拡散型圧力波治療（体外衝撃波治療）について
拡散型圧力波治療は、体外から照射する圧力波を利用した治療法で、圧力波の物理的刺激が組織に働きかけることで、生体反応を引き出す可能性があるとされています。
欧米を中心に普及が進んでおり、慢性的な痛みの緩和や組織の修復を促すことが期待されている治療法です。
痛みの軽減やコンディショニング目的で使用されることもあり、慢性期の運動器疾患への応用が広がってきています。
欧米を中心に普及が進んでおり、慢性的な痛みの緩和や組織の修復を促すことが期待されている治療法です。
痛みの軽減やコンディショニング目的で使用されることもあり、慢性期の運動器疾患への応用が広がってきています。
対象となることが多い症例例（※個人差があります）
- 上腕骨外側上顆炎（テニス肘）
- 上腕骨内側上顆炎（ゴルフ肘）
- 石灰沈着性腱板炎
- 肩インピンジメント症候群
- 膝蓋腱炎（ジャンパー膝）
- オスグッド・シュラッター病
- 脛骨過労性骨膜炎（シンスプリント）
- アキレス腱炎／アキレス腱付着部炎
- 足底腱膜炎
- 大転子疼痛症候群
- 筋コンディショニング目的 など
- 治療の適応や効果は症状や体質により異なります。医師の判断のもと行います。
拡散型圧力波治療の特徴
低侵襲な選択肢の一つ
皮膚を切開せず、体外から照射する非侵襲的な治療法であり、注射や手術といった選択肢の前段階として注目されることがあります。
比較的少ない痛み
治療中に軽度の痛みや不快感を生じる方もいらっしゃいますが、注射や外科的治療に比べると比較的軽度であるとされています。
短期的な通院による施術が可能
当院では理学療法の一環として保険適用で実施しています。※保険の適用条件等は個別にご相談ください。
治療効果について
治療直後から変化を感じる方もいれば、数週間～数か月かけて徐々に改善が見られるケースもあります。
ただし、すべての方に効果が見られるわけではなく、効果の現れ方には個人差があります。
ただし、すべての方に効果が見られるわけではなく、効果の現れ方には個人差があります。
安全性と副作用について
欧米をはじめとした導入実績の中では、重篤な副作用の報告は非常に少ないとされています。
一時的に以下のような症状がみられることがあります。
一時的に以下のような症状がみられることがあります。
- 鈍痛、筋肉痛
- 腫れや赤み
- 軽度の皮下出血 など
これらは通常、時間とともに軽快する一過性の反応であることが多いとされています。
使用機器について
当院では、スイス EMS 社製の SWISS DOLARCLAST® Smart20 （販売名：EMS SWISS DOLORCLAST システム） を使用しております。
医療機関向けに設計された装置で、世界的にも使用実績のある拡散型圧力波治療装置の一つです。
医療機関向けに設計された装置で、世界的にも使用実績のある拡散型圧力波治療装置の一つです。
ご注意事項
- 効果の感じ方には個人差があります。
- 適応は医師が診察のうえ判断いたします。
- ご不明点がある場合は、事前に医師やスタッフにご相談ください。
費用
当院では保険診療ではなく全例自費診療となります。
| 初回お試し | 1,500円 |
|---|---|
| 通常 | 3,300円 |
