体外衝撃波治療(ESWT)とは何か?足底腱膜炎との関係は?

体外衝撃波治療(ESWT:Extracorporeal Shock Wave Therapy)とは、皮膚を切開せずに体外から圧力波を照射し、慢性的な痛みの緩和と組織修復を促す治療法です。もともとは腎臓結石・尿路結石の破砕治療として1980年代から用いられてきましたが、近年は整形外科領域にも応用が広がっています。 足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、かかとから指先の付け根まで伸びる腱組織が反復的な微小外傷を受けて炎症を起こす疾患です。朝の1歩目のかかとの痛みや、長時間立った後の足底の痛みが特徴的で、ランナーや立ち仕事の方に多く見られます。保存療法で約9割が改善しますが、残り1割は難治例となります(理学療法ジャーナル2023年)。 体外衝撃波治療は、こうした難治性の足底腱膜炎に対して日本国内で唯一、保険適用が認められている疾患です(2013年4月より)。それ以外の疾患は自費診療となりますが、テニス肘・アキレス腱炎・ジャンパー膝など多くの慢性腱障害にも有効性が認められています。
体外衝撃波治療の効果はどのくらい期待できるか?

平均治癒効果は60〜80%と複数の医療機関から報告されています。ただし、すべての方に同じ効果が現れるわけではなく、症状の程度・罹患期間・個人差によって治療効果や治療期間は異なります。
短期的な除痛効果のメカニズム
衝撃波を照射すると、痛みを受け取る自由神経終末が減少し、神経内の痛み伝達物質(CGRPやSubstance-P)が抑制されます。これにより、照射直後から数日以内に痛みの軽減を実感できるケースがあります。
長期的な組織修復効果のメカニズム
繰り返し照射することで、血管新生・コラーゲン産生を促す成長因子が産生されます。また、炎症の原因となるサイトカイン(MMPやILなど)の発現が抑制されることも報告されています(すみだ運動器リハビリテーションクリニック)。2〜3回の治療を繰り返すことで、これらの長期的な組織修復効果が確認されています。
足底腱膜炎への臨床的エビデンス
CiNii Research(国立情報学研究所)に掲載された症例報告(2012年)によると、難治性足底腱膜炎に対してESWTを5回実施した結果、歩行時VASスコアが治療前42mmから最終的に0mmへと改善し、15km程度のランニングが可能になったことが報告されています。複数回照射の方が1回照射より除痛効果が持続することも先行研究で示されています。
神保町整形外科の体外衝撃波治療の費用はいくらか?

神保町整形外科では、初回お試し1,500円・通常3,000円(税込)という非常にリーズナブルな価格設定で体外衝撃波治療を提供しています。一般的な自費診療施設では1回あたり約10,000〜15,000円程度かかることと比較すると、大幅に低い水準です。
他院との費用比較(自費診療)
- 神保町整形外科:初回1,500円 / 通常3,000円(拡散型圧力波)
- 一般的な自費診療施設の相場:初回9,900〜13,200円 / 2回目以降6,600円前後
- 難治性足底腱膜炎(保険適用):3割負担で約15,000円(一連の治療)
当院の価格が低い理由は、拡散型圧力波治療を採用しているためです。拡散型は集束型と比べて機器コストが低く、広い範囲に圧力波を届けられるため、慢性期の腱障害や筋肉の痛みに対して効率的にアプローチできます。
保険適用と自費診療の違い
- 保険適用:難治性足底腱膜炎のみ(医療機関を受診して保存療法を6カ月以上受けても効果がない場合)
- 自費診療:テニス肘・ゴルフ肘・アキレス腱炎・ジャンパー膝・石灰沈着性腱板炎・シンスプリントなど
拡散型体外衝撃波はすべて保険適用外となっており、施設によって費用が大きく異なります。神保町整形外科の価格設定は、千代田区・神田エリアで働くビジネスマンの方が気軽に通院できるよう、継続しやすい水準に設定されています。
どんな疾患・症状に体外衝撃波治療は適応されるか?
体外衝撃波治療は、慢性期の腱障害・腱付着部炎を中心に幅広い運動器疾患に有効です。国際整形外科体外衝撃波学会(ISMST)でも、以下の疾患が適応疾患として認められています。
足部・下肢の疾患
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎):かかとの痛み、朝の1歩目の痛み
- アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎:走行時・歩行時のアキレス腱周囲の痛み
- 膝蓋腱炎(ジャンパー膝):ジャンプ動作時の膝前面の痛み
- シンスプリント:ランニングによるすねの内側の痛み
上肢・肩の疾患
- 上腕骨外側上顆炎(テニス肘):肘の外側の痛み、物を掴む動作での痛み
- 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘):肘の内側の痛み
- 石灰沈着性腱板炎:肩の激しい痛み、腱板への石灰沈着
骨・その他の疾患
- 疲労骨折・偽関節:骨折後の治癒促進
- 離断性骨軟骨炎(早期):関節軟骨の損傷
いずれも整形外科専門医による診察のうえ、適応を判断します。すべての方に同じ効果が期待できるわけではないため、まずは受診してご相談ください。
神保町整形外科で使用する機器はどんなものか?
当院ではスイスEMS社製「Swiss DolorClast SYSTEM RADIAL」を使用しています。EMS社はスイスに本社を置く医療機器メーカーで、体外衝撃波治療機器の分野で世界的に高い評価を受けているメーカーです。 Swiss DolorClast SYSTEM RADIALは拡散型圧力波(ラジアル型)を採用しており、皮膚表面から広い範囲に圧力波を届けることができます。集束型と比較して浅い部位の腱・筋肉・軟部組織への治療に適しており、足底腱膜炎・テニス肘・アキレス腱炎などの慢性腱障害に対して特に有効です。
- 非侵襲的:皮膚を切開しないため感染リスクがない
- 外来通院:治療後すぐに歩行・帰宅が可能
- 麻酔不要:局所麻酔なしで治療を受けられる
- 短時間:1回の照射時間は約10〜20分程度
治療の適応・効果・回数については、整形外科専門医である院長・板倉剛が診察のうえ判断します。自己判断での受診ではなく、必ず医師の診察を経て治療方針を決定します。
体外衝撃波治療の副作用やリスクはあるか?
体外衝撃波治療は基本的に副作用が少なく、安全性の高い治療法です。ただし、稀に以下の症状が起こる可能性があります(すみだ運動器リハビリテーションクリニック)。
- 腫れ・発赤:照射部位の一時的な腫れや赤み
- 内出血:皮下出血が生じることがある
- 治療中・治療後の痛み:照射中に「ツンツン」とした痛みを感じることがある
- 感覚異常:稀に神経障害様の感覚異常が生じることがある
これらの症状はいずれも数時間〜数日で自然に治まることがほとんどです。傷跡は残らず、バイ菌感染のリスクもありません。治療後は通常の日常生活・歩行が可能で、入院の必要もありません。
体外衝撃波治療が受けられない場合(禁忌)
- 照射部位に悪性腫瘍がある場合
- 血液凝固障害・抗凝固薬を服用中の場合
- 妊娠中の場合
- 照射部位に感染症・皮膚疾患がある場合
- ペースメーカーを装着している場合(照射部位による)
上記に該当する場合は治療を受けられないことがあります。事前の診察で医師が確認しますので、服用中の薬や既往歴を必ずお伝えください。
神保町整形外科での治療の流れと通院回数は?

体外衝撃波治療は一般的に週1回・3回を1クールとして行います。2〜3回の繰り返し治療で効果が確認されており、十分な効果が得られれば2回以下で終了することもあります。
治療の流れ(ステップ)
- 初診・診察:整形外科専門医が問診・触診・画像検査(レントゲン等)を行い、体外衝撃波治療の適応を判断します
- 患部の特定:痛みのある部位を確認し、照射箇所を決定します
- 照射:ジェルを塗布してアプリケーターを当て、圧力波を照射します(約10〜20分)
- 治療後の確認:症状の変化を確認し、次回の治療日程を調整します
- インターバル:組織修復のため1〜2週間の間隔を空けて次回照射を行います
神保町整形外科は平日18時30分まで診療しているため、千代田区・神田エリアで働くビジネスマンの方もお仕事帰りに無理なく通院できます。神保町駅A7出口より徒歩2分という立地の利便性も、継続通院をサポートします。
足底腱膜炎の保存療法と体外衝撃波治療、どちらを選ぶべきか?
まず保存療法を試み、6カ月以上改善しない難治例に体外衝撃波治療が推奨されます。足底腱膜炎の治療の第一選択は保存療法であり、インソール・ヒールカップなどの装具使用、コルチコステロイド局所注射、リハビリテーションが行われます。
- 保存療法(第一選択):インソール・ストレッチ・湿布・注射など。約9割の患者で症状が改善
- 体外衝撃波治療(第二選択):保存療法で改善しない難治例・慢性期の腱障害に有効。手術の前段階の選択肢として注目
- 手術(最終手段):上記の治療でも改善しない場合に検討
体外衝撃波治療は手術と比べて体への負担が格段に少なく、外来通院で受けられるため、仕事を休まずに治療を続けられる点が大きなメリットです。「注射や手術はできれば避けたい」という方に特に適した選択肢です。 神保町整形外科では、整形外科専門医・板倉剛が診察のうえ、体外衝撃波治療の適応を丁寧に判断します。初回お試し1,500円から受けられるため、まずはお気軽にご相談ください。神保町駅A7出口より徒歩2分、平日18時30分まで診療しています。
よくある質問
Q 足底腱膜炎の体外衝撃波治療は保険が使えますか?
難治性足底腱膜炎のみ保険適用となり、3割負担で約15,000円です。ただし、保存療法を6カ月以上受けても改善しない場合が条件となります。拡散型圧力波はすべて保険適用外(自費診療)です。
Q 体外衝撃波治療は何回受ければ効果が出ますか?
一般的に週1回・3回を1クールとして行い、2〜3回で効果が確認されます。個人差があり、十分な効果が得られれば2回以下で終了することもあります。
Q 治療中は痛みがありますか?
照射中に「ツンツン」とした痛みを感じることがありますが、我慢できる範囲で出力を調整します。麻酔は不要で、治療後すぐに歩いて帰宅できます。
Q 神保町整形外科の体外衝撃波治療の費用はいくらですか?
初回お試し1,500円、通常3,000円(税込)です。一般的な施設の約10,000〜15,000円と比較して大幅に低い価格設定で、継続しやすい環境を整えています。
Q テニス肘やゴルフ肘にも体外衝撃波治療は効きますか?
はい、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)・ゴルフ肘(内側上顆炎)は体外衝撃波治療の適応疾患です。ただし自費診療となります。整形外科専門医が診察のうえ適応を判断します。
Q 体外衝撃波治療後、すぐにスポーツはできますか?
治療後は基本的に日常生活・歩行が可能で、一般的にスポーツも行えます。ただし、照射直後は患部に負荷をかけすぎないよう注意が必要です。担当医の指示に従ってください。
Q 拡散型と集束型の体外衝撃波、どちらが効果的ですか?
拡散型は浅い部位の広い範囲に、集束型は深部の局所に高エネルギーを届けるのが特徴です。足底腱膜炎・テニス肘・アキレス腱炎など慢性腱障害には拡散型も有効です。当院では拡散型(Swiss DolorClast)を使用しています。
Q 何カ月も続くかかとの痛みは体外衝撃波で改善しますか?
慢性期(数カ月以上続く)の足底腱膜炎は体外衝撃波治療の良い適応です。平均治癒効果60〜80%と報告されており、保存療法で改善しない難治例に特に有効です。
Q 神保町整形外科はどこにありますか?アクセスは?
東京都千代田区神田神保町にあり、東京メトロ・都営地下鉄「神保町」駅A7出口より徒歩2分です。平日18時30分まで診療しており、仕事帰りにも通院しやすい環境です。
Q 体外衝撃波治療に向いていない人はいますか?
悪性腫瘍・血液凝固障害・妊娠中・ペースメーカー装着中の方などは受けられない場合があります。服用中の薬や既往歴を事前に医師へお伝えください。
神保町整形外科にご相談ください
整形外科専門医が診察・検査で状態を確認し、リハビリを含めた治療方針をご提案します。神保町駅A7出口より徒歩2分、平日18:30まで診療しています(東京都千代田区神田神保町)。
神保町整形外科 院長
板倉 剛
平成18年3月東海大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局 慶應大学病院、静岡赤十字病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、台東区立台東病院、 竹川病院、石川島記念病院、古河総合病院勤務を経て平成29年4月神保町整形外科を開院 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程で脊髄再生に関する基礎研究に従事
資格・所属学会:医学博士、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、再生医療認定医、身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)、所属学会、日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会、日本脊髄障害医学会、日本再生医療学会
本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。