慢性的な腱の痛みや、繰り返すスポーツ障害でお悩みではありませんか。神保町整形外科では、手術なしで痛みの改善を目指せる体外衝撃波治療(拡散型圧力波治療)を導入しています。テニス肘・足底筋膜炎・肩石灰性腱炎など、幅広い運動器疾患に対応しています。
体外衝撃波治療の特徴
1回約5分・切開も麻酔も不要
拡散型(ラジアル型)で腱付着部障害に対応
整形外科専門医が適応を丁寧に評価
施術後そのままリハビリに移行できる体制
神保町整形外科 院長/医学博士 日本整形外科学会専門医/脊椎脊髄病医/運動器リハビリテーション医/再生医療認定医
板倉 剛
「年のせいだから」と、痛みを諦めていませんか。痛み止めはあくまで時間を稼ぐ手段。その方の生活や目標に合わせた根本的な治療を地道に続ければ、痛みは軽くできると考えています。当院は治療・リハビリの選択肢が豊富で、幅広い症状に対応可能です。他院で変化を感じられなかった方こそ、身近なかかりつけ医としてお手伝いします。
体外衝撃波治療は、現在のところ多くの適応疾患で自費診療(保険適用外)となり、費用は全額自己負担です。効果の現れ方には個人差があり、施術中・施術後に痛みや内出血などが生じることがあります。詳細は「体外衝撃波治療のデメリット」「治療中・治療後の痛みや副作用について」をご確認ください。
体外衝撃波治療(拡散型圧力波治療)とは?

体外衝撃波治療は、患部の体表から低出力の圧力波を照射することで、炎症を和らげ、組織の修復を促す治療法です。
「衝撃波」という言葉から危険なイメージを持たれる方もいますが、放射線とは異なり、物理的な圧力を利用するものです。人体に蓄積するリスクはありません。もともとは尿路結石を体外から破砕する医療技術として開発されました。その後、出力を大幅に下げた設定で整形外科領域への応用が進みました。
ヨーロッパを中心とする海外では、腱・靱帯障害への有効性が数多く報告されており、現在も研究が積み重ねられています。国内の整形外科で実施している施設はまだ限られており、比較的新しい選択肢のひとつといえます。
衝撃波が痛みの根本に働く仕組み
衝撃波が患部に届くと、一時的に組織へ微細な刺激が加わります。この刺激が「修復シグナル」として働き、血流の改善や成長因子の分泌を促します。
慢性的な腱障害では、組織への血流が乏しく、自然回復が起こりにくい状態が続いています。衝撃波はあえてその部位に物理的な刺激を与えることで、停滞していた修復プロセスを再起動させる仕組みです。
また、痛みを伝える神経終末への作用によって、疼痛を感じにくくする効果も報告されています。組織修復と疼痛抑制の両面から、慢性疼痛へのアプローチが期待されています。
衝撃波、拡散型(ラジアル型)と集束型の違い

体外衝撃波には「集束型」と「拡散型(ラジアル型)」の2種類があります。それぞれのエネルギー特性や治療範囲が異なるため、症状や部位によって使い分けが行われます。
| 項目 | 集束型 | 拡散型(ラジアル型) |
|---|---|---|
| エネルギーの広がり | 一点に集中 | 放射状に拡散 |
| 治療深度 | 深部まで届く | 比較的浅い(皮下〜数cm) |
| 適した病態 | 深部の石灰沈着・骨病変など | 広範囲の腱・筋膜障害など |
| 痛みの感じやすさ | やや強い | 比較的マイルド |
| 導入コスト | 高額(大型装置) | 比較的リーズナブル |
当院では拡散型(ラジアル型)を採用しています。広範囲に圧力波が届くため、テニス肘・足底筋膜炎・アキレス腱炎などの腱付着部障害に適しています。
こんな症状・疾患に対応しています
体外衝撃波治療は、以下のようなお悩みをお持ちの方に特に適しています。
こんな方に適しています
- ぎっくり腰や慢性の肩こり、梨状筋症候群でお悩みの方
- 親指のCM関節、変形性膝関節症などの関節疾患がある方
- 手指まで含めた関節拘縮がある方
- なるべく短期間で痛みをやわらげたい方
- 慢性的な痛みが続き、日常動作や仕事に支障が出ている方
- テニスやランニングなどスポーツによる肘・膝・足の痛みがある方
- 手術は避けたい、身体への負担を抑えた治療を希望している方
梨状筋症候群
梨状筋症候群は、骨盤深部にある梨状筋が坐骨神経を圧迫・刺激し、臀部から太もも・ふくらはぎにかけて痛みやしびれが広がる疾患です。長時間のデスクワークやランニング・自転車による過負荷が誘因となりやすく、腰椎椎間板ヘルニアと症状が似ているため見逃されやすい一面もあります。
安静や薬物療法だけでは筋の緊張が解消しにくい慢性例に対して、体外衝撃波が有効な選択肢となることがあります。梨状筋への圧力波照射によって局所の血流を改善し、慢性的な筋緊張の緩和が期待できます。坐骨神経痛様の症状がなかなか改善しない場合は、一度ご相談ください。
ぎっくり腰や慢性の肩こり
急性腰痛(ぎっくり腰)の急性期には安静が基本です。一方、繰り返す慢性腰痛や長期にわたる肩こりでは、筋肉・筋膜への血流低下が痛みの背景にあることがあります。体外衝撃波は筋筋膜への圧力波照射によって血流を改善し、慢性的な筋緊張や痛みのサイクルを断ち切る効果が期待されます。
マッサージ・湿布・消炎鎮痛薬でなかなか改善しない慢性腰痛や肩こりに対して、異なるアプローチとして組み合わせられます。長く痛みと付き合ってきた方も、ぜひ一度ご相談ください。
関節疾患・関節拘縮
関節周囲の軟部組織の炎症や線維化によって関節の動きが制限される「関節拘縮」にも、体外衝撃波が活用されています。肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)における可動域制限や、骨折後のリハビリ中の拘縮改善が代表的な適応例です。
衝撃波の刺激が組織の柔軟性回復を促し、痛みで動かせなかった関節が少しずつ動きやすくなるケースがあります。理学療法士によるリハビリテーションと組み合わせることで、可動域の改善と再発予防を同時に目指せます。
テニス肘・ゴルフ肘(上腕骨外側・内側上顆炎)
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、手首を反らす動作の繰り返しによって、肘の外側に付着する腱に微細な損傷が積み重なる疾患です。ゴルフ肘(内側上顆炎)は、逆に肘の内側が痛みます。
いずれも安静や湿布では改善しにくく、半年以上痛みが続く慢性例が少なくありません。体外衝撃波は腱付着部への直接アプローチが可能であり、慢性化した腱障害において組織修復の促進と痛みの軽減が期待できます。スポーツや日常動作で酷使しやすい部位だけに、早期回復へのサポートとして有効な選択肢です。
足底筋膜炎
足底筋膜炎の特徴的な症状は、朝ベッドから降りたときの第一歩の踵の痛みです。歩き出して少し経つと和らぐこともありますが、長時間の立ち仕事や歩行後に再び強くなります。
炎症が繰り返されることで組織の変性が進み、安静にしても回復しにくい慢性状態に移行しやすい疾患です。体外衝撃波は、慢性化した足底腱膜付着部への血流改善と修復促進を通じて、痛みのサイクルを断ち切ることが期待されます。注射での一時的な痛み止めに頼るだけでなく、根本的な組織改善を目指したい方に適しています。
肩石灰性腱炎
肩石灰性腱炎は、腱板(回旋筋腱板)の中にカルシウムが沈着することで、突然の激しい肩の痛みや可動域制限を引き起こす疾患です。夜間に痛みが強まり、眠れないほどの急性発作を経験される方もいます。
石灰の大きさや性状によって症状は異なりますが、沈着が慢性化すると通常の消炎鎮痛治療だけでは改善しないことがあります。体外衝撃波は石灰に直接圧力波を当てることで、石灰の分散・吸収を促す効果が期待でき、国際衝撃波治療学会(ISMST)でも標準的な適応症のひとつに挙げられています。
膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)・アキレス腱炎
膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)は、ジャンプや着地を繰り返すバスケットボール・バレーボールなどで生じやすい膝の障害です。膝蓋骨の下の腱が繰り返しのストレスで傷つき、慢性的な痛みが残ります。
アキレス腱炎は、踵骨への付着部や腱の中央部に炎症が起きる疾患で、ランニング愛好家やトライアスリートに多く見られます。どちらも腱の血流が低下した慢性状態に陥りやすく、体外衝撃波による組織修復の促進と痛みの軽減が有望な選択肢とされています。スポーツ復帰を目指す方にとって、早期からの適切な介入が重要です。
国際衝撃波治療学会(ISMST)での標準的な適応症とされているもの

国際衝撃波治療学会(ISMST)は、体外衝撃波治療の標準的な適応症として以下の疾患を提示しています。また、骨・軟骨に関する病変への適応も報告されており、以下が含まれます。
標準的な適応症(腱・筋膜)
- 肩石灰沈着性腱炎
- 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
- 大転子疼痛症候群
- 膝蓋腱炎
- アキレス腱炎
- 足底腱膜炎
標準的な適応症(骨・軟骨)
- 骨折遷延治癒・偽関節
- 疲労骨折
- 関節障害のない無腐性骨壊死
- 関節軟骨欠損を伴わない離断性骨軟骨炎
- 創傷治癒遅延
詳細については国際衝撃波治療学会の公式情報もご参照ください。
体外衝撃波治療のメリット
体外衝撃波治療には、従来の保存療法や手術と比べていくつかの優れた点があります。
Merit
手術不要・身体への負担が少ない
体外衝撃波治療は皮膚の上から圧力波を当てるだけで、切開・注射・麻酔は一切必要ありません。施術は1回あたり5分程度で終了し、処置後に安静や入院が必要なケースも基本的にありません。
身体への直接的な侵襲がないため、手術に抵抗を感じている方や、体力的な負担を避けたい方にも受けやすい治療です。通院しながら仕事や家事を継続できる点が、多くの方に支持されています。
他の保存療法と組み合わせられる
体外衝撃波は、現在行っている治療を中断せずに組み合わせられます。消炎鎮痛薬・湿布・ステロイド注射といった保存療法と同時期に実施が可能です。
リハビリテーションとの併用も推奨されており、衝撃波で組織の修復環境を整えながら、理学療法士によるストレッチや筋力強化を加えることで相乗効果が期待できます。一つの方法に頼るのではなく、複数のアプローチを組み合わせて回復を後押しします。
スポーツ早期復帰を目指せる
スポーツによる慢性腱障害は、安静にするだけでは根本的な改善が難しいことがあります。体外衝撃波は組織修復を積極的に促すため、競技復帰までの期間短縮をサポートする手段として活用されています。趣味のスポーツを再び楽しみたい方にも、ぜひご相談ください。
体外衝撃波治療のデメリット
体外衝撃波治療には、事前に把握しておきたいデメリットもあります。
Demerit
保険適用外(自費診療)のため、費用の負担がある
現時点では多くの適応疾患で健康保険が使えず、全額自己負担となります。
施術中・施術直後に痛みを感じることがある
圧力波の刺激で、照射中にジンジンとした感覚や痛みが生じることがあります。出力は調整可能ですが、痛みに敏感な方は事前にお申し出ください。
複数回の通院が必要
1回の施術で完結するわけではなく、一般的に3〜6回程度の治療が推奨されています。
効果の現れ方には個人差がある
症状の程度・罹患期間・体質により、改善のスピードや程度は異なります。全ての方に同様の効果が保証されるものではありません。
治療中・治療後の痛みや副作用について
施術中は、圧力波の刺激によりジンジンとした感覚や軽い痛みを感じることがあります。出力は患者さんの状態に合わせて調整しますが、低出力でも痛みが強い場合は治療の継続が難しくなることもあります。
体外衝撃波治療は一般的に副作用が少ないとされていますが、まれに以下の症状が生じることがあります。
まれに生じる症状
- 腫れ・むくみ
- 内出血
- 施術中または施術後の痛みの増強
- 皮膚の発赤
- 湿疹・皮膚の反応
- 感覚の異常(一時的なしびれなど)
これらの症状は、多くの場合、数時間から数日以内に自然に消退します。症状が長引く・強くなるといった場合は、早めにご連絡ください。
治療の流れ
初診から施術、その後のリハビリまで、一貫した流れでサポートします。以下に治療の進め方をご説明します。
初診・問診・画像検査
初診では、整形外科専門医が問診と身体診察を行い、症状の原因を確認します。レントゲンや超音波(エコー)検査で患部の状態を評価し、体外衝撃波治療が適応かどうかを判断します。他の疾患が疑われる場合は、まずその治療を優先することもあります。
施術(1回5分)
施術は1回あたり5分程度です。患部にジェルを塗布し、ハンドピースを当てて圧力波を照射します。照射中はジンジンとした振動感や、軽い痛みを感じることがあります。
治療は週1回を基本とし、3〜6回を1クールとして効果を評価します。施術後は特別な安静は不要で、当日から通常の生活が送れます。
リハビリとの組み合わせ
当院では、体外衝撃波の施術後に理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせることを推奨しています。衝撃波で組織の修復環境が整ったタイミングで、ストレッチや筋力トレーニングを加えることで治療効果の底上げが期待できます。
痛みの原因となる動作習慣や筋のアンバランスを改善することで、再発しにくい状態を目指します。スポーツ復帰を目標としている方には、競技種目に合わせた動作指導も行っています。
費用・回数の目安
体外衝撃波治療は、当院では保険診療ではなく全例自費診療となります。
| メニュー | 料金(税込) |
|---|---|
| 体外衝撃波治療 初回お試し | 1,500円 |
| 通常 | 3,000円 |
当院の体外衝撃波治療の特徴
当院の体外衝撃波治療は、専門医による適応評価と、リハビリテーションとの連携を重視しています。神保町という立地を活かし、通院しやすい環境で継続的な治療をサポートします。
整形外科専門医が判断する適応評価
体外衝撃波治療は、どのような症状にも一律に効果が得られるわけではありません。適切な効果を得るためには、まず症状の原因を正確に診断することが前提となります。
当院では整形外科専門医が問診・画像検査・身体所見をもとに、体外衝撃波治療の適応を丁寧に評価します。他に優先すべき治療がある場合や、適応外と判断される場合には、その旨を正直にご説明します。
PT(理学療法士)・リハビリとのセット治療で相乗効果
体外衝撃波は単独でも一定の効果が期待できますが、理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせることで、さらに高い改善効果が報告されています。
衝撃波によって局所の血流が改善し、修復が進みやすい状態になったタイミングで、筋力訓練・柔軟性向上・動作改善を行うことが有効です。当院では、施術後にそのままリハビリに移行できる体制を整えています。痛みの軽減だけでなく、再発予防まで見据えた治療プランを個別に提案します。
よくある質問(FAQ)
患者さんからよくいただくご質問をまとめました。受診前の疑問解消にご活用ください。
Q 保険は使えますか?
現在のところ、多くの適応疾患で体外衝撃波治療は自費診療(保険適用外)となります。疾患の種類や治療状況によっては保険適用となる場合もありますが、詳細は診察時に医師よりご説明します。費用については事前にご確認いただけるよう丁寧にご案内します。
Q 施術中に痛みはありますか?
施術中は、圧力波の刺激でジンジンとした感覚や、軽い痛みを感じる方が多いです。痛みの感じ方には個人差があり、出力を調整することで対応できます。我慢できないほどの強い痛みが続く場合は、すぐに担当者にお申し出ください。施術後の痛みも数日以内に落ち着くことがほとんどです。
Q 何回くらい通えば効果が出ますか?
一般的には週1回・3〜6回を1クールとして効果を評価します。ただし、症状の慢性化の程度や個人の回復力によって、効果が現れるまでの期間は異なります。数回の施術後に変化を感じる方もいれば、クール終了後に徐々に改善を実感される方もいます。
Q どんな人に向いている治療ですか?
慢性的な腱障害をお持ちの方、湿布・消炎鎮痛薬・ステロイド注射といった保存療法を続けても改善が見られない方に特に適しています。手術を避けたい方や、スポーツ復帰を早期に目指したい方もご相談ください。適応かどうかは診察で判断します。
慢性的な痛みのお悩み、まずは診察でご相談を
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1回約5分・切開も麻酔も不要
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拡散型(ラジアル型)で腱付着部障害に対応
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整形外科専門医が適応を丁寧に評価
※体外衝撃波治療は、多くの適応疾患で自費診療(保険適用外)となります。効果の現れ方には個人差があります。
慢性的な腱の痛みは、「安静にしていれば治る」だけでは解決しないことがあります。痛みが繰り返される・保存療法を試したが効果が不十分・手術は避けたいというお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
神保町整形外科では、整形外科専門医による丁寧な診察と、体外衝撃波治療・リハビリテーションを組み合わせた個別の治療プランをご提案しています。神保町・竹橋・水道橋方面からのアクセスも良好です。まずは診察でお気軽にご相談ください。
神保町整形外科 院長/医学博士 日本整形外科学会専門医/脊椎脊髄病医/運動器リハビリテーション医/再生医療認定医
板倉 剛
平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事