてほかの治療法も検討します。

体外衝撃波治療中は痛いですか?

患部に衝撃を与えるため、照射中に痛みを感じることがあります。出力は患者さんが我慢できる範囲で少しずつ上げていくため、麻酔なしで受けられます。治療後に一時的に痛みが増すこともありますが、数日で落ち着くことがほとんどです。

五十肩の急性期でも体外衝撃波治療を受けられますか?

急性炎症が強い時期(炎症期)は体外衝撃波の適応外です。炎症が落ち着いた拘縮期〜慢性期に適応が高くなります。まず整形外科専門医の診察を受け、現在の病期を確認することが重要です。

石灰沈着性腱板炎にも体外衝撃波は有効ですか?

石灰沈着性腱板炎にも体外衝撃波治療は有効とされています。衝撃波の物理的刺激が石灰(リン酸カルシウム結晶)の破砕・吸収を促し、痛みと可動域制限の改善が期待できます。千葉大学整形外科でも積極的に行われている治療法です。

体外衝撃波治療後、すぐに仕事や日常生活に戻れますか?

治療直後から通常の日常生活に戻ることが可能です。ただし、治療部位は48時間安静にし、治療期間中は激しい運動を控えてください。デスクワーク程度であれば当日から問題ありません。

神保町整形外科の体外衝撃波治療の料金はいくらですか?

初回お試し1,500円、2回目以降は通常3,000円です。一般的な施設の約15,000円程度と比較して大幅に低価格で、長期通院でも費用負担を抑えられます。

体外衝撃波治療とリハビリは同時に行えますか?

体外衝撃波治療とリハビリテーションの組み合わせは非常に有効です。当院では体外衝撃波で痛みを軽減しながら、理学療法士によるリハビリを並行して行い、可動域回復と再発予防をサポートします。

五十肩以外にも体外衝撃波で治療できる疾患はありますか?

テニス肘・ゴルフ肘・ジャンパー膝・アキレス腱炎・足底腱膜炎・シンスプリントなど、慢性期の運動器疾患に幅広く対応しています。石灰沈着性腱板炎や疲労骨折の遷延癒合にも適応があります。

体外衝撃波治療を受ける前に注意することはありますか?

治療前にステロイド注射を受けた方は一定期間をあける必要があります。また、ペースメーカー使用・妊娠中・血液凝固異常・腫瘍のある方は治療を受けられません。事前に整形外科専門医の診察で禁忌事項を確認してください。

結論

体外衝撃波治療は、五十肩・肩関節周囲炎の慢性期において60〜80%の改善効果が報告されている非侵襲的な治療法です。手術や注射の前段階の選択肢として有効であり、特に拘縮期〜慢性期の痛みと可動域制限にアプローチできます。費用面では神保町整形外科の初回1,500円・通常3,000円という設定は他院と比較して大幅に低く、継続治療もしやすい環境です。まずは整形外科専門医の診察を受け、現在の病期と適応を確認したうえで治療を検討することをお勧めします。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

肩の痛みや体外衝撃波治療のご相談を承っています。整形外科専門医が診察のうえ、適応や治療方針をご提案します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

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経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

エムセラは腹圧性・切迫性尿失禁どちらに効く?効果と適応を医師が解説

2026.07.21

 

エムセラ(EMSELLA)とは何か?仕組みと特徴を解説

エムセラは、専用チェアに座るだけで骨盤底筋を強力に収縮させる非侵襲的医療機器です。2020年に発売され、アメリカ・EUを含む世界25か国で認可を取得しています。 エムセラが使用する技術は高密度焦点式電磁(ハイフェム®)です。この電磁エネルギーが骨盤底筋群に届き、自分の意思では不可能なレベルの「超極大筋収縮(スープラマキシマル収縮)」を引き起こします。 1回の施術(約30分)でケーゲル体操の約11,000倍相当の運動量を骨盤底筋に与えられると報告されています。服を着たまま座るだけで治療が完結し、ダウンタイムもありません。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

尿もれのお悩みを相談したい方へ

エムセラは、衣服を着たまま座って骨盤底筋にアプローチする自費リハビリの機器です。適応やお悩みの内容に合わせてご案内しますので、まずはご相談ください。

 

骨盤底筋が弱まるとどうなるか?

骨盤底筋は膀胱・子宮・直腸を下から支える筋肉群です。加齢・出産・閉経などによって弱まると、尿道括約筋のコントロールが低下し、尿失禁や頻尿が起こりやすくなります。 国立長寿医療研究センターによると、尿失禁は女性の4人に1人、経産婦では4割に及ぶと推計されています。しかし医療機関できちんと治療を受けている人はわずか3〜6%にすぎません。 骨盤底筋を効率よく鍛えることが、尿失禁改善の根本的なアプローチとなります。エムセラはその骨盤底筋トレーニングを、機械の力で確実に行える点が最大の特徴です。

腹圧性尿失禁とは何か?エムセラはどう効くか?

腹圧性尿失禁は、くしゃみ・咳・笑い・運動など腹圧がかかる動作で尿が漏れるタイプで、女性の尿失禁の中で最も頻度が高いとされています。骨盤底筋・尿道括約筋の弛緩が主な原因です。 エムセラのハイフェム®刺激は、弛緩した骨盤底筋を繰り返し強制収縮させることで筋力・筋持久力を回復させます。筋力が回復すると尿道括約筋のサポートが強まり、腹圧がかかっても尿が漏れにくくなります。
  • 対象となる主な症状:くしゃみ・咳での尿漏れ、運動中の尿漏れ、重いものを持ったときの尿漏れ
  • 主な原因:加齢・出産・閉経・肥満・運動不足による骨盤底筋の弛緩
  • エムセラの作用:骨盤底筋の筋力強化 → 尿道括約筋サポートの回復
国立長寿医療研究センターは「軽い腹圧性尿失禁は骨盤底筋訓練で改善が期待できる」と説明しており、エムセラはその訓練を機械的に・確実に実施できる手段として位置づけられます。

切迫性尿失禁とは何か?エムセラはどう効くか?

切迫性尿失禁は、急に強い尿意が起こり我慢できずに漏れてしまうタイプです。膀胱が過剰に収縮する「過活動膀胱」が背景にあることが多く、日本国内では過活動膀胱の発生率が12.4%(男性14%・女性12%)と報告されています。 切迫性尿失禁に対するエムセラの作用は、骨盤底筋の強化を通じた膀胱コントロールの改善です。骨盤底筋が強くなると膀胱への圧力が安定し、過剰な収縮が起きにくくなります。
  • 対象となる主な症状:急な尿意・我慢できない尿漏れ、冷水に触れたときの尿意、水の音を聞いたときの尿意
  • 主な原因:過活動膀胱・ストレス・神経系の問題・加齢
  • エムセラの作用:骨盤底筋強化 → 膀胱安定化 → 切迫感の軽減
日本脊髄障害医学会の査読誌に掲載された論文(2022年)によると、切迫性尿失禁の薬物療法ではβ3作動薬や抗コリン薬が用いられますが、骨盤底筋訓練との併用が推奨されています。エムセラはその骨盤底筋訓練を効率的に補完できます。

混合性尿失禁にも効くか?エムセラの適応範囲は?

腹圧性と切迫性が合わさった「混合性尿失禁」にも、エムセラは有効です。骨盤底筋全体を強化することで、両方のタイプに同時にアプローチできるためです。 エムセラの適応は尿失禁にとどまりません。以下の症状・目的にも対応しています。
  • 腹圧性尿失禁:くしゃみ・咳・運動時の尿漏れ
  • 切迫性尿失禁:急な尿意・我慢できない尿漏れ
  • 混合性尿失禁:上記2タイプの合併
  • 産後の骨盤底筋弛緩:膣のゆるみ・産後尿漏れ
  • 性的満足度の低下:臨床データで85%が向上を実感
  • 骨盤底筋の予防的強化:将来の尿失禁予防
一方で、溢流性尿失禁(尿道閉塞による尿漏れ)や機能性尿失禁(認知症・運動障害による尿漏れ)はエムセラの適応外です。これらは骨盤底筋の問題ではなく、別の原因によるためです。受診前に尿失禁のタイプを医師に確認することが重要です。

エムセラの効果はどのくらいか?臨床データを確認

エムセラの臨床データでは、1クール6回の施術後に95%の患者が尿漏れ改善を実感し、吸水パッドの使用量が75%減少したと報告されています。 主な臨床データをまとめると以下のとおりです。
  • 尿漏れ改善実感率:95%(1クール6回施術後)
  • 吸水パッド使用量の減少:75%減
  • 性的満足度向上:85%が向上を実感
  • 効果の持続期間:1クール終了後6か月以上
効果が出始めるタイミングは個人差があり、1回目から実感する方もいますが、基本的には1クール(6回)の完了後に最大効果が現れます。施術後も月1回程度の維持療法を続けることで、効果をより長く保てます。

骨盤底筋へのアプローチをご相談ください

当院ではエムセラを用いた自費リハビリに対応しています。効果の現れ方には個人差があり、症状によっては泌尿器科・婦人科での検査をおすすめする場合もあります。

 

ケーゲル体操との違いは?

ケーゲル体操は自力で骨盤底筋を収縮させる運動ですが、「どこを動かすかわからない」「収縮が弱い」という問題が多くの方に見られます。エムセラは機械が骨盤底筋を強制的に収縮させるため、正しい筋肉に確実に負荷をかけられます。 1回の施術でケーゲル体操の約11,000倍の運動量を実現できる点が、エムセラの最大の優位性です。自主トレが続かない方・効果が出にくかった方に特に適しています。

エムセラの禁忌・受けられない方は?

エムセラは電磁刺激を使用するため、体内に金属・電子機器が入っている方は受けられません。事前に医師への申告が必須です。 主な禁忌事項は以下のとおりです。
  • ペースメーカー・除細動器を使用している方
  • 神経刺激装置・薬注ポンプなどの電子インプラントがある方
  • 金属インプラント(大腿骨頭置換など)がある方
  • 避妊器具(IUD)を使用している方
  • 産後3か月以内の方
  • 未成年・骨端閉鎖が完了していない方
  • 悪性腫瘍(治療中)の方
  • てんかん・心臓・肺機能障害がある方
  • 出血状態・血液凝固障害がある方
上記に該当しない場合でも、妊娠中の方や重篤な疾患がある方は医師への相談が必要です。整形外科・泌尿器科・産婦人科など、エムセラを導入しているクリニックで事前診察を受けてから施術を開始してください。

エムセラの施術回数・費用・流れはどうなっているか?

標準的なエムセラのコースは、週1〜2回・計6回(1クール)で、1回の施術時間は約30分です。費用はクリニックによって異なりますが、1回あたり約8,800〜15,000円、6回コースで約60,000〜79,200円が目安です。

施術の流れ

  • 初診・問診:尿失禁のタイプ・禁忌事項を医師が確認する
  • 施術開始:服を着たまま専用チェアに座り、電磁刺激の強度を調整する
  • 施術中:骨盤底筋の収縮感(ピリピリ感)を感じながら約30分間座る
  • 施術後:ダウンタイムなし・すぐに日常生活に戻れる
  • 1クール完了後:効果を確認し、必要に応じて月1回の維持療法へ移行する

費用の目安(参考)

  • 1回(30分):約8,800〜15,000円
  • 6回コース(1クール):約33,000〜79,200円
  • 初回体験(10〜15分):約3,300〜5,000円
エムセラは日本では未承認機器であり、保険適用外の自由診療です(2020年発売時点)。費用はクリニックごとに設定が異なるため、事前に確認してください。

エムセラと他の尿失禁治療法との違いは?

尿失禁の治療法には骨盤底筋訓練・薬物療法・手術・エムセラがあり、タイプと重症度によって選択が異なります。
  • 骨盤底筋訓練(ケーゲル体操):軽症の腹圧性尿失禁に有効。自力で継続が必要で効果に個人差が大きい
  • 薬物療法:切迫性尿失禁にはβ3作動薬・抗コリン薬が有効。副作用(口渇など)に注意が必要
  • 手術(TVT・TOT):中等症〜重症の腹圧性尿失禁に適応。体への負担があり入院が必要な場合もある
  • エムセラ:腹圧性・切迫性・混合性すべてに対応。非侵襲・ダウンタイムなし・服を着たまま施術可能
国立長寿医療研究センターは「切迫性尿失禁の治療には薬物療法が有効で、骨盤底筋訓練・膀胱訓練などの行動療法を併用する」と説明しています。エムセラはその行動療法(骨盤底筋訓練)を機械的に補完する位置づけです。 重症例や薬物療法が必要なケースでは、泌尿器科・婦人科での診察を優先してください。エムセラは軽症〜中等症の尿失禁、または保存療法の一環として特に有効です。

神保町整形外科でエムセラ・骨盤底筋治療について相談するには?

神保町整形外科(東京都千代田区神田神保町)は、整形外科専門医による診療とリハビリテーションを組み合わせた治療を提供しています。骨盤底筋の問題や尿失禁でお悩みの方は、まず医師への相談から始めることをおすすめします。 当院は神保町駅A7出口から徒歩約2分の好立地にあり、平日毎日18時30分まで診療しています。仕事帰りや昼休みにも通院しやすい環境です。オンライン診療(初診対応)にも対応しており、まずはご相談ください。

よくある質問

エムセラは腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁のどちらに効きますか?

エムセラは腹圧性・切迫性・混合性尿失禁の3タイプすべてに有効です。骨盤底筋全体を強化することで、どちらのタイプにもアプローチできます。ただし溢流性・機能性尿失禁は適応外です。

エムセラは何回受ければ効果が出ますか?

標準は週1〜2回・計6回(1クール)で、1クール終了後に最大効果が現れます。軽症の方は1回目から効果を実感することもあります。効果は施術後6か月以上持続するとされています。

エムセラの施術中に痛みはありますか?

痛みはなく、骨盤底筋が収縮するピリピリとした感覚があります。強度は調整可能で、違和感のないレベルから開始できます。施術後に一時的な筋肉痛が起こることがあります。

エムセラは保険が使えますか?

エムセラは日本では未承認機器のため、保険適用外の自由診療です。費用は1回あたり約8,800〜15,000円、6回コースで約33,000〜79,200円が目安です(クリニックにより異なります)。

エムセラを受けられない人はどんな方ですか?

ペースメーカー・金属インプラント・電子インプラントがある方、産後3か月以内の方、未成年の方は受けられません。悪性腫瘍治療中・てんかん・心肺機能障害がある方も禁忌です。

エムセラはケーゲル体操と何が違いますか?

エムセラは1回の施術でケーゲル体操の約11,000倍の運動量を骨盤底筋に与えられます。自力では正しく収縮させにくい骨盤底筋を、機械が確実に鍛えるため効果が安定しています。

エムセラ施術後にすぐ日常生活に戻れますか?

はい、ダウンタイムはなく施術直後から日常生活に戻れます。ただし施術後に一時的な尿漏れが起こることがあります。これは筋肉痛に似た一時的な現象で、心配は不要です。

男性でもエムセラを受けられますか?

エムセラは男性にも使用可能です。前立腺肥大症に伴う切迫性尿失禁など、男性の尿失禁にも骨盤底筋強化が有効とされています。ただし禁忌事項の確認が必要です。

エムセラの効果はどのくらい持続しますか?

1クール6回の施術後、効果は6か月以上持続するとされています。より長く効果を維持するために、月1回程度の維持療法を継続することが推奨されています。

エムセラは整形外科でも相談できますか?

骨盤底筋は整形外科・リハビリテーション科の専門領域にも関わるため、整形外科での相談も可能です。尿失禁のタイプや重症度によっては泌尿器科・婦人科との連携が必要な場合もあります。

結論

エムセラは腹圧性・切迫性・混合性尿失禁のいずれにも有効で、95%の患者が1クール6回で改善を実感しています。軽症〜中等症の尿失禁で、手術や薬物療法を避けたい方に特に適した選択肢です。まず医師に尿失禁のタイプを確認し、禁忌事項がなければエムセラを検討してください。重症例や薬物療法が必要なケースは泌尿器科・婦人科との併診をおすすめします。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

尿もれや骨盤底筋のお悩みのご相談を承っています。エムセラを用いた自費リハビリについて、適応や進め方をご説明します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

 

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

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経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

肩と腕のしびれが同時に起こる原因とは?整形外科医が解説する7つの疾患と対処法

2026.07.20

肩と腕のしびれが同時に起こるとはどういう状態か?

肩と腕のしびれが同時に起こる状態とは、首から肩・腕にかけて走る神経や血管が何らかの原因で障害を受けているサインです。単なる疲れや一時的な血行不良と混同されやすいですが、継続するしびれは重篤な疾患が隠れている可能性があります。 しびれの感覚は「ジンジンする」「ビリビリする」「正座後のような感覚」などと表現されます。痛みを伴う場合や、手指の動かしにくさが加わる場合は特に注意が必要です。 本記事では、肩と腕のしびれを同時に引き起こす7つの主な疾患、症状の見分け方、セルフケアの方法、そして受診すべきタイミングまでを整形外科専門医の立場から解説します。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

肩や腕のしびれが気になる方へ

しびれの原因はさまざまで、頚椎など神経の関わる疾患のこともあります。気になる症状が続く場合は、早めの相談が一般的にすすめられます。まずはご相談ください。

 

なぜ肩と腕に同時にしびれが起こるのか?メカニズムを解説

肩と腕のしびれが同時に起こる主な理由は、首(頸椎)から出た神経根が肩・腕の広い範囲を支配しているためです。頸椎から分岐した神経は腕神経叢を形成し、肩から指先まで感覚・運動を担います。

神経の圧迫によるしびれ

頸椎の椎間板や骨棘(こつきょく)が神経根を圧迫すると、その神経が支配する肩・腕・手指に一致したしびれや痛みが生じます。首を後ろに反らすと症状が悪化するのが特徴で、頸椎由来の神経圧迫を強く示唆します。 デスクワークやスマートフォンの長時間使用による「ストレートネック(頸椎前弯の消失)」は、頸椎への力学的負荷を増大させ、神経圧迫を悪化させる要因となります。

血行不良によるしびれ

肩や腕の血行不良は、筋肉の緊張・姿勢不良・運動不足が主な原因です。血流が滞ると組織への酸素供給が不足し、じんわりとしたしびれや冷感を伴う症状が現れます。朝方や夜間に症状が強くなる傾向があります。 神経圧迫と血行不良は単独で、あるいは複合的に作用してしびれを引き起こします。どちらが主因かを見極めることが、適切な治療選択につながります。

肩と腕のしびれを引き起こす7つの疾患とは?

肩と腕のしびれの原因となる主な疾患は7つあり、それぞれ症状の特徴・好発年齢・治療法が異なります。頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症・五十肩(肩関節周囲炎)などが代表的な疾患として紹介されています。

①頸椎椎間板ヘルニア

首の骨(頸椎)の間にある椎間板が飛び出し、神経根や脊髄を圧迫する疾患です。30〜50代のデスクワーカーに多く、片側の肩から腕・指先にかけての鋭い痛みとしびれが特徴です。首を後屈すると症状が増悪します。 治療の第一選択は保存療法(消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛治療薬・頸椎固定・リハビリテーション)です。保存療法で改善しない場合は手術を検討します。

②頸椎症性神経根症

加齢による頸椎の変形(骨棘形成・椎間板の変性)が神経根を圧迫する疾患です。片側性の肩甲骨周囲・腕の痛みとしびれが主症状で、上肢の腱反射低下や筋力低下を伴うこともあります。 頸部後屈で症状が誘発・増悪する場合に本疾患を積極的に疑います。治療は内服(NSAIDs・プレガバリンなど)と姿勢改善のための運動療法が中心です。多くの場合、数か月以内に症状が改善します。

③頸椎症性脊髄症

頸椎症が進行し、脊髄本幹が圧迫される疾患です。両側の手足のしびれ・巧緻運動障害(箸が使いにくい・ボタンがかけにくい)・歩行障害が特徴で、神経根症より重篤です。 症状が進行する場合は手術(頸椎除圧術)が必要になることがあります。両手足のしびれや歩行障害を伴う場合は、早急に整形外科を受診してください。

④胸郭出口症候群

首から腕に走る神経(腕神経叢)と血管が、鎖骨と第1肋骨の間や筋肉の間で圧迫される疾患です。手を挙げる作業が多い方・なで肩の方・スマートフォンを長時間使用する方に多く見られます。 腕全体のしびれ・だるさ・冷感が特徴で、腕を挙上すると症状が悪化します。治療は姿勢改善・肩甲骨周囲筋の強化訓練が中心です。

⑤五十肩(肩関節周囲炎)

肩関節を包む関節包に炎症が起きる疾患で、50歳前後に多く発症します。夜間痛が強く、腕を挙げる動作でしびれを伴うことがあります。ただし、しびれが主症状の場合は頸椎疾患との鑑別が必要です。 肩を動かすと痛みが変化する場合は五十肩、首を動かすと肩・腕の症状が変化する場合は頸椎疾患を疑います。

⑥後縦靱帯骨化症(OPLL)

脊柱管内の後縦靱帯が骨化し、脊髄・神経根を圧迫する疾患です。日本人に比較的多く、厚生労働省が指定難病(指定難病69番)に定めています。両側の手足のしびれや巧緻運動障害が現れます。 軽症例は保存療法、進行例や脊髄症状が強い例は手術が必要です。MRI検査で診断が確定します。

⑦胸椎・頸椎の腫瘍・感染症(見逃してはならない疾患)

まれですが、脊椎腫瘍や脊椎感染症(化膿性脊椎炎・結核性脊椎炎)が肩・腕のしびれを引き起こすことがあります。安静時痛・夜間痛・発熱・体重減少を伴う場合は、これらの疾患を除外するために早急な精査が必要です。 MRIや血液検査(炎症反応・腫瘍マーカー)で診断します。見逃すと重篤な神経障害に至るリスクがあるため、上記の随伴症状がある場合は速やかに受診してください。

肩と腕のしびれ、どの疾患か見分けるポイントは?

肩と腕のしびれの原因疾患を見分けるには、「しびれの部位」「首・肩の動作との関係」「両側か片側か」の3点が重要な鑑別ポイントです。

しびれの部位で疾患を推定する

頸椎の神経根は、障害された高位(レベル)によってしびれが出る部位が異なります。
  • 親指・人差し指のしびれ:C6神経根(第6頸椎)の障害を示唆
  • 中指のしびれ:C7神経根(第7頸椎)の障害を示唆
  • 小指・薬指のしびれ:C8神経根(第8頸椎)または胸郭出口症候群を示唆
  • 肩甲骨周囲〜上腕外側のしびれ:C5神経根(第5頸椎)の障害を示唆
しびれの分布を把握しておくと、受診時に医師への情報提供がスムーズになります。

首・肩の動作との関係で鑑別する

  • 首を後ろに反らすと悪化:頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症性神経根症を強く示唆
  • 腕を挙げると悪化:胸郭出口症候群・五十肩を示唆
  • 肩を動かしても症状が変わらない:頸椎疾患の可能性が高い
  • 両手足に同時にしびれ・歩行障害:頸椎症性脊髄症・後縦靱帯骨化症を示唆

緊急受診が必要なしびれのサイン

以下の症状を伴う場合は、脳卒中や脊髄の重篤な障害の可能性があるため、直ちに救急外来または脳神経外科・整形外科を受診してください。
  • 突然の強いしびれ・麻痺(発症が数分以内)
  • 顔のしびれ・ろれつが回らない・言葉が出ない
  • 同側の腕と足に同時にしびれ(脳梗塞・脳出血を示唆)
  • 排尿・排便障害を伴う(脊髄の重篤な障害を示唆)

整形外科ではどのような検査・治療が行われるか?

整形外科では、問診・神経学的診察・画像検査(X線・MRI)を組み合わせて原因疾患を特定し、保存療法から手術まで段階的に治療を行います。

診断の流れ

  • 問診:しびれの部位・発症時期・増悪因子・随伴症状を確認
  • 神経学的診察:腱反射・筋力・感覚検査、スパーリングテスト(頸部後屈・側屈で症状誘発)
  • X線検査:頸椎の骨棘・椎間板高の減少・アライメント異常を確認
  • MRI検査:椎間板ヘルニア・神経根圧迫・脊髄圧迫・後縦靱帯骨化の程度を評価

保存療法の内容

多くの頸椎疾患は保存療法で改善します。主な治療内容は以下のとおりです。
  • 薬物療法:NSAIDs(ロキソプロフェンなど)・神経障害性疼痛治療薬(プレガバリン・ミロガバリン)・筋弛緩薬
  • 頸椎固定(頸椎カラー):急性期の患部安静と症状増悪防止
  • 理学療法・運動療法:姿勢矯正・頸椎周囲筋の強化・ストレッチ・牽引療法
  • 物理療法:低周波治療・マイクロ波・ホットパックによる血行改善・筋緊張緩和
神保町整形外科では、10名以上の理学療法士が常時在籍し、個々の症状に応じた運動療法を提供しています。自動牽引装置・低周波治療器・マイクロ波治療器・ウォーターベッド型マッサージ器など充実した設備で、頸椎疾患のリハビリテーションに対応しています。

しびれの原因を、診察と検査で確認します

当院では整形外科専門医が診察し、レントゲンなどの検査で状態を確認します。症状に応じて、薬物療法やリハビリ、必要に応じた専門機関へのご紹介にも対応します。

 

手術療法が検討される場合

以下の場合は手術(頸椎前方除圧固定術・椎弓形成術など)が検討されます。
  • 保存療法を3〜6か月継続しても症状が改善しない
  • 進行性の筋力低下・麻痺がある
  • 脊髄症症状(歩行障害・巧緻運動障害)が明らか
  • 排尿・排便障害を伴う

自宅でできる肩と腕のしびれの対処法は?

自宅でできる対処法として、姿勢改善・頸部・肩甲骨周囲のストレッチ・生活習慣の見直しが有効です。ただし、強い痛みや麻痺を伴う場合はセルフケアより先に受診を優先してください。

姿勢改善のポイント

  • モニターの高さを目線と同じか少し下に設定し、頸椎の前屈負荷を減らす
  • スマートフォンは顔の高さまで持ち上げて使用し、うつむき姿勢を避ける
  • デスクワーク中は1時間に1回、立ち上がって肩・首を動かす
  • 就寝時の枕の高さは頸椎の自然な前弯を保てる高さに調整する

頸部・肩甲骨のストレッチ

以下のストレッチは、頸椎周囲の筋緊張を緩和し、血行を改善する効果があります。痛みが増す場合は直ちに中止してください。
  • 頸部側屈ストレッチ:椅子に座り、右手を頭の左側に当てて右耳を右肩に近づけるように10〜15秒保持。左右各3回。
  • 肩甲骨寄せ運動:両肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せ、5秒保持して緩める。10回繰り返す。
  • 胸を開くストレッチ:両手を背中で組み、胸を前に張りながら肩甲骨を寄せる。10〜15秒保持。
これらのストレッチは、胸郭出口症候群や頸椎症の予防・症状緩和に有用です。ただし、急性期(発症直後で炎症が強い時期)は安静を優先し、ストレッチは症状が落ち着いてから開始してください。

日常生活での注意点

  • 重い荷物の片側持ちは肩・頸椎への負荷を増大させるため避ける
  • 腕枕・うつぶせ寝は神経・血管を圧迫するため控える
  • 寒冷刺激は筋緊張を高めるため、首・肩を温めて血行を促進する

何科を受診すべきか?受診のタイミングと選び方

肩と腕のしびれには、まず整形外科の受診が推奨されます。頸椎・神経根・末梢神経・肩関節の疾患を総合的に診断・治療できるのが整形外科の強みです。

整形外科を受診すべき症状

  • 首・肩・腕のしびれ・痛みが2週間以上継続している
  • 首を動かすと肩・腕のしびれが増悪する
  • 手指の握力低下・巧緻運動障害がある
  • 腕を挙げると症状が変化する(胸郭出口症候群の疑い)

脳神経外科・神経内科を受診すべき症状

  • 突然発症の強いしびれ・麻痺(脳卒中の疑い)
  • 顔のしびれ・ろれつ障害・視力障害を伴う
  • 同側の腕と足に同時にしびれがある

神保町整形外科へのアクセス

神保町整形外科は、東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口から徒歩約2分の好立地にあります。平日毎日18時30分まで診療しており、昼休みや仕事帰りにも受診しやすい環境です。オンライン診療(初診対応)にも対応しており、遠方の方や来院が難しい方もご相談いただけます。 整形外科専門医(日本整形外科学会専門医・脊椎脊髄病医)による診察と、10名以上の理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせた治療を提供しています。肩・腕のしびれでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

神保町整形外科へのご相談はこちら

肩と腕のしびれが2週間以上続く場合や、首を動かすと症状が変化する場合は、早めの受診が大切です。神保町整形外科では、整形外科専門医による丁寧な診察・画像診断と、理学療法士による個別リハビリテーションを組み合わせて、一人ひとりの症状に合った治療を提供しています。神保町駅A7出口から徒歩約2分、平日18時30分まで診療・オンライン診療(初診)対応。まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

肩と腕のしびれは何科を受診すればよいですか?

まず整形外科の受診をおすすめします。頸椎・神経根・肩関節の疾患を総合的に診断できます。突然発症・顔のしびれ・ろれつ障害を伴う場合は脳神経外科へ。

肩と腕のしびれで最も多い原因疾患は何ですか?

頸椎椎間板ヘルニアと頸椎症性神経根症が最多です。加齢やデスクワーク・スマートフォンの長時間使用による頸椎への負荷が主な原因です。

しびれが片側だけの場合と両側の場合で原因は違いますか?

片側のしびれは神経根症(ヘルニア・頸椎症)が多く、両側は脊髄症・後縦靱帯骨化症・脳疾患の可能性があります。両側の場合は早急な受診が必要です。

首を後ろに反らすと肩・腕のしびれが悪化します。何が原因ですか?

頸椎椎間板ヘルニアまたは頸椎症性神経根症の可能性が高いです。頸部後屈で椎間孔が狭くなり、神経根への圧迫が増強するためです。整形外科でMRI検査を受けてください。

肩と腕のしびれは自然に治りますか?

頸椎神経根症の多くは保存療法(内服・安静・リハビリ)で数か月以内に改善します。ただし、筋力低下・歩行障害・排尿障害を伴う場合は自然回復を待たず受診が必要です。

五十肩と頸椎ヘルニアのしびれはどう見分けますか?

首を動かすと症状が変化する場合は頸椎疾患、肩を動かすと痛みが変化する場合は五十肩の可能性が高いです。指先のしびれを伴う場合は頸椎疾患を強く示唆します。

胸郭出口症候群はどんな人に多いですか?

なで肩・首が長い体型の方、腕を挙げる作業が多い方、スマートフォンを長時間使用する方に多い疾患です。腕を挙げると症状が悪化するのが特徴です。

肩と腕のしびれに対してリハビリテーションは有効ですか?

姿勢改善・頸椎周囲筋強化・ストレッチを中心とした運動療法は有効です。特に頸椎症性神経根症では、不良姿勢(ヘッドフォワード)の改善が症状緩和に重要です。

しびれが続く場合、MRI検査は必要ですか?

2週間以上しびれが続く場合や筋力低下を伴う場合はMRI検査が推奨されます。椎間板ヘルニア・神経根圧迫・脊髄圧迫の程度を正確に評価できます。

神保町整形外科ではオンライン診療を受けられますか?

初診からオンライン診療に対応しています。来院が難しい場合や遠方の方もご相談いただけます。詳細はクリニックまでお問い合わせください。

結論

肩と腕のしびれが同時に起こる場合、頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症性神経根症・胸郭出口症候群など7つの疾患が主な原因です。しびれの部位・首の動作との関係・片側か両側かを確認し、2週間以上続く場合や筋力低下・歩行障害を伴う場合は整形外科を早めに受診してください。突然発症・顔のしびれ・ろれつ障害を伴う場合は脳卒中の可能性があり、直ちに救急受診が必要です。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

肩や腕のしびれのご相談を承っています。整形外科専門医が診察・検査で原因を確認し、症状に合わせた治療やリハビリをご提案します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

骨粗しょう症に効く運動は何がいい?種類と効果を整形外科医が徹底解説

2026.07.20

本記事は、骨粗しょう症の予防・治療に役立つ運動の種類・効果・頻度・注意点を、整形外科医の視点から網羅的に解説します。

骨粗しょう症とは何か?運動が必要な理由は?

骨粗しょう症は、骨量が減少して骨がもろくなり、骨折しやすくなる全身性の骨疾患です。世界保健機関(WHO)は「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大して骨折リスクが高まる疾患」と定義しています。 国内の推計患者数は約1,280万人(男性約300万人・女性約980万人)にのぼり、高齢化に伴い増加傾向にあります。 骨は破骨細胞による「骨吸収」と骨芽細胞による「骨形成」のサイクルで常に新陳代謝しています。このバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回ると骨密度が低下します。運動不足は骨への荷重刺激を減らし、カルシウムの利用効率を下げるため、骨密度低下の直接的な原因となります。 骨密度が若年成人平均値の70%未満になると骨粗しょう症と診断され、転倒しただけで骨折するリスクが高まります。特に女性は閉経後の10年間で骨量が急激に減少するため、50歳を過ぎたら骨密度検査と運動習慣の見直しが重要です。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

骨の健康が気になる方へ

骨粗しょう症の予防・改善には、運動が役立つと考えられています。当院では骨密度検査をふまえ、無理のない運動やケアをご提案します。まずはご相談ください。

 

骨粗しょう症に効く運動の種類は何か?

骨粗しょう症に効く運動は、①荷重運動(ウォーキング・ジョギングなど)、②筋力トレーニング(レジスタンス運動)、③バランス運動の3種類です。これらを組み合わせることで、骨強度の維持・改善と転倒リスクの低減という2つの目的を同時に達成できます。

①荷重運動(ウォーキング・ジョギング)

骨はその長軸方向に物理的な刺激が加わると、微量の電流が骨に伝わり強さが増すとされています。  
  • ウォーキング:最も取り組みやすい荷重運動。良い姿勢でしっかり腕を振って歩くことで効果が高まります。
  • ジョギング:ウォーキングより荷重刺激が大きく、骨芽細胞の活性化効果も高まります。ただし骨粗しょう症と診断済みの方は転倒・骨折リスクに注意が必要です。
  • 踵落とし運動:つま先立ちから踵を床に落とす動作で、立ったままでも座ったままでも実施可能。自宅で手軽にできる荷重刺激運動です。
  • なわ跳び・ジャンプ系運動:荷重刺激が最も大きいですが、骨密度が低い方や高齢者には骨折リスクがあるため、医師への相談が必須です。
なお、水泳は全身運動として優れていますが、水中では重力負荷がかからないため骨密度向上効果は限定的です。厚生労働省e-ヘルスネットも「水泳選手は陸上競技選手より骨密度が低い」と指摘しています。

②筋力トレーニング(レジスタンス運動)

筋肉は腱を介して骨とつながっているため、筋力トレーニングで筋肉が強く収縮すると骨に直接刺激が伝わります。ウォーキングだけでは強化しにくい上半身の骨も鍛えられる点が大きなメリットです。
  • スクワット:大腿骨・腰椎への荷重刺激が高く、骨粗しょう症で最も骨折しやすい部位を重点的に強化できます。
  • 背筋トレーニング:背骨(脊椎)の圧迫骨折予防に有効。うつ伏せで上体を持ち上げる動作などが代表的です。
  • ウエイトマシン・ダンベル運動:自分の弱い部位を選択的にトレーニングできます。軽いダンベルを持ったウォーキング(ダンベルウォーキング)も効果的です。
「骨強度の維持・改善のための運動は、ジャンプなどの衝撃運動とレジスタンストレーニングを含む多因子の運動がよい」とされています。

③バランス運動(転倒予防)

骨粗しょう症の最大のリスクは「転倒による骨折」です。バランス運動は転倒そのものを防ぐ目的で行い、骨折リスクを間接的に下げます。
  • 片脚起立(片足立ち):1回1分・左右各3セットが目安。場所を選ばず実施でき、転倒予防効果が高い運動です。
  • スクワット:筋力強化とバランス強化を同時に行えます。
  • ロコモーショントレーニング(ロコトレ):片脚起立とスクワットを組み合わせた運動プログラムで、骨粗しょう症の運動療法として推奨されています。

骨粗しょう症の運動はどのくらいの頻度・時間が必要か?

骨粗しょう症予防に効果的な運動の目安は、週3回以上・1回30分以上です。ウォーキングであれば1回3,000歩程度が参考値とされています。 ただし、これはあくまでも目安です。運動習慣がない方や高齢者、すでに骨粗しょう症と診断されている方が急に張り切りすぎると、かえって体を痛める可能性があります。まず5分・10分から始め、無理のない範囲で継続することが最も重要です。
  • 頻度:週3回以上(毎日でも可)
  • 時間:1回30分以上(歩行なら3,000歩程度)
  • 強度:軽く息が弾む程度(骨粗しょう症診断済みの方は低〜中強度から)
  • 環境:屋外での日光浴を兼ねた運動が理想的(体内でのビタミンD合成を促進)
運動の継続が最大のポイントです。一時的に激しく運動しても、やめてしまえばその効果は失われます。買い物のついでのウォーキングや、テレビを見ながらの踵落とし運動など、日常生活に組み込む工夫が長続きのコツです。

骨粗しょう症の運動療法で注意すべきことは何か?

骨粗しょう症の方が運動を始める前に最も重要なのは、整形外科医への相談です。骨密度の状態によっては、激しい運動や転倒リスクの高い運動が骨折を招く可能性があります。 特に以下の方は、自己判断で運動を開始せず、必ず医師の指示のもとで行ってください。
  • 骨粗しょう症と診断されている方:骨密度の程度に応じた運動強度の設定が必要です。
  • 骨折経験がある方:脊椎圧迫骨折後は特に注意が必要で、体幹への過度な負荷は禁忌となる場合があります。
  • 腰痛・膝痛・関節痛がある方:痛みを無視して運動を続けると症状が悪化します。
  • 高齢者・運動習慣がない方:急な運動開始は転倒・筋肉痛・関節への過負荷を招きます。
「いずれの運動を行う場合も、定期的な骨密度の評価を行ったうえで実施することが安全のために重要」とされています。定期的な骨密度検査と運動療法を組み合わせることが、安全で効果的な骨粗しょう症対策の基本です。 また、運動療法は食事療法・薬物療法と組み合わせることで最大の効果を発揮します。カルシウム(成人女性で1日650mg推奨)・ビタミンD・ビタミンKを含む食事を意識しながら、運動を継続することが重要です。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では女性30〜74歳のカルシウム推奨量は1日650mgとされています。

骨粗しょう症の運動療法と薬物療法・食事療法はどう組み合わせるべきか?

骨粗しょう症の治療は、運動療法・食事療法・薬物療法の3本柱を組み合わせることが基本です。運動だけ、薬だけでは十分な効果が得られません。

食事療法との組み合わせ

骨の材料となるカルシウムと、その吸収を助けるビタミンDの摂取が最優先です。
  • カルシウム:牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆腐・納豆などの大豆製品
  • ビタミンD:イワシ・さんま・サケなどの魚類、きくらげ・しいたけなどのキノコ類。日光浴でも体内合成が促進されます。
  • ビタミンK:納豆・緑黄色野菜。骨形成を促進する働きがあります。
  • タンパク質:骨の有機成分(コラーゲン)の原料。肉・魚・大豆製品からバランスよく摂取します。

骨密度検査で、今の状態を確認できます

当院では骨密度検査を行い、結果に応じて運動・食事・必要な治療をご案内します。ご自身の骨の状態に合った運動を知りたい方は、お気軽にご相談ください。

 

薬物療法との組み合わせ

骨密度が一定の基準を下回った場合、薬物療法が必要になります。主な薬剤は以下のとおりです。
  • 活性型ビタミンD3製剤:カルシウムの吸収を促進します。
  • ビスフォスフォネート製剤:骨吸収を抑制し、骨密度を維持・増加させます。
  • SERM(選択的エストロゲン受容体作動薬):閉経後女性に多く使用され、骨吸収を抑制します。
  • 抗RANKL抗体(デノスマブ):骨吸収を強力に抑制する注射製剤です。
  • 副甲状腺ホルモン薬・抗スクレロスチン抗体:新しい骨を積極的に作る骨形成促進薬です。
薬物療法が骨粗しょう症による骨折の危険性を軽減させることは1990年代後半以降に明らかにされており、現在は作用機序の異なる様々な薬剤が開発されています。薬の選択は骨密度・年齢・骨代謝マーカー・生活習慣などを総合的に判断して行います。 当院(神保町整形外科)では、DXA法による全身型骨密度測定装置を導入し、4ヶ月に1回の頻度で大腿骨・腰椎の骨密度を測定しています。骨密度が80%を下回った段階で治療を開始し、80%を超えたら検査頻度を年1回に戻すという明確な基準のもと、患者さんに寄り添った継続的なフォローを行っています。

自宅でできる骨粗しょう症予防の運動メニューは何か?

自宅でできる骨粗しょう症予防の運動として、踵落とし・片脚起立・スクワットの3つが特に効果的です。道具不要で、毎日の習慣に組み込みやすい点が大きなメリットです。

踵落とし運動(かかと落とし)

  • 壁や椅子の背もたれに手を添えて立ちます。
  • ゆっくりつま先立ちになります。
  • 踵を床に「トン」と落とします。
  • 1セット10〜20回、1日2〜3セットを目安に行います。
座位でも実施可能で、椅子に座ったまま踵を床に落とす動作でも骨への縦方向の刺激を与えられます。

片脚起立(片足立ち)

  • 壁や椅子の近くに立ち、転倒防止の準備をします。
  • 片脚を床から少し浮かせ、1分間キープします。
  • 左右交互に行い、1日3セットを目安にします。
片脚起立は転倒予防に非常に効果的なバランス運動です。最初はふらつく方も多いため、必ず壁や椅子の近くで行ってください。

スクワット

  • 足を肩幅に開き、つま先をやや外側に向けます。
  • 膝がつま先より前に出ないよう注意しながら、ゆっくり腰を落とします。
  • 太ももが床と平行になる手前で止め、ゆっくり元に戻します。
  • 1セット10〜15回、1日2〜3セットを目安にします。
膝や腰に痛みがある方は無理をせず、浅めのスクワットから始めてください。

骨粗しょう症の検査・治療はどこで受けるべきか?

骨粗しょう症の検査・治療は、DXA法による骨密度測定が可能な整形外科での受診が推奨されます。初期は自覚症状がないため、50歳以上の方・閉経後の女性は症状がなくても検査を受けることが重要です。 当院(神保町整形外科)では、国際的に推奨されているDXA法による全身型骨密度測定装置を導入しており、腰椎・大腿骨の骨密度を精度高く測定できます。骨代謝マーカー検査・X線検査も組み合わせ、総合的な診断と治療計画を立案します。理学療法士による運動療法も積極的に実施しており、患者さん一人ひとりの状態に合わせた運動メニューを提案しています。 神保町駅から徒歩2分という立地で、仕事帰りのビジネスマンも無理なく通院できる環境を整えています。骨粗しょう症は一生付き合っていく病気だからこそ、同じ医療機関を継続受診することで過去の治療経過を活かした診療が可能になります。 骨密度検査の費用は、保険適用の場合は3割負担で1,500〜3,000円程度が目安です(測定頻度が高い場合は保険適用外となる場合があります)。まずは気軽にご相談ください。 神保町整形外科 骨粗しょう症

よくある質問

骨粗しょう症に最も効果的な運動は何ですか?

ウォーキングなどの荷重運動・筋力トレーニング・バランス運動の3種類を組み合わせることが最も効果的です。骨への縦方向の荷重刺激が骨密度維持に直結します。

骨粗しょう症の運動は週に何回すればいいですか?

週3回以上・1回30分以上が目安です。ウォーキングなら1回3,000歩程度を目標にしてください。まずは無理のない範囲で始め、継続することが最優先です。

骨粗しょう症でも筋トレはしていいですか?

骨粗しょう症でも筋力トレーニングは有効です。ただし骨密度の程度によって適切な強度が異なるため、必ず整形外科医に相談してから始めてください。

水泳は骨粗しょう症の予防に効果がありますか?

水泳は全身運動として優れていますが、水中では重力負荷がかからないため骨密度向上効果は限定的です。骨粗しょう症予防には陸上での荷重運動を優先してください。

骨粗しょう症の運動はいつから始めるべきですか?

骨粗しょう症の予防は若いうちから始めるほど効果的です。特に女性は閉経後に骨量が急激に減少するため、50歳を過ぎたら骨密度検査と運動習慣の確立を強くお勧めします。

骨粗しょう症の運動で骨折することはありますか?

骨密度が著しく低下している場合、転倒や過度な荷重で骨折するリスクがあります。骨折経験がある方・骨密度が非常に低い方は、必ず整形外科医の指示のもとで運動を行ってください。

踵落とし運動は骨粗しょう症に本当に効果がありますか?

踵落とし運動は骨の長軸方向に衝撃刺激を与えられる手軽な運動で、骨粗しょう症予防に有効とされています。自宅で道具なしに実施できるため、日常習慣に取り入れやすい運動です。

骨粗しょう症の運動療法だけで骨密度は回復しますか?

運動療法単独では骨密度の大幅な回復は難しく、食事療法・薬物療法との組み合わせが必要です。骨密度が70%以下の場合は薬物療法の開始を整形外科医と相談してください。

骨粗しょう症の骨密度検査はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

骨密度が80%を下回る場合は半年に1回、80%以上の場合は年1回が目安です。当院では4ヶ月に1回のDXA法による骨密度検査を実施し、治療効果を定期的に確認しています。

骨粗しょう症の運動は高齢者でも安全にできますか?

高齢者でも適切な強度・種類の運動は安全に実施できます。転倒リスクを考慮し、まずウォーキングや座位での踵落とし運動など低リスクな運動から始め、整形外科医や理学療法士の指導を受けることをお勧めします。

結論

骨粗しょう症に効く運動は、荷重運動(ウォーキング)・筋力トレーニング・バランス運動の3種類を組み合わせることが最も効果的です。週3回以上・1回30分を目標に継続してください。ただし、骨密度の状態によって適切な運動強度は異なります。まず整形外科でDXA法による骨密度検査を受け、自分の骨の状態を把握したうえで、医師・理学療法士の指導のもとで運動を始めることが、安全で効果的な骨粗しょう症対策の第一歩です。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

骨粗しょう症の検査・運動・予防のご相談を承っています。整形外科専門医が骨密度検査をもとに、無理のない運動やケアをご提案します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

体外衝撃波で膝蓋腱炎・ジャンパー膝を治療|効果的な改善方法と通院の流れ

2026.07.19

本記事では、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)に対する体外衝撃波治療の仕組み・効果・費用・通院の流れ・副作用について、整形外科専門医の立場から詳しく解説します。 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)は、バスケットボールやバレーボール、陸上競技などのジャンプ動作を繰り返すスポーツ選手に多く見られる慢性的な腱障害です。なかなか痛みが取れず、競技復帰を阻む厄介な疾患として知られています。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

スポーツでの膝の痛みが続く方へ

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)などの慢性的な腱の痛みに、体外衝撃波が用いられることがあります。適応は診察で判断しますので、まずはご相談ください。

 

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは何か?原因と症状を解説

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは、膝蓋骨(膝のお皿)の下部にある膝蓋腱に繰り返しの負荷がかかり、炎症・変性が生じる慢性腱障害です。10〜20代の若い男性アスリートに多く見られますが、日常的に膝を酷使する方にも発症します。 膝蓋腱は大腿四頭筋と脛骨をつなぐ重要な腱です。ジャンプや急停止・急発進を繰り返すことで腱に微細損傷が蓄積し、正常な修復が追いつかなくなると慢性的な痛みへと移行します。

ジャンパー膝の主な症状

  • 膝蓋骨下部の圧痛:お皿の下を押すと痛みを感じる
  • 運動時・運動後の痛み:ジャンプ、ランニング、階段昇降で悪化する
  • 熱感・腫れ:腱の炎症が強い時期に出現する
  • 力の入りにくさ:痛みで十分なジャンプ・ダッシュができなくなる

放置するとどうなるか?

軽症のうちは安静で回復が見込めますが、痛みを我慢して運動を続けると損傷が蓄積し、最悪の場合は膝蓋腱断裂に至るリスクがあります。症状が続く場合は早めに整形外科を受診することが重要です。

体外衝撃波治療(ESWT)とはどのような治療法か?

体外衝撃波治療(Extracorporeal Shock Wave Therapy:ESWT)とは、体外から圧力波を患部に照射し、慢性的な痛みの緩和と組織修復を促す非侵襲的治療法です。皮膚を切開せず、麻酔も不要で、外来通院で受けられます。 体外衝撃波はもともと腎臓結石の破砕治療に利用されていた技術で、その後整形外科分野に応用されました。欧米ではスポーツ選手を中心に低侵襲・安全・有効な治療として普及し、膝蓋腱炎(ジャンパー膝)への適応が認められています。

体外衝撃波の2つの治療効果

  • ①短期的な除痛効果:痛みを感知する自由神経終末を変性・減少させ、神経伝達物質(CGRP・Substance-P)を抑制することで痛みの伝達を遮断します。
  • ②長期的な組織修復効果:eNOS・VEGF・PCNAの産生を促して血管新生を誘導し、コラーゲン産生を亢進させることで腱の再生・修復を促進します。

集束型と拡散型の違いは?

  • 集束型(FSW):衝撃波を深部の焦点に集中させる。到達深度は約50mm。高エネルギーで深部病変に有効。
  • 拡散型(RSW):照射部位から広範囲に圧力波が拡散する。浅層の筋肉・腱に広く作用し、治療中の痛みが比較的少ない。
当院(神保町整形外科)では、スイスEMS社製「Swiss DolorClast SYSTEM RADIAL」(拡散型圧力波)を使用しています。適応・効果については医師が診察のうえ判断します。

体外衝撃波はジャンパー膝にどれくらい効果があるか?

体外衝撃波治療(ESWT)は膝蓋腱炎(ジャンパー膝)に対して有効性が認められており、平均治癒効果は60〜80%と報告されています。手術を必要とせず、慢性化した腱障害に対しても改善が期待できる点が大きな特徴です。

どのような方に効果が期待できるか?

  • 保存療法(安静・湿布・内服薬・リハビリ)を3〜6か月以上続けても改善しない慢性的な膝蓋腱炎
  • 手術を希望しない、または手術前の最終保存療法として検討している方
  • スポーツへの早期復帰を目指しているアスリート・スポーツ愛好家
  • 注射(ステロイド・PRP等)の効果が不十分だった方
ただし、すべての方に同じように効果が現れるわけではありません。急性期の強い炎症がある場合や、腱の完全断裂が疑われる場合は適応外となることがあります。必ず整形外科専門医による診察・画像検査を受けてから治療方針を決定することが重要です。

神保町整形外科での治療費用はいくらか?

当院(神保町整形外科)では、体外衝撃波治療(拡散型圧力波治療)を初回お試し1,500円、通常3,000円という非常にリーズナブルな価格で提供しています。一般的な施設では自費診療で1回あたり約15,000円程度かかるケースもあり、当院の価格設定は大幅に低い水準です。

体外衝撃波治療の保険適用について

  • 保険適用(3割負担で約15,000円):難治性足底腱膜炎のみ(医療機関での診断後、保存療法を6か月以上行っても改善しない場合)
  • 自費診療(保険適用外):膝蓋腱炎(ジャンパー膝)・アキレス腱炎・テニス肘・ゴルフ肘・石灰沈着性腱板炎・シンスプリントなど
拡散型体外衝撃波は一般的にすべて保険適用外となっており、施設によって費用が大きく異なります。当院では費用面の不安を軽減するため、初回お試し価格1,500円を設定しています。まず1回試してから継続を判断することが可能です。

他院との費用比較

  • 神保町整形外科(当院):初回1,500円 / 通常3,000円
  • 一般的な整形外科・クリニック:自費で1回あたり約6,000〜15,000円程度
費用の差は大きく、継続治療(通常3〜5回程度)を考えると当院の低価格設定は患者さまの経済的負担を大幅に軽減します。

神保町整形外科での通院の流れはどうなっているか?

体外衝撃波治療は、初診から最短で次回予約時に治療開始でき、1回の治療時間は15分程度です。治療後はすぐに帰宅でき、日常生活への制限もほとんどありません。
  • 初診・診察・検査:整形外科専門医(院長・板倉剛)が問診・視診・触診・画像検査(X線等)を行い、体外衝撃波治療の適応を判断します。
  • 治療計画の説明:適応と判断された場合、治療回数・間隔・費用について丁寧に説明します。通常は1〜2週間ごとに複数回の照射を行います。
  • 治療当日の準備(セッティング):照射部位に応じた体位をとります。圧痛点を確認し、照射部位を特定します。
  • 体外衝撃波照射:低出力から開始し、患者さまの反応を見ながら徐々に出力を上げます。1回の照射時間は約15分です。
  • 効果判定・次回予約:治療後に効果を確認し、必要に応じて次回の予約を取ります。

アクセス・診療時間について

  • 所在地:東京都千代田区神田神保町
  • 最寄り駅:東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口より徒歩2分
  • 診療時間:平日18時30分まで診療(仕事帰りにも通院しやすい)
千代田区・神田周辺でお勤めのビジネスマンの方も、退勤後に無理なく通院できる環境が整っています。

体外衝撃波治療の副作用・注意点は何か?

体外衝撃波治療は非侵襲的で安全性の高い治療法ですが、照射中・照射後に一時的な痛みや不快感が生じることがあります。重篤な副作用の報告はほとんどなく、多くの方が安心して受けられる治療です。

主な副作用・リスク

  • 照射中の痛み・不快感:出力を調整することで軽減可能です。
  • 皮下出血・発赤:まれに照射部位に出現しますが、通常数日で消退します。
  • 治療後の一時的な痛みの増強:照射後1〜2日間、痛みが増す場合があります(反応性炎症)。

体外衝撃波とリハビリを組み合わせて対応します

当院では拡散型圧力波治療に加え、理学療法士による運動療法にも対応しています。競技復帰を見据えて、症状に合わせた通院プランをご提案します。

 

体外衝撃波治療が適応外となる主なケース

  • 妊娠中の方
  • 照射部位に悪性腫瘍がある方
  • 血液凝固障害・抗凝固薬使用中の方
  • 照射部位に感染・皮膚疾患がある方
  • ペースメーカー装着者(照射部位が胸部近傍の場合)
適応の可否は必ず医師が診察のうえ判断します。自己判断で治療を受けることは避け、まず整形外科専門医への相談をお勧めします。

ジャンパー膝の体外衝撃波治療と併用できるリハビリ・セルフケアは何か?

体外衝撃波治療の効果を最大化するには、リハビリテーションとの併用が重要です。当院では体外衝撃波治療と並行して、患者さま一人ひとりに合わせたリハビリプログラムを提供しています。

有効なリハビリ・セルフケア

  • 大腿四頭筋のストレッチ:膝蓋腱への牽引力を軽減し、腱への負担を減らします。
  • 大腿四頭筋・外転筋・内転筋の筋力強化:膝蓋腱を保護する筋力を高め、再発予防につながります。ただし強い炎症がある時期は無理な負荷をかけないことが重要です。
  • サポーター・テーピング:膝蓋腱への負荷を分散し、運動時の痛みを軽減します。
  • アイシング:運動後の熱感・腫れを抑えるために有効です。
自己流のストレッチや筋トレは症状を悪化させるリスクがあります。必ず整形外科医や理学療法士の指導のもとで行うことをお勧めします。

スポーツ復帰までの目安

体外衝撃波治療は通常3〜5回(1〜2週間ごと)を1クールとして行います。治療効果には個人差がありますが、多くの方が数回の治療で痛みの軽減を実感しています。スポーツ復帰の時期は症状の改善度・競技種目・練習強度を考慮して医師と相談しながら決定します。 神保町整形外科では、整形外科専門医による診察のもと、体外衝撃波治療(拡散型圧力波治療)を初回1,500円・通常3,000円という低価格で提供しています。神保町駅A7出口より徒歩2分、平日18時30分まで診療しており、千代田区・神田周辺でお勤めの方も仕事帰りに無理なく通院できます。ジャンパー膝・膝蓋腱炎の慢性的な痛みにお悩みの方は、まずお気軽にご相談ください。

よくある質問

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)に体外衝撃波治療は保険適用されますか?

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)への体外衝撃波治療は保険適用外(自費診療)です。日本国内で保険適用が認められているのは難治性足底腱膜炎のみです。当院では通常3,000円(初回1,500円)で受けられます。

体外衝撃波治療は何回受ければ効果が出ますか?

通常3〜5回(1〜2週間ごと)を1クールとして行います。多くの方が数回の治療で痛みの軽減を実感しますが、効果には個人差があります。治療効果を見ながら医師と相談して回数を決定します。

体外衝撃波治療中・治療後に痛みはありますか?

照射中に不快感や痛みを感じる場合がありますが、出力調整で軽減できます。治療後1〜2日間、一時的に痛みが増すことがありますが、通常は数日で落ち着きます。重篤な副作用の報告はほとんどありません。

ジャンパー膝の体外衝撃波治療後、すぐにスポーツをしてもいいですか?

治療直後は激しい運動を避け、医師の指示に従って段階的に復帰することをお勧めします。治療後は日常生活への制限はほとんどありませんが、スポーツ復帰の時期は症状・競技種目に応じて個別に判断します。

神保町整形外科の体外衝撃波治療はどの機器を使用していますか?

スイスEMS社製「Swiss DolorClast SYSTEM RADIAL」(拡散型圧力波治療器)を使用しています。適応・効果については整形外科専門医(院長・板倉剛)が診察のうえ判断します。

体外衝撃波治療とリハビリは同時に受けられますか?

はい、当院では体外衝撃波治療とリハビリテーションを併用して提供しています。体外衝撃波で痛みを緩和しながら、理学療法士による運動療法・ストレッチ指導を組み合わせることで、より早期の回復・スポーツ復帰が期待できます。

ジャンパー膝はどのくらいの期間で治りますか?

軽症では数週間〜数か月で改善しますが、慢性化した場合は6か月以上かかることもあります。体外衝撃波治療を含む適切な治療とリハビリを組み合わせることで、治癒期間の短縮が期待できます。

神保町整形外科への予約方法・アクセスを教えてください。

神保町駅(東京メトロ半蔵門線・都営三田線・新宿線)A7出口より徒歩2分です。平日18時30分まで診療しており、お仕事帰りにも通院しやすい環境です。まずはお電話またはウェブからご予約ください。

結論

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)の慢性的な痛みには、体外衝撃波治療(ESWT)が有効な選択肢です。平均治癒効果60〜80%と報告されており、手術不要・非侵襲的で外来通院で受けられます。神保町整形外科では初回1,500円・通常3,000円という低価格で、整形外科専門医の診察のもとスイスEMS社製機器による治療を提供しています。保存療法で改善しない方、手術を避けたい方は、まず専門医への相談をお勧めします。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

膝の痛みや体外衝撃波治療のご相談を承っています。整形外科専門医が診察し、リハビリと組み合わせた通院プランをご提案します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

交通事故の後遺障害診断書はいつもらう?適切なタイミングと手続きを解説

2026.07.19

後遺障害診断書とは何か?なぜ重要なのか?

後遺障害診断書とは、交通事故による怪我が完治せず後遺症が残った場合に、後遺障害等級認定申請の手続きで必要となる書類です。正式名称は「自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書」といいます。 後遺障害等級の審査は基本的に書面審査で行われます。そのため、この診断書の記載内容が等級認定の可否を大きく左右します。診断書に記載されていない症状は審査対象外となるため、内容の正確さが非常に重要です。 後遺障害等級に認定されると、後遺障害慰謝料後遺障害逸失利益を相手方に請求できます。最も低い等級である14級でも、裁判基準で110万円の後遺障害慰謝料が認められます。損害賠償金を大きく左右する書類といえます。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

交通事故の通院・診断書でお困りの方へ

後遺障害診断書は、作成のタイミングが大切です。当院では交通事故の診療に対応し、通院から診断書作成までの流れをわかりやすくご説明します。まずはご相談ください。

 

後遺障害診断書はいつもらうのが適切か?

医師から「症状固定」と診断されたタイミングが、後遺障害診断書を作成してもらう適切な時期です。症状固定とは、治療を続けてもこれ以上症状が改善しない状態を指します。 症状固定の時期は怪我の種類・程度によって異なります。交通事故で最も多いとされるむち打ち(頚椎捻挫)の場合、事故後6ヶ月以上の治療期間を経てから症状固定と判断されるのが一般的です。 6ヶ月より早い時期に診断書を作成した場合、後遺障害として認定されにくい傾向があります。ただし、骨折による変形や手指の喪失など明らかな後遺症がある場合は、3〜4ヶ月の治療期間でも認定されることがあります。これはあくまで例外的なケースです。

症状固定前に診断書を作成してはいけない理由

症状固定前に後遺障害診断書を作成すると、まだ回復の余地がある状態で申請することになります。審査機関は「治療継続で改善できる症状」と判断し、後遺障害として認定しない可能性が高くなります。 一方、症状固定後も長期間放置すると、自賠責保険の消滅時効(事故日から3年)に注意が必要です。症状固定の診断を受けたら、速やかに後遺障害診断書の作成を依頼しましょう。

保険会社から症状固定を打診された場合はどうする?

相手方の保険会社から「そろそろ症状固定してはどうか」と打診されることがあります。しかし、症状固定の判断は医師が行うものであり、保険会社が決めるものではありません。 まだ症状が残っていると感じる場合は、主治医に現在の症状を正確に伝え、医師の判断を仰いでください。治療継続が必要と医師が判断すれば、保険会社の打診に応じる必要はありません。

後遺障害診断書は誰が作成するのか?

後遺障害診断書を作成できるのは医師のみです。医師法(第19条第2項・第22条)により、医師免許を持つ医師だけが作成できます。 基本的には、交通事故後に継続して診療している主治医が記入します。複数の診療科に通院している場合は、それぞれの科で診断書を作成してもらう必要があります。

整骨院・接骨院では作成できない

整骨院や接骨院では後遺障害診断書を作成できません。整骨院で施術を行うのは柔道整復師という国家資格保有者ですが、医師免許を持つ医師ではないためです。 整骨院をメインに通院している方は、定期的に整形外科にも通院し、主治医との関係を維持しておくことが重要です。症状固定のタイミングでスムーズに診断書を作成してもらうためにも、整形外科への定期通院を継続してください。

後遺障害診断書の書式はどこでもらえるのか?

後遺障害診断書の書式は2つの方法で入手できます。書式には決まった様式があり、必ずその書式で提出する必要があります。
  • 保険会社から取り寄せる:加入先の保険会社または相手方の任意保険会社の担当者に請求すると送付してもらえます。
  • インターネットからダウンロードする:急ぎの場合はオンラインで書式を入手できます。独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)のウェブサイトでも様式が公開されています。
取り寄せた書式を医師に渡し、作成を依頼しましょう。歯に後遺症が残った場合は、歯科用の専用書式が別途必要になります。

後遺障害診断書の作成にかかる費用と期間はどのくらいか?

作成費用は病院ごとに異なり、一般的に5,000円〜1万円程度が多いです。病院によっては2万〜3万円を超えるケースもあります(弁護士法人ALG&Associates、2026年5月)。 後遺障害等級が認定された場合、この費用は保険会社や加害者に請求できます。一方、等級認定されなかった場合は被害者の自己負担となります。事前に病院へ費用を確認しておくことをお勧めします。

作成にかかる期間の目安

診断書の作成期間は病院によって異なります。早ければ即日〜数日で受け取れることもありますが、病院の混雑状況や事務処理の都合によっては1ヶ月程度かかる場合もあります。 後遺障害等級認定申請のスケジュールに合わせて、余裕を持って依頼することが大切です。依頼時に医師へ完成時期を直接確認しておくとスムーズです。

後遺障害診断書の記載内容にはどんな項目があるのか?

後遺障害診断書には9つの主要項目が記載されます。記載漏れがあると審査対象外となるため、各項目を正確に記入してもらうことが重要です(ヨネツボ行政書士法人)。
  • ①被害者の基本情報:氏名・住所・生年月日など
  • ②受傷年月日:事故が発生した日付
  • ③症状固定日:医学的知見をもとに決定される日付
  • ④入院期間・通院期間:実際に通院した実日数も記載
  • ⑤傷病名:「頚椎捻挫」「大腿骨骨折」「脳挫傷」など
  • ⑥既存の障害:事故前から存在していた障害の有無
  • ⑦自覚症状:頚部痛・膝の可動域制限・記憶障害など症状固定時の症状
  • ⑧他覚症状および検査結果:神経学的所見・レントゲン・MRI・CT等の結果
  • ⑨障害内容の増悪・緩解の見通し:今後の医学的見通し
 

事故後の通院・診断書作成に対応しています

当院では整形外科専門医が診療を行い、症状に応じた治療・リハビリと、必要に応じた後遺障害診断書の作成に対応しています。手続きの流れもご案内します。

 

自覚症状の伝え方で等級認定が変わる

自覚症状は具体的かつ正確に医師に伝えることが重要です。「痛い」「つらい」という曖昧な表現ではなく、「首を右に向けると痛みが走る」「雨の日に頭痛が増す」など、部位・程度・状況を具体的に説明しましょう。 日頃の診察から症状をもれなく医師に伝えておくことが大切です。診断書作成時に初めて症状を伝えても、カルテに記録がなければ記載してもらえない場合があります。毎回の診察で症状の変化を正確に報告する習慣をつけましょう。

医師が後遺障害診断書を書いてくれない場合はどうすればよいか?

医師が診断書の作成を断る場合、その理由によって対処法が異なります。主なケースと対応策を確認しましょう。

「まだ症状固定していない」と言われた場合

これは治療継続が必要という医師の判断です。焦らず治療を続け、症状固定のタイミングを待ちましょう。保険会社から打診があっても、医師が症状固定と判断するまでは治療を継続することが重要です。

「後遺症はない」と言われた場合

医師が後遺症なしと判断している場合でも、患者自身が症状を感じているなら再度詳しく説明しましょう。それでも理解が得られない場合は、セカンドオピニオンとして別の整形外科を受診することも選択肢の一つです。

「治療経過がわからない」と言われた場合

転院などで治療経過が不明な場合は、以前の病院から診療情報提供書(紹介状)や検査画像を取り寄せ、現在の主治医に提供することで解決できます。

後遺障害診断書を作成した後の流れはどうなるのか?

診断書作成後は、後遺障害等級認定申請の手続きへ進みます。申請方法には「事前認定」と「被害者請求」の2種類があります。
  • 事前認定:相手方の任意保険会社が申請手続きを代行する方法。手続きが簡便ですが、被害者側で書類を管理しにくいデメリットがあります。
  • 被害者請求:被害者自身が自賠責保険会社に直接申請する方法。提出書類を自分で管理でき、追加資料も自由に添付できます。
等級認定後は、認定結果をもとに保険会社との示談交渉へ進みます。認定等級に不服がある場合は、異議申立てを行うことも可能です。

診断書提出前に内容を必ず確認する

医師が作成した診断書を受け取ったら、提出前に内容を確認しましょう。自覚症状の記載漏れや誤記がないか、検査結果が正確に反映されているかをチェックします。 不備があれば医師に修正を依頼できます。一度提出してしまうと修正が困難になるため、提出前の確認は必須です。

交通事故後は早期に整形外科を受診することが大切な理由は?

交通事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくく、数日後から症状が現れることが多いです。目立った怪我がなくても、早期に整形外科を受診することが重要です。 むち打ちや腰痛などの症状を放置すると二次障害につながる恐れがあります。また、受診が遅れると「事故との因果関係がない」と判断され、治療費や慰謝料の請求が困難になる場合もあります。 整形外科専門医による診断を受けることで、症状の正確な把握と適切な治療方針の決定が可能になります。国家資格を持つ理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせることで、身体機能の回復を図ることができます。 神保町整形外科では、交通事故によるむち打ち・ケガ・リハビリに対応しています。整形外科専門医による診断と、国家資格を持つ理学療法士によるリハビリで、症状に合わせた治療を提供しています。東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口より徒歩2分平日18時30分まで診療しており、お仕事帰りの方も通院しやすい環境です。交通事故後の症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

後遺障害診断書はいつもらえばよいですか?

医師から「症状固定」と診断されたタイミングでもらいます。むち打ちの場合は事故後6ヶ月以上の治療を経てから作成するのが一般的です。早すぎると等級認定が困難になります。

後遺障害診断書は整骨院でも作成してもらえますか?

整骨院・接骨院では作成できません。後遺障害診断書は医師免許を持つ医師のみが作成できます。整骨院に通っている方も、必ず整形外科の主治医に依頼してください。

後遺障害診断書の作成費用はいくらですか?

一般的に5,000円〜1万円程度が多いですが、病院によって異なります。後遺障害等級が認定された場合は保険会社に請求できますが、認定されなかった場合は自己負担となります。

後遺障害診断書の作成にどのくらいの期間がかかりますか?

早ければ即日〜数日で受け取れますが、1ヶ月程度かかる場合もあります。申請スケジュールに余裕を持って依頼し、依頼時に完成時期を医師に確認しておくと安心です。

むち打ちで後遺障害診断書をもらうタイミングはいつですか?

むち打ちは事故後6ヶ月以上の治療を経てから症状固定と判断されるのが一般的です。それより早い時期に作成すると後遺障害として認定されにくい傾向があります。

保険会社から症状固定を打診されたらどうすればよいですか?

症状固定の判断は医師が行うものです。まだ症状が残っている場合は主治医に相談し、医師の判断に従って治療を継続してください。保険会社の打診に応じる義務はありません。

後遺障害診断書の書式はどこで入手できますか?

保険会社に請求して送付してもらうか、インターネットからダウンロードできます。独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)のウェブサイトでも様式が公開されています。

医師が後遺障害診断書を書いてくれない場合はどうすればよいですか?

理由によって対処法が異なります。症状固定前なら治療継続、後遺症なしと言われた場合は症状を詳しく説明するかセカンドオピニオンを検討、治療経過不明なら以前の病院から資料を取り寄せましょう。

後遺障害診断書を提出する前に確認すべきことはありますか?

自覚症状の記載漏れや誤記がないか、検査結果が正確に反映されているかを必ず確認してください。提出後の修正は困難なため、提出前のチェックが非常に重要です。

交通事故後に整形外科を受診するタイミングはいつが良いですか?

事故後できるだけ早く受診することをお勧めします。事故直後は痛みを感じにくくても、数日後から症状が現れることが多く、受診が遅れると治療費請求が困難になる場合があります。

結論

後遺障害診断書は、医師が「症状固定」と判断した時点で作成を依頼するのが正しいタイミングです。むち打ちの場合は事故後6ヶ月以上が目安です。早すぎる作成は等級認定を困難にします。整骨院では作成できないため、整形外科への定期通院を継続し、日頃から自覚症状を正確に医師に伝えることが重要です。交通事故後は症状がなくても早期に整形外科を受診し、適切な治療と記録を積み重ねることが、後遺障害認定と適正な賠償獲得への近道です。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

交通事故後の通院や後遺障害診断書のご相談を承っています。整形外科専門医が診療し、手続きの流れまでご案内します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

交通事故のむちうち、仕事を休めない方の通院方法|神保町整形外科が解説

2026.07.18

交通事故のむちうちとは何か?仕事を続けながら治療できる?

むちうち(頸椎捻挫・外傷性頚部症候群)は、交通事故で最も発症しやすい外傷のひとつです。追突事故などで首が鞭のようにしなることで、頸椎周辺の筋肉・靭帯が損傷します。仕事を続けながら治療することは可能ですが、通院頻度の確保が重要です。 むちうちの主な症状は以下のとおりです。
  • 首・肩・背中の痛みやこり
  • 頭痛・めまい・吐き気
  • 手足のしびれ・握力低下
  • 全身の倦怠感(だるさ)
  • 耳なり・食欲不振
重要なのは、事故直後は痛みを感じにくいケースが多いという点です。アドレナリンの影響で痛みが抑制されるため、「大丈夫だろう」と放置してしまいがちです。しかし数日後から症状が強くなることも多く、早期受診が不可欠です。 むちうちの治療期間は、一般的に約2〜3か月程度が目安とされています(アトム法律事務所 2026年5月)。症状が重い場合は約6か月の治療期間が必要となるケースもあります。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

仕事を休めず通院にお困りの方へ

むちうちは、早めの受診と継続した通院が大切です。当院は平日18:30まで診療し、お仕事帰りにも通っていただけます。まずはご相談ください。

 

なぜ仕事帰りでも整形外科への通院を続けるべきか?

むちうちの治療を中断・放置すると、慢性的な痛みや二次障害につながるリスクがあります。また、通院頻度が低いと慰謝料の算定に不利に働く場合があるため、継続的な通院が非常に重要です。 交通事故の慰謝料(入通院慰謝料)は、通院期間と実通院日数をもとに算定されます。弁護士基準(赤い本別表Ⅱ)では、通院3か月で約53万円が目安とされています(弁護士法人ALG&Associates 2026年3月)。 ただし、通院頻度が週2〜3回を下回る場合、慰謝料が減額される可能性があります。具体的には、通院期間が長いにもかかわらず実通院日数が少ない場合、「実通院日数の3倍程度を修正通院期間とする」という計算方法が適用されることがあります(弁護士法人心 むちうち専門サイト)。 例えば、5か月通院したが週1回ペースで実通院20回の場合、修正通院期間は60日(2か月相当)となり、慰謝料は5か月分(79万円)ではなく2か月分(36万円)と判断されるケースもあります。 仕事が忙しくても、週2〜3回の通院ペースを維持することが、治療効果と慰謝料の両面で重要です。平日夕方まで診療している整形外科を選ぶことが、継続通院の鍵となります。

仕事を休めない方が通院しやすい整形外科の選び方は?

仕事を休まずに通院を続けるには、「診療時間」「立地」「専門性」の3点で整形外科を選ぶことが重要です。特に平日夜間まで診療しているクリニックを選ぶと、仕事帰りに無理なく通院できます。
  • 診療時間:平日18時以降まで診療しているか確認する
  • 立地:職場や通勤経路の近くにあるか確認する
  • 専門性:整形外科専門医が在籍し、MRI・レントゲンなどの検査設備があるか確認する
  • リハビリ体制:理学療法士によるリハビリが受けられるか確認する
  • 交通事故対応:自賠責保険・任意保険の対応実績があるか確認する
整骨院や鍼灸院ではなく、まず整形外科を受診することが基本です。整形外科ではレントゲン・MRI・神経学的検査(ジャクソンテスト・スパーリングテストなど)が受けられ、後遺障害認定に必要な診断書の作成も可能です。整骨院を併用する場合は、必ず医師の許可を得てから通院してください。

神保町整形外科での交通事故・むちうち治療の流れはどうなっているか?

神保町整形外科では、交通事故によるむちうち・ケガ・リハビリに対応しており、整形外科専門医による診断と国家資格を持つ理学療法士によるリハビリを提供しています。千代田区・神田周辺で働くビジネスマンの方が仕事帰りに通院しやすい体制を整えています。 当院の基本情報は以下のとおりです。
  • 所在地:東京都千代田区神田神保町(ファミリーマート神保町一丁目店があるビルの2・3・4階)
  • アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口より徒歩2分
  • 診療時間:平日18時30分まで(仕事帰りでも通院可能)
  • 対応内容:交通事故・むちうち・ケガ・リハビリ・労災
治療の流れは以下のとおりです。
  • 初診・問診:事故状況・症状・既往歴などを詳しく確認します
  • 画像検査:レントゲン・MRIなどで頸椎・腰椎の状態を確認します
  • 診断・診断書作成:整形外科専門医が診断し、保険会社への診断書を作成します
  • 治療・リハビリ:症状に応じた薬物療法・牽引・電気療法・運動療法を実施します
  • 理学療法士によるリハビリ:国家資格を持つ理学療法士が個別プログラムを作成し、身体機能の改善を図ります
  • 経過観察・症状固定の判断:定期的に状態を確認し、治療終了または後遺障害申請の判断を行います
事故直後は「痛みがない」「軽症だろう」と感じても、数日後から症状が出てくることがあります。目立ったケガがなくても、事故後できるだけ早く整形外科を受診することを強くお勧めします。

むちうちの通院頻度が慰謝料に与える影響はどのくらいか?

通院頻度は慰謝料の金額に直接影響します。週2〜3回以上の通院が、適切な慰謝料を受け取るための目安です。 交通事故の慰謝料算定には3つの基準があります。
  • 自賠責基準:最も低い基準。傷害部分の上限は120万円。1日あたり4,300円(2020年4月以降の事故)で計算
  • 任意保険基準:各保険会社が独自に設定。自賠責基準よりやや高い水準
  • 弁護士基準(裁判基準):過去の裁判例をもとにした基準で最も高額。弁護士が代理人となる場合に適用
弁護士基準(赤い本別表Ⅱ)による入通院慰謝料の目安は以下のとおりです。
  • 通院1か月:19万円
  • 通院2か月:36万円
  • 通院3か月:53万円
  • 通院6か月:89万円
通院頻度が低い場合(週1回程度)は、「実通院日数×3倍」を修正通院期間として慰謝料が計算されることがあります(弁護士法人心 むちうち専門サイト)。適切な慰謝料を受け取るためにも、週2〜3回の通院ペースを維持することが重要です。 また、保険会社から事故後約3か月で治療費の打ち切りを提案されるケースがあります。まだ症状が残っている場合は、主治医に診断書を作成してもらい、治療継続の必要性を保険会社に伝えることが大切です。

自賠責保険での通院に対応しています

当院では交通事故によるむちうちの診療・リハビリに対応し、自賠責保険での通院についてもご案内します。通院の続け方に不安がある方もご相談ください。

 

仕事を休めない方が通院を続けるための具体的な工夫は?

仕事と通院を両立するには、診療時間・予約システム・職場への配慮の3点を工夫することが効果的です。以下の方法を参考にしてください。
  • 夕方診療のクリニックを選ぶ:平日18時〜18時30分まで診療しているクリニックなら、定時退社後でも通院できます
  • 通勤経路上のクリニックを選ぶ:職場から最寄り駅の近くにあるクリニックなら、寄り道感覚で通院できます
  • 予約制を活用する:待ち時間を最小限にすることで、通院にかかる時間を短縮できます
  • 職場に事故の事実を伝える:早退や遅刻が必要な場合は、職場に事情を説明しておくとスムーズです
  • 休業損害を請求する:通院のために仕事を休んだ場合、休業損害として補償を受けられる場合があります
休業損害は会社員だけでなく、自営業者やアルバイトの方も請求できます。通院のために有給休暇を使った場合も、休業損害の対象となる場合があります。 神保町整形外科は神保町駅A7出口より徒歩2分の立地にあり、千代田区・神田・大手町・秋葉原・水道橋周辺で働く方が仕事帰りに通院しやすい環境です。平日18時30分まで診療しているため、残業がない日は仕事帰りに立ち寄ることができます。

交通事故後に整形外科を受診するタイミングはいつがベストか?

交通事故後の整形外科受診は、できるだけ早く、理想的には事故当日または翌日が最善です。遅くとも1週間以内には受診してください。 事故直後に痛みがなくても受診すべき理由は以下のとおりです。
  • 遅発性の症状:アドレナリンの影響で事故直後は痛みを感じにくく、数日後から症状が出ることが多い
  • 因果関係の証明:受診が遅れると、症状と事故の因果関係が争われやすくなる
  • 二次障害の予防:早期治療で慢性化・二次障害を防ぐことができる
  • 診断書の作成:保険会社への手続きに必要な診断書は、受診記録がないと作成できない
また、事故後は必ず人身事故として警察に届け出ることが重要です。物損事故として届け出た場合は、人身事故に切り替える手続きが必要です。人身事故の届け出がないと、慰謝料の請求が困難になる場合があります。 神保町・千代田区エリアで交通事故に遭われた方は、神保町整形外科までお気軽にご相談ください。整形外科専門医が丁寧に診察し、適切な治療とリハビリを提供します。 神保町整形外科では、交通事故によるむちうち・ケガ・リハビリでお悩みの方のご相談を随時受け付けています。神保町駅A7出口より徒歩2分・平日18時30分まで診療しており、千代田区や神田周辺で働くビジネスマンの方が仕事帰りに通院しやすい環境を整えています。整形外科専門医による診断と、国家資格を持つ理学療法士によるリハビリで、身体機能の改善をサポートします。交通事故・労災対応も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

交通事故後、むちうちの症状がなくても整形外科を受診すべきですか?

はい、症状がなくても事故後はできるだけ早く整形外科を受診することをお勧めします。事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくく、数日後から症状が現れることが多いためです。早期受診が因果関係の証明と二次障害予防につながります。

仕事を休まずにむちうちの治療を続けることはできますか?

平日夕方まで診療している整形外科を選べば、仕事帰りに通院することが可能です。神保町整形外科は平日18時30分まで診療しており、千代田区・神田周辺で働く方が仕事帰りに通院できる体制を整えています。

むちうちの通院頻度はどのくらいが適切ですか?

週2〜3回程度の通院が推奨されています。通院頻度が週1回程度と少ない場合、慰謝料の算定で「実通院日数×3倍」を修正通院期間とする計算が適用され、受け取れる慰謝料が減額される可能性があります。

交通事故のむちうちで整骨院に通っても大丈夫ですか?

整骨院への通院は、必ず整形外科の医師の許可を得てから行うことが重要です。整骨院単独では診断書の作成やMRI検査ができないため、まず整形外科を受診し、医師の指示のもとで整骨院を併用することをお勧めします。

むちうちの治療費はいつまで保険会社が負担してくれますか?

保険会社は事故後約3か月で治療費の打ち切りを提案するケースが多いです。症状が残っている場合は、主治医に診断書を作成してもらい、治療継続の必要性を保険会社に伝えることで、打ち切りを回避できる場合があります。

むちうちで後遺障害認定を受けるにはどうすればよいですか?

後遺障害認定には、約6か月間の継続的な治療と、MRIなどの画像検査・神経学的検査の記録が重要です。整形外科専門医による適切な診断と記録の蓄積が、後遺障害14級・12級の認定につながります。

交通事故で仕事を休んだ分の収入は補償されますか?

はい、休業損害として補償を受けられます。会社員・自営業者・アルバイトの方も対象で、通院のために有給休暇を使った場合も請求できるケースがあります。保険会社への申請には、休業損害証明書と源泉徴収票などの書類が必要です。

神保町整形外科は労災にも対応していますか?

はい、神保町整形外科では交通事故だけでなく、労災による怪我にも対応しています。職場での事故でお怪我をされた方も、お気軽にご相談ください。

むちうちの治療期間はどのくらいかかりますか?

むちうちの治療期間は平均2〜3か月程度が目安です。症状が重い場合や後遺障害が残る場合は6か月以上かかることもあります。早期受診と適切な通院頻度の維持が、回復期間の短縮につながります。

神保町整形外科へのアクセス方法を教えてください。

東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口より徒歩2分です。ファミリーマート神保町一丁目店があるビルの2・3・4階に位置し、受付は2階で行っています。

結論

交通事故のむちうちは、仕事を休めない方でも継続通院が可能です。重要なのは、事故後できるだけ早く整形外科を受診し、週2〜3回の通院ペースを維持することです。通院頻度が低いと慰謝料が減額されるリスクがあるため、平日夕方まで診療している整形外科を選ぶことが継続通院の鍵となります。神保町整形外科は神保町駅徒歩2分・平日18時30分まで診療しており、千代田区・神田周辺で働く方の通院をサポートします。  

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

交通事故のむちうちのご相談を承っています。平日18:30まで診療し、お仕事帰りにも通院いただけます。自賠責保険での通院についてもご案内します。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

通勤中の転倒で骨折したら何科を受診?労災手続きと治療の流れを整形外科専門医が解説

2026.07.18

通勤中の転倒骨折は労災保険の対象になるのか?

通勤中の転倒による骨折は「通勤災害」として労災保険の対象になります。雇用形態(正社員・パート・アルバイト・派遣社員)を問わず、賃金を受け取っているすべての労働者が対象です。 通勤途上で負傷した場合には労災保険から治療費・休業給付などの保険給付が行われます。アルバイトやパートタイマーも正社員と同じ給付内容を受けられます。 ただし、通勤災害として認定されるには以下の要件を満たす必要があります。
  • 住居と就業場所の間の往復であること
  • 合理的な経路・方法で移動していること
  • 経路の逸脱・中断がないこと(日用品購入など例外的な行為を除く)
たとえば、最寄り駅の階段で転倒して足を骨折した場合は通勤災害に該当します。一方、通勤途中に映画館へ立ち寄った後の転倒は、逸脱後の移動として通勤災害と認められない場合があります。

神保町駅徒歩2分の整形外科 神保町整形外科

通勤中のケガ・骨折でお困りの方へ

通勤中の転倒による骨折は、整形外科での診療が基本です。当院では労災での受診に対応し、手続きや治療の流れをわかりやすくご案内します。まずはご相談ください。

 

通勤中に骨折したら何科を受診すればよいか?

骨折が疑われる場合は、整形外科を受診してください。整形外科は骨・関節・筋肉・靭帯などの運動器を専門とする診療科であり、骨折の診断・固定・リハビリまで一貫して対応できます。 労災による整形外科受診で多い傷病名には、橈骨遠位端骨折(手首の骨折)・足関節骨折・肋骨骨折・上腕骨骨折などがあります。転倒時に手をついた際の手首骨折や、足首をひねった際の骨折は特に多く見られます。 受診の際に重要なポイントは次の通りです。
  • 健康保険証を使わない:労災の場合は健康保険は使用できません
  • 受付で「通勤中のケガ」と必ず伝える:労災扱いで処理してもらうために必須です
  • 労災指定医療機関を選ぶ:窓口での自己負担がゼロになります
神保町整形外科(東京都千代田区神田神保町1-29すずらんビル2F)は労災保険指定医療機関として指定を受けており、通勤災害・業務災害の両方に対応しています。神保町駅A7出口より徒歩2分の好立地で、平日18:30まで診療しているため、仕事帰りでも無理なく受診できます。

労災手続きに必要な書類は何か?

通勤中のケガで初めて医療機関を受診する場合は「様式16号の3(療養補償給付たる療養の給付請求書)」が必要です。この書類は勤務先の労災担当者から受け取るか、労働基準監督署・厚生労働省のホームページからダウンロードできます。 主な必要書類は以下の通りです。
  • 様式16号の3:通勤中のケガで初めて医療機関にかかる場合
  • 様式16号の4:通勤中のケガで別の医療機関に転院する場合
  • 健康保険証:本人確認のために持参(労災認定されなかった場合にも使用)
初回受診時に書類が間に合わない場合は、一時的に自費で支払い、書類が揃い次第返金という対応をとる医療機関が多いです。神保町整形外科でも書類が揃っていない場合でも対応しておりますので、まずはご来院ください。 なお、公務員の方は「診療依頼書」が必要になる点にご注意ください。

通勤中の骨折で受けられる労災保険の給付内容は?

通勤災害で骨折した場合、治療費の全額補償をはじめ、複数の給付を受けることができます。主な給付内容を以下にまとめます。
  • 療養(補償)給付:治療費・薬剤費・処置費が全額給付。労災指定医療機関では窓口負担ゼロ
  • 休業(補償)給付:骨折で仕事を休んだ場合、休業4日目以降から給付基礎日額の60%が支給される
  • 休業特別支給金:給付基礎日額の20%が上乗せ支給され、合計で給与の約80%を補償
  • 障害(補償)給付:骨折後に後遺障害が残った場合に支給
  • 通院交通費:片道2km以上の通院交通費も補償対象
休業補償は待期期間(最初の3日間)を除いた4日目から支給されます。待期期間中の3日間については、通勤災害の場合は事業主による補償義務はなく、労働者本人の負担となる点に注意が必要です(業務災害の場合は事業主が平均賃金の60%を補償)。 骨折の治療期間は部位・重症度によって異なりますが、手首骨折で6〜8週間、足首骨折で8〜12週間程度の固定・リハビリ期間が一般的です。その間の休業補償を適切に受けるためにも、早期に労災申請を行うことが重要です。

整形外科での骨折治療の流れはどうなるか?

整形外科での骨折治療は、急性期の応急処置から始まり、固定・リハビリへと段階的に進みます。早期に適切な治療を受けることが、早期回復と後遺症予防につながります。

急性期(受傷直後〜数日)

受傷直後はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)が基本です。
  • Rest(安静):患部を動かさない
  • Ice(冷却):氷や保冷剤で患部を冷やし腫れを抑える
  • Compression(圧迫):弾性包帯などで軽く圧迫し内出血を抑える
  • Elevation(挙上):患部を心臓より高く上げ腫れを軽減する
整形外科ではレントゲン撮影で骨折の有無・程度を確認し、ギプスや副木で固定します。骨折の転位(ずれ)が大きい場合や関節内骨折では、手術(骨接合術)が必要になることもあります。

回復期(固定後〜リハビリ)

固定期間が終わったら、リハビリテーションを開始します。整形外科では温熱療法・電気療法・手技療法(徒手療法)などを組み合わせ、関節の可動域回復・筋力回復を図ります。 神保町整形外科ではリハビリテーション科も併設しており、骨折後のリハビリを一貫してサポートします。労災によるリハビリ治療も対応しており、適切な手続きのもとで自己負担なく継続的なリハビリを受けることが可能です。

症状固定・職場復帰

治療を継続しても症状の改善が見込めなくなった状態を「症状固定」といいます。症状固定後に後遺障害が残る場合は、障害(補償)給付の申請を行います。職場復帰のタイミングは医師の判断のもと、業務内容・体力回復状況を考慮して決定します。

会社が労災申請に協力してくれない場合はどうすればよいか?

会社が労災申請に協力しない場合でも、労働者は労働基準監督署に直接相談・申請することができます。労災適用を判断するのは会社ではなく労働基準監督署です。 「労災請求について会社から協力が得られない場合は、労働基準監督署に相談してください」とされています。 申請書類には事業主の証明印が必要な場合もありますが、事業主の印鑑がなくても労災の届出を行うことは可能です。以下の手順で対応できます。
  • 管轄の労働基準監督署に相談し、労災保険請求書を取り寄せる
  • 事業主の押印・労働保険番号の記入を依頼する(拒否された場合はその旨を監督署に申告)
  • 労働基準監督署が事実関係を調査し、労災認定の可否を判断する
なお、会社が労災保険への加入手続きを怠っていた場合でも、被災した労働者への保険給付は行われます。労災保険は労働者を1人でも雇用するすべての事業に適用され、保険料は全額事業主が負担する制度です。

骨折の治療から外来リハビリまで対応します

当院では骨折超音波治療器などを備え、骨折の治療から回復期のリハビリまで対応しています。他院での手術後の外来リハビリのご相談も承っています。

 

神保町・千代田区エリアで通勤中にケガをしたらどこへ行けばよいか?

神保町・千代田区・神田エリアで通勤中にケガをされた方は、神保町整形外科への受診をお勧めします。労災保険指定医療機関として、通勤災害・業務災害の両方に対応しています。 神保町整形外科の主な特徴は以下の通りです。
  • 労災保険指定医療機関:窓口での自己負担ゼロで治療を受けられます
  • 神保町駅A7出口より徒歩2分:東京メトロ半蔵門線・都営三田線・新宿線が利用可能
  • 平日18:30まで診療:仕事帰りでも通院しやすい診療時間
  • 日本整形外科学会専門医の院長(板倉剛医師)が診療
  • 骨折・捻挫・打撲・ぎっくり腰など幅広い労災治療に対応
  • リハビリテーション科併設:急性期から回復期まで一貫したサポート
診療時間は平日(月〜金)9:30〜13:00、14:30〜18:30です。土曜・日曜・祝日は休診となります。お問い合わせは電話番号03-5577-7997まで。ファミリーマート神保町一丁目店があるすずらんビルの2階が受付です。

神保町整形外科への受診のご案内

通勤中・業務中のケガでお困りの方は、労災保険指定医療機関「神保町整形外科」にご相談ください。日本整形外科学会専門医の院長が、骨折・捻挫・打撲など幅広い労災治療に対応します。初めての方も、労災手続きの書類が揃っていない方も、まずはお電話(03-5577-7997)またはご来院の際に受付スタッフへお気軽にお申し出ください。神保町駅A7出口より徒歩2分、平日18:30まで診療しています。

よくある質問

通勤中の転倒骨折は必ず労災になりますか?

合理的な経路・方法で通勤中に転倒した場合は通勤災害として労災保険の対象になります。ただし、経路を大きく逸脱した後の転倒や、私的な寄り道中の転倒は対象外となる場合があります。

アルバイトやパートでも通勤中の骨折で労災を使えますか?

はい、使えます。労災保険は雇用形態に関係なく、賃金を受け取るすべての労働者が対象です。アルバイト・パート・派遣社員も正社員と同じ給付内容を受けられます(厚生労働省)。

通勤中のケガで整形外科を受診するとき、健康保険証は必要ですか?

労災の場合は健康保険は使用できませんが、本人確認のために健康保険証の持参をお願いしています。万一、労災が認定されなかった場合に使用することもあります。

労災申請の書類が揃っていなくても受診できますか?

受診できます。書類が揃っていない場合は一時的に自費でお支払いいただき、書類が揃い次第返金する対応をとる医療機関が多いです。神保町整形外科でも対応しておりますのでご相談ください。

通勤中の骨折で仕事を休んだ場合、給与補償はありますか?

休業4日目以降から給付基礎日額の60%が休業(補償)給付として支給されます。さらに休業特別支給金20%が上乗せされ、合計で給与の約80%が補償されます。

通院交通費も労災で補償されますか?

はい、片道2km以上の通院交通費は労災保険の補償対象です。公共交通機関の実費が支給されます。自家用車の場合は距離に応じた計算額が支給されます。

会社が労災を認めてくれない場合はどうすればよいですか?

労災の認定は会社ではなく労働基準監督署が行います。会社が協力しない場合は、管轄の労働基準監督署に直接相談・申請することができます(厚生労働省)。

通勤中の骨折で後遺症が残った場合、どんな補償がありますか?

症状固定後に後遺障害が残った場合は、障害(補償)給付を申請できます。障害等級に応じて一時金または年金が支給されます。診断書の文書料も労災保険から支給されます。

神保町整形外科は土曜日も診療していますか?

土曜・日曜・祝日は休診です。診療時間は平日(月〜金)9:30〜13:00、14:30〜18:30です。平日18:30まで診療しているため、仕事帰りでも受診しやすい体制です。

骨折以外の通勤中のケガも労災で対応できますか?

はい、捻挫・打撲・切り傷・脱臼なども労災保険の対象です。骨折に限らず、通勤中に負ったケガであれば幅広く対応できます。神保町整形外科でも各種ケガに対応しています。

結論

通勤中の転倒による骨折は「通勤災害」として労災保険の対象となり、整形外科を受診することで治療費の全額補償を受けられます。受診時は健康保険証を使わず「通勤中のケガ」と伝えることが最重要です。労災指定医療機関であれば窓口負担ゼロで治療を受けられます。神保町・千代田区エリアにお勤めの方は、労災保険指定医療機関である神保町整形外科(神保町駅A7出口徒歩2分・平日18:30まで診療)への早期受診をお勧めします。  

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

通勤中のケガや骨折、労災での受診のご相談を承っています。整形外科専門医が診療し、治療から外来リハビリまで対応します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

労災で腰痛が認定される条件とは?業務災害として認められる7つのポイントを専門医が解説

2026.07.18

本記事では、腰痛が労災として認定される条件・認定基準の2区分・申請の流れ・神保町整形外科での対応まで、整形外科専門医の立場から詳しく解説します。 【神保町整形外科】労災保険指定医療機関 📞 電話番号:03-5577-7997 🏥 所在地:東京都千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F(神保町駅A7出口より徒歩2分) 🕐 診療時間:平日 9:30〜13:00 / 14:30〜18:30(土日祝休診) 🔗 労災・交通事故対応あり|窓口支払い不要

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仕事中の腰痛でお困りの方へ

労災として認められるかは状況によって異なります。当院では労災での受診に対応し、診療や必要な対応についてわかりやすくご説明します。まずはご相談ください。

腰痛の労災認定とは何か?基本的な仕組みを解説

腰痛の労災認定とは、業務が原因で発症した腰痛に対して労災保険給付が受けられる制度です。厚生労働省は「業務上腰痛の認定基準」(基発第750号)を定めており、この基準に沿って認定の可否が判断されます。 労災(労働災害)とは、労働者が業務中または通勤中に負傷・疾病・障害・死亡した場合に適用される補償制度です。正社員だけでなく、パート・アルバイト・派遣社員も対象となります。 腰痛は日本の職場で最も多い業務上疾病の1つです。しかし「腰が痛い=必ず労災」ではなく、業務との因果関係が医学的・客観的に認められることが必要です。

労災保険の給付内容は以下の通りです。
  • 療養補償給付:治療費が全額補償(自己負担ゼロ)
  • 休業補償給付:休業4日目から給付基礎日額の60%を支給
  • 障害補償給付:後遺障害が残った場合に支給
  • 傷病補償年金:療養開始から1年6か月経過後も治癒しない場合
労災保険指定医療機関であれば、窓口での支払いは不要です。初回受診時には必ず「労災である」旨を受付に伝え、健康保険証は使わないようにしてください。

腰痛が労災認定される2つの区分とは?

腰痛の労災認定は「災害性の原因による腰痛」と「災害性の原因によらない腰痛」の2区分で判断されます。それぞれ認定要件が異なるため、自分の腰痛がどちらに該当するかを確認することが重要です。

区分①:災害性の原因による腰痛(突発的な要因)

仕事中の突発的な出来事が原因で発症した腰痛です。いわゆる「ぎっくり腰(急性腰痛症)」もこの区分に含まれる場合があります。 以下の2つの要件をいずれも満たす必要があります。
  • 要件①:腰部の負傷、またはその原因となった急激な力の作用が、業務遂行中の突発的な出来事として生じたと明らかに認められること
  • 要件②:腰部に作用した力が腰痛を発症させ、または既往症・基礎疾患を著しく悪化させたと医学的に認められること
具体的には、倉庫内で約10kgの荷物を無理な姿勢で持ち上げた瞬間に腰部捻挫を発症したケースや、予想外に重い物を持って腰に急激な負荷がかかったケースが該当します。

区分②:災害性の原因によらない腰痛(長期的な業務が要因)

日々の業務による腰部への継続的な負荷が蓄積して発症した腰痛です。さらに「筋肉等の疲労を原因とした腰痛」と「骨の変化を原因とした腰痛」の2つに分類されます。 (1)筋肉等の疲労を原因とした腰痛:おおむね3か月以上、以下のような業務に従事した場合が対象です。
  • 約20kg以上の重量物を繰り返し中腰で取り扱う業務(例:港湾荷役)
  • 腰部にとって極めて不自然な姿勢を毎日数時間程度保持して行う業務(例:電柱上の配電工作業)
  • 長時間にわたり同一の作業姿勢を持続して行う業務(例:長距離トラックの運転)
  • 腰部に著しく粗大な振動を受ける作業を継続して行う業務(例:車両系建設機械の運転)
(2)骨の変化を原因とした腰痛:おおむね30kg以上の重量物を取り扱う業務に10年以上継続して従事した結果、胸腰椎に著しい病的変性(高度の椎間板変性・椎体辺縁隆起等)が認められ、かつ通常の加齢による骨変化の程度を明らかに超えるものが対象です。

労災で腰痛が認定される7つのポイントとは?

腰痛の労災認定では、業務との因果関係を客観的に証明できるかどうかが最重要です。以下の7つのポイントを押さえておくことで、認定の可能性を高めることができます。
  • ポイント①:発症時の状況を具体的に記録する
  •  いつ・どこで・どのような動作で腰痛が発症したかを詳細に記録します。目撃者がいれば証言を確保しておくことも重要です。
  • ポイント②:業務との因果関係を医学的に証明する
  •  医師による診断書が必要です。「業務上の動作が腰痛の原因または悪化要因である」という医学的見解が記載されていると認定に有利です。
  • ポイント③:突発的な出来事か継続的な負荷かを明確にする
  •  災害性(突発的)か非災害性(継続的)かによって認定要件が異なります。自分の腰痛がどちらの区分に当たるかを整理しておきましょう。
  • ポイント④:業務内容・作業態様を詳細に説明できるようにする
  •  取り扱う重量物の重さ・作業姿勢・1日の作業時間・従事期間などを具体的に示せると、認定の判断材料になります。
  • ポイント⑤:既往症・基礎疾患があっても諦めない
  •  椎間板ヘルニアや変形性脊椎症などの既往症があっても、業務による負荷が症状を「著しく悪化させた」と認められれば労災認定される場合があります。
  • ポイント⑥:早期に受診・早期に申請する
  •  発症直後の受診記録は認定の重要な証拠となります。時間が経つほど業務との因果関係の証明が難しくなるため、早期受診が不可欠です。
  • ポイント⑦:労災保険指定医療機関を受診する
  •  労災指定医療機関であれば窓口での支払いが不要です。健康保険を使わず、最初から労災として受診することが重要です。

労災での受診・リハビリに対応しています

当院では整形外科専門医が診療を行い、腰痛の状態を確認します。労災での通院やリハビリの進め方についても、ていねいにご案内します。

ぎっくり腰は労災認定されるのか?

ぎっくり腰(急性腰痛症)は、一定の条件を満たせば労災認定される可能性があります。ただし「仕事中に発症した」というだけでは不十分で、業務との因果関係が客観的に認められる必要があります。 ぎっくり腰が労災として認定されやすいケースは以下の通りです。
  • 業務中の突発的な事故:重い荷物を持ち上げた瞬間・転倒した際など、明確な発症の瞬間がある場合
  • 長時間の無理な姿勢:毎日数時間、腰部に極めて不自然な姿勢を強いられる業務への3か月以上の従事
  • 重量物取り扱い業務:約20kg以上の重量物を繰り返し中腰で取り扱う業務への継続的な従事
一方、以下のケースは認定が難しい場合があります。
  • 業務起因性が不明確な場合(私生活での動作が原因の可能性がある場合)
  • 業務外の要因(スポーツ・日常生活動作)が主因と判断される場合
  • 医学的証拠が不足している場合(受診が遅れた・診断書に業務との関連記載がない場合)
整形外科専門医として強調したいのは、「自分の不注意が原因でも労災になる」という点です。業務と災害に相当程度の因果関係が認められれば、本人の過失の有無にかかわらず労災保険は適用されます。

腰痛の労災申請の流れはどうなっているのか?

腰痛の労災申請は、受診→書類作成→労働基準監督署への提出という流れで進みます。手続きは複雑に見えますが、労災指定医療機関であればスムーズに対応できます。
  • 労災指定医療機関を受診する
  •  受付で「労災である」旨を伝えます。健康保険証は使用しません。初診時から労災として受診することが重要です。
  • 事故報告書・状況記録を作成する
  •  発症時の状況(日時・場所・作業内容・発症の経緯)を詳細に記録します。目撃者がいれば証言を確保します。
  • 労災用の診断書を取得する
  •  医師に労災用の診断書(療養補償給付たる療養の給付請求書)を作成してもらいます。
  • 提出書類を準備する
  •  業務災害の場合は「様式第5号」、通勤災害の場合は「様式第16号の3」を使用します。書類は労働基準監督署または厚生労働省のウェブサイトで入手できます。
  • 労働基準監督署へ提出する
  •  必要書類を管轄の労働基準監督署に提出します。審査の結果、業務起因性が認められれば労災認定されます。
労災指定医療機関での受診であれば、治療費の窓口支払いは不要です。また、通院交通費も片道2km以上であれば補償の対象となります。

どんな腰痛疾患が労災の対象になるのか?

労災の対象となる腰痛疾患は、骨折・捻挫・打撲・ぎっくり腰・椎間板ヘルニアなど幅広い疾患が含まれます。疾患名よりも「業務との因果関係」が認定の鍵です。 整形外科で診断される主な腰痛疾患と労災認定の関係は以下の通りです。
  • 急性腰痛症(ぎっくり腰):業務中の突発的な動作が原因であれば「災害性の原因による腰痛」として認定の可能性あり
  • 腰部捻挫・打撲:転倒・転落・衝突など明確な外力が原因であれば認定されやすい
  • 椎間板ヘルニア:重量物取り扱い業務への長期従事や突発的な強い外力が原因であれば認定の可能性あり(ただし加齢性変化との区別が重要)
  • 筋・筋膜性腰痛:腰部に不自然な姿勢を強いる業務への3か月以上の従事が原因であれば「非災害性腰痛」として認定の可能性あり
  • 変形性脊椎症:30kg以上の重量物取り扱い業務への10年以上の従事により、通常の加齢変化を明らかに超える骨変化が認められる場合に認定の可能性あり
重要なのは、腰椎分離症・すべり症・椎間板ヘルニアについては、労働の積み重ねによって発症する可能性は極めて少ないとされている点です(厚生労働省の認定基準より)。これらの疾患は加齢や体質的要因が主因となることが多いため、業務との因果関係の証明が特に重要になります。 整形外科専門医として診察する際は、症状の内容・経過・作用した力の程度・作業状態・患者さんの身体的条件(性別・年齢・体格)・素因や基礎疾患・作業従事歴などを総合的に評価します。

神保町整形外科で労災腰痛の治療を受けるには?

神保町整形外科は労災保険指定医療機関として、業務災害・通勤災害による腰痛の治療に対応しています。神保町駅A7出口より徒歩2分という好立地で、平日18:30まで診療しているため、仕事帰りのビジネスマンも無理なく通院できます。 当院での労災腰痛治療の特徴は以下の通りです。
  • 労災保険指定医療機関:窓口での支払い不要、治療費は全額補償
  • 日本整形外科学会専門医による診察:院長・板倉剛医師(慶應義塾大学医学部整形外科学教室出身、医学博士)
  • 幅広い労災疾患に対応:骨折・捻挫・打撲・ぎっくり腰・椎間板ヘルニアなど
  • リハビリテーション科併設:急性期のRICE処置から、温熱療法・手技療法による回復期リハビリまで一貫して対応
  • 業務災害・通勤災害の両方に対応
受診の際は、健康保険証は使用せず、受付で「労災である」旨を必ずお伝えください。業務中・通勤中のケガや腰痛でお困りの方は、まずはお電話でご相談ください。 📞 03-5577-7997(平日 9:30〜13:00 / 14:30〜18:30)

よくある質問

腰痛は労災認定されにくいと聞きましたが、本当ですか?

業務との因果関係の証明が必要なため、他のケガより認定ハードルが高い面はあります。ただし厚生労働省の「業務上腰痛の認定基準」に沿って、発症状況・作業内容・医学的証拠を整えれば認定される可能性は十分あります。早期受診と詳細な状況記録が重要です。

ぎっくり腰は労災になりますか?

業務中の突発的な動作(重量物の持ち上げ・転倒など)が原因であれば「災害性の原因による腰痛」として労災認定される可能性があります。発症時の状況を具体的に記録し、早期に労災指定医療機関を受診することが大切です。

持病(椎間板ヘルニアなど)があっても労災認定されますか?

既往症・基礎疾患があっても、業務による負荷が症状を「著しく悪化させた」と医学的に認められれば労災認定される場合があります。持病があるからといって諦めず、専門医に相談することをお勧めします。

パートやアルバイトでも労災は使えますか?

はい、パート・アルバイト・派遣社員も労災保険の対象です。雇用形態にかかわらず、業務中または通勤中のケガや疾病であれば労災保険が適用されます。

労災の治療費はいくらかかりますか?

労災保険指定医療機関での治療費は全額補償され、自己負担はゼロです。また通院交通費も片道2km以上であれば補償対象となります。

テレワーク中のぎっくり腰も労災になりますか?

テレワーク中の腰痛も、業務遂行中の突発的な出来事が原因と認められれば労災認定される可能性があります。ただし私的行為(家事・休憩中の動作など)との区別が重要で、業務との因果関係の証明が必要です。

労災申請に必要な書類は何ですか?

業務災害の場合は「様式第5号(療養補償給付たる療養の給付請求書)」が必要です。書類は労働基準監督署または厚生労働省のウェブサイトで入手できます。労災指定医療機関では手続きのサポートも受けられます。

労災と健康保険は同時に使えますか?

労災保険と健康保険は同時に使用できません。業務災害・通勤災害の場合は必ず労災保険を使用します。誤って健康保険を使用した場合は、後から切り替えの手続きが必要になります。

労災認定されるまでどのくらい時間がかかりますか?

労働基準監督署への書類提出後、通常数週間〜数か月で審査結果が出ます。複雑なケースや調査が必要な場合はさらに時間がかかることがあります。治療は認定前から労災指定医療機関で開始できます。

神保町整形外科は労災の初診でも受診できますか?

はい、労災の初診から対応しています。受診の際は健康保険証を使わず、受付で「労災である」旨をお伝えください。事前にお電話(03-5577-7997)でご確認いただくとスムーズです。

結論

腰痛の労災認定は、厚生労働省の「業務上腰痛の認定基準」に基づき「災害性」と「非災害性」の2区分で判断されます。業務との因果関係を証明するため、発症直後の受診・状況記録・医学的証拠の確保が最重要です。雇用形態を問わず対象となり、労災指定医療機関であれば治療費は全額補償・窓口支払い不要です。腰痛が労災かどうか判断に迷う場合は、早めに整形外科専門医に相談することを強くお勧めします。

神保町整形外科(神保町駅徒歩2分)

仕事中の腰痛や労災での受診のご相談を承っています。整形外科専門医が診療し、通院・リハビリの進め方までご案内します。お仕事帰りにも通院いただけます。

〒101-0051 千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F/診療:月〜金/休診:土・日・祝 

著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

A person in a white coat stands against a plain background, looking directly at the camera.

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
   

投稿者:神保町整形外科

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