〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-29 すずらんビル2F

東京都千代田区・神保町駅徒歩2分の整形外科|神保町整形外科

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股関節が痛くて靴下が履けない原因と対処法|神保町整形外科

靴下を履こうと足を上げたとき、股関節に痛みや詰まり感があって前に進めない——そんな経験はありませんか?毎朝当たり前にしていた動作が急につらくなると、「もう年だから仕方ない」と諦めてしまう方も少なくありません。

結論からお伝えすると、靴下が履けない状態は「股関節の可動域の低下」が主な原因であることがほとんどです。変形性股関節症・腸腰筋の硬さ・股関節唇の損傷など、原因によって対処法が異なります。早めに原因を特定することで、日常動作の改善が期待できます(個人差があります)。

  • ✅ 靴下が履けなくなる股関節トラブルの主な原因
  • ✅ 自宅でできるセルフケアと受診の目安
  • ✅ 整形外科での診察・検査・治療の流れ

靴下が履けないほどの股関節の痛み、あなただけじゃありません

「たかが靴下」と侮れない、日常動作への影響

靴下を履く動作には、股関節を深く曲げる(屈曲)動きが必要です。健康な股関節では何気なく行えるこの動作が、股関節の可動域が低下すると「痛い」「届かない」「詰まる感じがある」という形でサインを出してきます。

靴下だけでなく、爪切り・靴ひも結び・床に座るといった動作にも同様の問題が起きていることが多く、「気づいたら生活の中でできないことが増えていた」という方が多くいらっしゃいます。こうした変化は、股関節の状態が少しずつ悪化しているサインである場合があります。

よくある誤解:「年のせいだから仕方ない」は本当?

「年齢が上がれば股関節が硬くなるのは当然」と思われがちですが、これは必ずしも正しくありません。加齢そのものよりも、筋肉の硬さや関節の変性・使いすぎ・使わなすぎが主な原因となるケースが多く、適切なアプローチによって日常動作の改善が期待できる場合があります(個人差があります)。

年齢を理由に痛みを諦める必要はありません。原因を正しく把握し、自分に合った対処をとることが大切です。

こんな症状、思い当たりませんか?

以下のような状態が続く場合は、股関節に何らかのトラブルが起きている可能性があります。

  • ✅ 靴下や靴を履くとき、股関節や鼠径部(そけいぶ)に痛みや詰まりを感じる
  • ✅ 歩き始めの一歩目や階段の昇り降りで痛みが出る
  • ✅ 長時間座っていると股関節が固まる感じがある
  • ✅ 片脚での立位バランスがとりにくくなった
  • ✅ 太もも前面や鼠径部にだるさ・違和感がある

股関節が硬くなる・痛くなる主な原因を整理しよう

靴下が履けないほどの股関節の不具合には、いくつかの代表的な原因があります。自分の状態がどれに近いかを知ることが、適切な対処への第一歩です。

Point 01
変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)

股関節の軟骨がすり減り、骨同士が近づくことで痛みや可動域の制限が起きる疾患です。日本では中高年の女性に多く見られるとされており、進行すると股関節の屈曲が制限され、靴下や爪切りといった前屈動作が困難になります。X線(レントゲン)検査で関節の隙間(関節裂隙)が狭くなっているかどうかを確認することが診断の基本です。進行度によって保存療法から手術療法まで幅広い選択肢があります(個人差があります)。

Point 02
腸腰筋(ちょうようきん)の硬さ・機能低下

腸腰筋は背骨と大腿骨をつなぐ深部の筋肉で、股関節を曲げる(屈曲する)主要な筋肉です。長時間のデスクワークや運動不足でこの筋肉が硬くなると、股関節の屈曲可動域が狭まり、靴下を履く動作が難しくなります。特に千代田区周辺でデスクワークを続けるビジネスパーソンに多く見られる傾向があります。痛みが軽度の場合はストレッチや運動療法で改善が期待できます(個人差があります)。

Point 03
股関節唇損傷(こかんせつしんそんしょう)・インピンジメント

股関節の縁にある「股関節唇(関節唇)」と呼ばれる軟骨が損傷したり、股関節の骨同士が深屈曲時に衝突(インピンジメント)したりすることで、動作時の痛みや可動域制限が生じます。スポーツ経験者や、股関節の形状に特徴がある方に多いとされています。比較的若い世代にも起こりうる疾患で、MRI検査などで詳しく確認します。

そのほかに考えられる原因

上記の3つ以外にも、以下のような原因が股関節の可動域低下や痛みにつながることがあります。

  • ✅ 大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえしょう):骨頭への血流が途絶えることで骨が壊死する疾患
  • ✅ 関節リウマチ:免疫異常による関節炎が股関節に及ぶケース
  • ✅ 骨粗しょう症による骨の脆弱化:転倒リスクや痛みに関連することがある
  • ✅ 腰椎由来の神経症状:腰椎の問題が股関節周囲の痛みに似た症状を出すことがある

「股関節が痛い」と思っていても、実は腰椎の問題が原因であることも少なくありません。自己判断は難しいため、専門医による診察・画像検査で原因を特定することが重要です。

自宅でできるセルフケアと、やってはいけないこと

股関節の可動域を改善するためのストレッチ

医療機関を受診するまでの間、または医師の指示のもとで行えるセルフケアとして、股関節周辺の柔軟性を高めるストレッチが有効な場合があります(個人差があります)。以下はよく行われる基本的なアプローチです。

ストレッチ 01
仰向け股関節屈曲ストレッチ

仰向けに寝た状態で、片膝を両手で抱えて胸に引き寄せます。無理に引き寄せず、痛みのない範囲で10〜20秒キープし、反対側も同様に行います。股関節の屈曲可動域を緩やかに広げる効果が期待できます。朝の起き抜けや入浴後の筋肉が温まった時間帯に行うと取り組みやすいでしょう。

ストレッチ 02
腸腰筋ストレッチ(ランジポジション)

片膝をついた状態(ランジ姿勢)で、前に出した脚に体重をゆっくり移動させ、股関節前面(鼠径部)が伸びるのを感じます。上体を真っ直ぐに保ちながら15〜30秒キープし、反対側も行います。腸腰筋の硬さが原因の場合に特に効果が期待できます(個人差があります)。

ストレッチ 03
開脚・外旋ストレッチ(あぐら姿勢)

床や椅子に座ってあぐらをかき、両足の裏を合わせます。股関節の外旋(外側への回転)の柔軟性を高めるストレッチです。両膝を床方向へ軽く押しながら上体を前に倒して20秒程度キープします。変形性股関節症のある方は医師に相談のうえ行ってください。

日常生活で工夫できること

靴下を履く際の補助グッズとして、「靴下補助具(ソックスエイド)」があります。股関節を深く曲げなくても靴下が履けるよう設計されたもので、福祉用具として入手できます。また、シャワーチェア・長柄ブラシ・リーチャーなども日常動作の補助に役立ちます。

こうした補助具はあくまで日常生活を助けるものであり、症状の根本的な改善にはつながらない場合があります。専門医への相談と並行して活用することをおすすめします。

⚠️ セルフケアの注意点

・痛みが強い場合や、体重をかけると激しく痛む場合はストレッチを中断し、速やかに整形外科を受診してください。

・変形性股関節症や股関節唇損傷が疑われる場合、誤ったストレッチは症状を悪化させることがあります。必ず整形外科医の指導のもとで行ってください。

・「もむ」「強く押す」などのマッサージを股関節周辺に自己判断で行うのは避けてください。

整形外科での検査・治療の流れ

受診時に行う検査

整形外科では、問診・視診・触診に加えて以下のような検査を行いながら原因を絞り込んでいきます。

  • ✅ X線(レントゲン)検査:骨の変形・関節裂隙の狭小化・骨棘の有無を確認
  • ✅ MRI検査:軟骨・関節唇・腱・筋肉の状態を詳しく確認(股関節唇損傷の確定診断に有用)
  • ✅ 可動域測定:屈曲・伸展・外旋・内旋などの角度を計測し、制限の程度を評価
  • ✅ 骨密度測定:骨粗しょう症の有無を調べる(特にご高齢の方、閉経後の女性)

これらの検査結果をもとに、保存療法・リハビリ・自費診療・手術などの治療方針が決まります。

保存療法(手術をしない治療)の選択肢

股関節トラブルの多くは、まず手術をしない「保存療法」から始めます。代表的なものを整理します。

🟢 保存療法のおもな内容

  • 運動療法・リハビリテーション(筋力強化・可動域改善)
  • 物理療法(温熱・低周波・牽引など)
  • 関節注射(ヒアルロン酸など)
  • 装具・インソール療法
  • 日常生活動作指導・杖の使用

🔴 保存療法の限界・注意点

  • 変形が高度な場合は効果が限られることがある
  • 長期的な継続が必要で即効性は低い
  • 症状の根本的な修復にはならない場合がある
  • 適切な方法でないと症状を悪化させる可能性がある

再生医療・先進的な自費診療という選択肢

変形性股関節症などで「保存療法では改善が感じられなかったが、手術には踏み切れない」という方に対して、PFC-FD療法(血小板由来成長因子を用いた再生医療)のような選択肢があります。これは保険適用外(自費)の治療ですが、自分の血液から成分を抽出して活用する再生医療の一種です。適応については医師への相談が必要です(個人差があります)。

また、慢性的な痛みに対して拡散型圧力波治療(体外衝撃波治療の一種)なども行われることがあります。こちらも自費診療となりますので、詳しくはかかりつけの整形外科医にご確認ください。

慢性的な痛みで悩まれている方、痛みの治療で悩まれている方 ご相談ください

神保町整形外科の股関節診療・リハビリへのこだわり

東京都千代田区神田神保町にある当院では、股関節を含むさまざまな運動器の痛みに対して、診察・検査・リハビリ・自費診療まで一貫したサポートを提供しています。

  • 🏥 10名以上の理学療法士・作業療法士が在籍する2フロアのリハビリ施設——パワープレート・自動牽引装置・低周波治療器・マイクロ波治療器など多彩な設備を完備。聖路加国際病院・慶應義塾大学病院・東京大学医学部附属病院などからの術後リハビリ紹介にも対応しています。
  • 🔬 全身型骨密度測定装置を導入——骨粗しょう症の早期発見や骨折リスクの評価に活用。股関節周辺のトラブルと合わせて骨の状態を把握できます。
  • 💉 PFC-FD療法(再生医療)・拡散型圧力波治療などの自費診療を提供——保存療法に限界を感じている方や、手術以外の選択肢を検討されている方のご相談に応じています(自費・保険適用外。詳しくはお問い合わせください)。
  • 🕡 神保町駅徒歩2分・平日18:30まで診療——千代田区周辺にお勤めのビジネスパーソンも、仕事帰りに無理なく通院していただけます。
  • 🩺 2診〜3診体制・10名のドクター陣——部位ごとに専門・得意分野を持つ複数の医師が対応。待ち時間の短縮と専門性の高い診療を両立しています。

👨‍⚕️ 院長 板倉 剛(いたくら ごう)からのコメント

「靴下が履けない、爪が切れない——こうした日常動作の困難は、患者さんの生活の質(QOL)に直接影響します。年齢だから仕方ないと諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。完治が難しい状態であっても、あらゆる手段を使って現状より良い状態を目指すことが当院の診療方針です。慢性的な股関節の痛みで他院での治療を続けてきたけれど変化を感じられなかった方、リハビリの日数制限で通院を断念した方も、身近なかかりつけ医として寄り添いながらお手伝いします。」

こんなとき迷わず受診を——受診の目安

すぐに受診したほうがよいサイン

以下のような症状がある場合は、セルフケアで対処しようとせず、早めに整形外科を受診することをおすすめします。

  • ✅ 安静にしていても股関節に強い痛みが続く
  • ✅ 歩行が著しく困難になっている・足が上がらない
  • ✅ 転倒や衝撃のあとから急に痛みが増した(骨折の可能性)
  • ✅ 夜間・就寝中にも痛みがある
  • ✅ 股関節の痛みとともに発熱や腫れがある(感染・リウマチの可能性)

「様子を見ていい?」よくある判断ミス

「少し前からおかしいと思っていたが、だんだん慣れてきた」というのは危険なサインです。痛みに慣れてしまうことで、知らないうちに関節の変形や筋力低下が進行している場合があります。「慢性的な症状」こそ早めの受診が重要です。

高齢者・骨粗しょう症がある方は特に注意

骨密度が低下している方は、転倒による大腿骨頸部骨折(股関節付近の骨折)のリスクが高まります。靴下を履けないほど股関節の動きが悪くなっている状態は、転倒リスクとも直結します。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の視点からも、早めの評価と対策が重要です。

股関節の痛みに関するよくある質問(FAQ)

Q 股関節が痛くて靴下が履けないのは手術が必要ですか?
A 必ずしも手術が必要とは限りません。変形性股関節症の程度や原因によって異なり、多くの場合はリハビリ・運動療法・物理療法などの保存療法から始めます。保存療法で改善が見られない場合や、日常生活に著しい支障がある場合などに手術を検討することがあります。まずは整形外科で正確な診断を受けることが大切です(個人差があります)。
Q 股関節の痛みと腰痛、どう見分ければいいですか?
A 股関節の痛みは鼠径部(そけいぶ)・太もも前面・お尻の深部に出ることが多く、歩行時や股関節を動かしたときに増悪する傾向があります。一方、腰椎由来の痛みは臀部・太もも・すねへの放散痛(神経痛)を伴うことがあります。ただし両者を混在している方も多く、自己判断は難しいため、整形外科での診察・画像検査による正確な評価をおすすめします。
Q 他院でリハビリ日数の上限に達したのですが、続けることはできますか?
A 保険診療のリハビリには疾患ごとに日数の上限が設けられているため、上限を超えると保険適用でのリハビリが継続できなくなるケースがあります。当院では日数制限のない自費リハビリテーションを提供しており、他院でリハビリ期限が切れた方のご相談にも対応しています。詳しくはお問い合わせください。

📋 この記事のまとめ

  • ✅ 靴下が履けないのは「股関節の可動域低下」が主な原因で、変形性股関節症・腸腰筋の硬さ・股関節唇損傷などが代表的
  • ✅ 「年のせい」と諦める前に、整形外科でX線・MRI・可動域検査で原因を正確に把握することが重要
  • ✅ 保存療法(リハビリ・物理療法など)から始め、改善が見られない場合は再生医療などの自費診療も選択肢になる
  • ✅ 痛みに「慣れる」ことで症状の進行を見逃しやすい。慢性症状こそ早めの受診が大切
  • ✅ 骨粗しょう症・高齢者の方は転倒リスクとも関連するため、骨密度評価も合わせて検討を

股関節の痛みで悩まれている方へ

靴下が履けない、歩くのがつらい、他院でリハビリ期限が切れてしまった——そんなお悩みもぜひご相談ください。東京都千代田区神田神保町にある神保町整形外科は、神保町駅徒歩2分・平日18:30まで診療。お仕事帰りにも通いやすい環境を整えています。

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監修医師プロフィール

著者写真

板倉 剛(いたくら ごう)(院長)

平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格・所属学会:医学博士、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、再生医療認定医、身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)、所属学会、日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会、日本脊髄障害医学会、日本再生医療学会

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

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