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自費リハビリと保険リハビリの違いとは?料金・期間・内容を徹底比較

2026.06.17

自費リハビリと保険リハビリの違いとは何か?

自費リハビリは健康保険を使わず全額自己負担で受けるリハビリ、保険リハビリは医療保険・介護保険が適用され自己負担1〜3割で受けられるリハビリです。最大の違いは「期間・回数・内容の制限の有無」にあります。 本記事は、自費リハビリと保険リハビリの料金・期間・内容・向いている人の違いを、整形外科専門医の立場から徹底比較します。交通事故後のむち打ちや運動器疾患でリハビリを検討している方にも役立つ情報を網羅しています。   保険リハビリは医師の指示のもとで行われ、疾患の種類によって算定できる期間が決まっています。 一方、自費リハビリは保険制度の枠外にあるため、医師の指示がなくても受けられる場合があり、内容・時間・回数を患者自身が選べる自由度の高さが特徴です。

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保険リハビリの期間・回数・内容はどう決まるのか?

保険リハビリは疾患ごとに算定上限日数が定められており、運動器疾患は150日、脳血管疾患は180日、呼吸器疾患は90日が上限です。この期間を超えると保険適用でのリハビリ継続が原則として制限されます。

疾患別の算定上限日数とは?

厚生労働省の診療報酬点数表(令和8年度改定対応)によると、疾患別リハビリテーション料の算定上限日数は以下のとおりです。
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料:最大180日(脳梗塞・脳出血など)
  • 運動器リハビリテーション料:最大150日(骨折・人工関節手術後・むち打ちなど)
  • 心大血管疾患リハビリテーション料:最大150日(心不全・狭心症など)
  • 廃用症候群リハビリテーション料:最大120日(急性疾患による安静臥床)
  • 呼吸器リハビリテーション料:最大90日(肺炎・COPDなど)
1回あたりのリハビリ時間は「1単位=20分」が基本単位です。医療機関の方針や疾患の状態によって1日の実施単位数が異なりますが、標準的には1回20〜40分程度のリハビリが行われます。

保険リハビリの自己負担額はいくらか?

保険リハビリの自己負担額は加入している保険の種類と年齢によって異なります。
  • 医療保険(現役世代):3割負担が基本
  • 医療保険(70歳以上):1〜2割負担
  • 交通事故・労災:自己負担なし(相手方保険または労災保険が適用)
交通事故によるむち打ちや骨折などの外傷は、相手方の自動車保険(任意保険・自賠責保険)が適用されるため、患者の自己負担なしでリハビリを受けられるケースが多くあります。

自費リハビリの料金相場はいくらか?

自費リハビリの料金は1回60〜90分あたり8,000円〜30,000円が主な相場です。施設の専門性・設備・セラピストの経験によって大きく異なります。   脳神経リハビリセンターの2025年6月時点の調査によると、自費リハビリの料金目安は以下のとおりです。
  • 60分:8,000円〜15,000円程度
  • 90分:13,500円〜30,000円(高度専門施設の場合)
  • 120分:20,000円〜40,000円の設定もあり
月額・長期契約プランでは、週1回×4週コースで月額40,000円〜50,000円、週2回×4週コースで月額70,000円〜90,000円程度の設定が多く見られます。継続利用を前提としたコース契約では1回あたりの単価が下がる傾向があります。 初回はカウンセリングや体験リハビリを実施している施設が多く、事前に内容や雰囲気を確認できます。契約前に通えなかった分の返金可否や繰越条件を必ず確認することが重要です。

自費リハビリのメリット・デメリットは何か?

自費リハビリの最大のメリットは期間・回数・内容の制限がないことで、デメリットは全額自己負担による費用負担の大きさです。  

自費リハビリのメリット

  • 期間・回数の制限なし:保険リハビリのような算定上限日数がなく、納得いくまで継続できます
  • オーダーメイドのプログラム:患者一人ひとりのニーズに合わせた内容を設計できます。早期職場復帰・スポーツ復帰・日常生活動作改善など多様な目標に対応可能です
  • マンツーマン対応:担当セラピストが固定されるため、継続的かつ一貫したリハビリが受けられます。保険リハビリでは担当者が変わることがあります
  • 1回あたりの時間が長い:1回60分以上のリハビリが標準的で、保険リハビリの20分と比べて十分な時間をかけられます
  • 予防・健康維持にも対応:保険リハビリは「治療」が対象ですが、自費リハビリは体調の維持管理や予防目的でも利用できます

自費リハビリのデメリット・注意点

  • 全額自己負担:1回あたり8,000円〜30,000円の費用が継続的にかかります
  • 施設の質にばらつきがある:国家資格を持つ理学療法士・作業療法士が担当する施設もあれば、資格要件が不明確な施設もあります
  • 違法となるケースがある:診断行為・医師の指示なしに疾患へのアプローチ・医療器具の販売などは違法です。信頼できる施設かどうかを事前に確認することが重要です
  • 効果の保証はない:「100%治る」「絶対に治る」などの表現は景品表示法に抵触します。効果には個人差があります

自費リハビリが向いているか確認したい方へ

症状や目標に合わせたリハビリ方法を知りたい方は、神保町整形外科へご相談ください。

日常生活やスポーツ復帰など、目的に応じたリハビリ計画を検討できます。

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保険リハビリが向いている人・自費リハビリが向いている人は?

保険リハビリは急性期・回復期の治療目的に最適で、自費リハビリは保険期間終了後の継続や予防・パフォーマンス向上を目指す方に向いています。

保険リハビリをおすすめする方

  • 交通事故・骨折・手術後など急性期・回復期のリハビリが必要な方
  • 費用負担を最小限に抑えたい方
  • 医師の管理のもとで安全にリハビリを進めたい方
  • リハビリ開始直後で、まず保険適用の範囲内で状態を確認したい方

自費リハビリをおすすめする方

  • 保険リハビリの算定上限日数(最大180日)を超えてもリハビリを継続したい方
  • 保険リハビリの1回20分では物足りないと感じる方
  • スポーツ復帰・職場復帰など特定の目標に向けた集中的なリハビリを希望する方
  • 担当セラピストを固定してマンツーマンで取り組みたい方
  • 体調維持・再発予防など治療目的以外のリハビリを希望する方

交通事故後のリハビリは保険と自費どちらを選ぶべきか?

交通事故後のむち打ちや外傷は、まず相手方保険(自賠責・任意保険)を使った保険診療で対応するのが基本です。自己負担なしで整形外科専門医の診断とリハビリを受けられます。 交通事故の外傷は、事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくく、数日後から首・背中・腰の痛みやしびれ、頭痛が現れることが少なくありません。症状を放置すると二次障害につながる恐れがあるため、目立ったケガがなくても早期に整形外科を受診することが重要です。 整形外科専門医による診断を受けることで、症状と傷病名が医学的に記録され、保険会社への適切な対応が可能になります。国家資格を持つ理学療法士によるリハビリを早期から開始することで、身体機能の回復を図ることができます。 保険リハビリの期間(運動器疾患は最大150日)を超えても症状が残る場合や、より集中的なリハビリを希望する場合は、自費リハビリへの移行・併用を検討する選択肢があります。

自費リハビリと保険リハビリを併用できるのか?

医療保険のリハビリと自費リハビリの併用は、施設や内容によって可能なケースがあります。ただし、介護保険でリハビリを受けている場合は医療保険のリハビリが制限されるため注意が必要です。 自費リハビリを提供している施設は医療機関・デイサービス・民間施設・訪問型サービスなど多岐にわたります。医療機関が自費リハビリを提供している場合、医師の管理のもとで保険診療と自費診療を組み合わせられるメリットがあります。 保険リハビリと自費リハビリの併用を検討する際は、担当医や理学療法士に相談し、現在の状態・目標・費用面を総合的に判断することをおすすめします。

神保町整形外科でのリハビリ相談について

神保町整形外科は、東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A7出口より徒歩2分の立地にある整形外科・リハビリテーション科のクリニックです。平日18時30分まで診療しており、千代田区・神田周辺で働くビジネスマンの方も通院しやすい診療時間を設定しています。 当院では、整形外科専門医による診断と、国家資格を持つ理学療法士による症状に合わせたリハビリを提供しています。交通事故によるむち打ち・骨折・腰痛など運動器疾患のリハビリはもちろん、労災による怪我にも対応しています。保険リハビリと自費リハビリのどちらが自分に合っているか迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

自費リハビリと保険リハビリの最大の違いは何ですか?

最大の違いは期間・回数・内容の制限の有無です。保険リハビリは疾患別に最大90〜180日の算定上限があり、1回20分が基本単位です。自費リハビリは制限なく、1回60分以上のオーダーメイドプログラムが受けられます。

保険リハビリの期間が終わったらどうすればよいですか?

保険リハビリの算定上限日数を超えた後も症状が残る場合は、自費リハビリへの移行・併用が選択肢になります。担当医に相談し、現在の状態と目標に合わせて継続方法を検討してください。

自費リハビリの料金はいくらくらいかかりますか?

1回60〜90分あたり8,000円〜30,000円が主な相場です(2025年時点)。月額・コース契約では1回あたりの単価が下がる場合があります。初回体験・カウンセリングを実施している施設も多くあります。

交通事故後のリハビリは自費になりますか?

交通事故後のリハビリは、相手方の自動車保険(自賠責・任意保険)が適用されるため、原則として患者の自己負担なしで受けられます。まず整形外科専門医を受診し、適切な診断を受けることが重要です。

自費リハビリは違法ではないですか?

国家資格を持つ理学療法士・作業療法士が健康増進・予防目的で行う自費リハビリは違法ではありません。ただし、医師の指示なしに疾患へのアプローチをする行為や診断行為は違法となります。信頼できる施設かどうかを確認することが重要です。

保険リハビリは1回何分受けられますか?

保険リハビリは1単位=20分が基本単位です。疾患や医療機関の方針によって1日あたりの実施単位数が異なりますが、標準的には1回20〜40分程度です。

むち打ちのリハビリは保険が使えますか?

交通事故によるむち打ちは整形外科での保険診療(相手方保険適用)でリハビリを受けられます。整形外科専門医の診断のもと、理学療法士によるリハビリが適用されます。早期受診が回復の鍵です。

自費リハビリと保険リハビリを同時に受けることはできますか?

施設や内容によって併用が可能なケースがあります。ただし介護保険でリハビリを受けている場合は医療保険のリハビリが制限されます。担当医に相談して判断することをおすすめします。

自費リハビリはどんな施設で受けられますか?

医療機関・デイサービス・民間リハビリ施設・訪問型サービスなどさまざまな施設で受けられます。医療機関での自費リハビリは医師の管理のもとで受けられるため、安全性が高い選択肢です。

神保町周辺で交通事故後のリハビリはどこで受けられますか?

神保町整形外科(神保町駅A7出口徒歩2分)では、整形外科専門医の診断と国家資格を持つ理学療法士によるリハビリを提供しています。交通事故・労災にも対応しており、平日18時30分まで診療しています。

結論

自費リハビリと保険リハビリはどちらが優れているということではなく、目的・状況・費用負担に応じて選択するものです。交通事故後や急性期は相手方保険・医療保険を活用した保険リハビリが基本です。算定上限日数(最大180日)を超えた後も回復を目指したい場合や、マンツーマンで集中的なリハビリを希望する場合は自費リハビリが有効な選択肢となります。まずは整形外科専門医に相談し、自分の状態と目標に合ったリハビリ計画を立てることが最も重要です。

リハビリの継続や改善方法を相談したい方へ

現在のリハビリ内容に不安がある方は、神保町整形外科へお気軽にご相談ください。

症状や生活スタイルに合わせて、適切な治療やリハビリの選択肢をご提案します。

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著者情報

神保町整形外科 院長 板倉 剛

 

経歴

  • 平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局
  • 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事

資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 再生医療認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本脊椎脊髄病学会
  • 日本脊髄障害医学会
  • 日本再生医療学会
 

投稿者:神保町整形外科

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